ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

2つの緯度経度

2010年09月13日 21時04分57秒 | その他
先日、日本上空をカバーする「みちびき」が
打ち上げられた。
その関連というわけではないが最近気づいた事がある。

それは緯度経度の表示が複数あるということ。

私の所持するカーナビの緯度経度と
パソコン地形図サービス「ウォッちず」の緯度経度が違うのだ。

いろいろ調べていると
どうやら緯度経度の表示には
「日本測地系」というものと「世界測地系」というものがあるらしい。
現在世界で採用されているのが
「世界測地系」で日本でも平成14年4月から採用している。
従って、国土地理院の地図は「世界測地系」の表示となっている

私の所持するカーナビは「日本測地系」で表示されているようだ。
2009年製なのに何故だ?
世界測地系に移行したのだから「世界測地系」で表示すれば
いいと思うのですが・・・?

私の地元、埼玉県川越市、川越駅西口を
カーナビに表示させるとこうなる

N 35 54 13
E 139 29 08

ところがウオッちずに表示させるとこうなる

N 35 54 25
E 139 28 56

分秒が微妙に違いますね。

そこで、カーナビで表示された緯度経度を
Web版TKY2JGD というサイトで
日本測地系から世界測地系に変換してみます。

北緯 35°54′24.52987″
東経 139°28′56.41687″

ウォッちずの表示結果に近いことがわかり
カーナビの表示が「日本測地系」表示であると確認されました。

無線関係ではQSLカードに送信アンテナ位置を示すとき
緯度経度を表示することがあります。
なので、緯度経度がどちらの表示で書かれているのかは
重要です。
平成14年から「世界測地系」を採用しているからには
べリカードに書く緯度経度も「世界測地系」のほうが
好ましいと思われますね。

以上、今日はGPSや緯度経度の話をしました。

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