こちらの方が後になりましたが、
「技研公開」からの話題。
次世代放送の送出技術より。
スーパーハイビジョンの地上放送を
目標としているので、その技術を紹介していましいた。
次世代の動画圧縮は「HEVC」という形式が使われるのでしょうか?
この形式のデコーダー(復号表示装置)が展示されていました。
説明によれば「HEVC」形式は「AVC/H.264」形式の2倍の
圧縮を目指しているようです。
しかし、高圧縮であっても大量のデジタル信号を伝送することに
変わりありません。どうやって電波に乗せるのか?
その技術が「MIMO」というやつで、
水平・垂直の両偏波を利用します。
さらにUHFチャンネル2つ分の周波数域も利用します
すると見かけ上は6MHz×2(ch分)×2(水平・垂直偏波)で
24MHz分得られることになります。
これが水平・垂直偏波を同時に受信するクロス八木。
もし、この方式の地上放送が実用化したら
現在の八木ANTからクロス八木ANTが屋根に並ぶ可能性も
当然あり得ます(十何年か先のことですが)。
ちなみに変調方式は4096QAMと説明ボードにありました。
現在、技研の屋上にこの両偏波を出す送信アンテナが設置
されているそうなので探してみた。
これですが、カバーがかかっているため
アンテナの形状が確認できませんでした。
残念でした。来年の技研公開で忘れていなければ質問してみるか。
「技研公開」からの話題。
次世代放送の送出技術より。
スーパーハイビジョンの地上放送を
目標としているので、その技術を紹介していましいた。
次世代の動画圧縮は「HEVC」という形式が使われるのでしょうか?
この形式のデコーダー(復号表示装置)が展示されていました。
説明によれば「HEVC」形式は「AVC/H.264」形式の2倍の
圧縮を目指しているようです。
しかし、高圧縮であっても大量のデジタル信号を伝送することに
変わりありません。どうやって電波に乗せるのか?
その技術が「MIMO」というやつで、
水平・垂直の両偏波を利用します。
さらにUHFチャンネル2つ分の周波数域も利用します
すると見かけ上は6MHz×2(ch分)×2(水平・垂直偏波)で
24MHz分得られることになります。
これが水平・垂直偏波を同時に受信するクロス八木。
もし、この方式の地上放送が実用化したら
現在の八木ANTからクロス八木ANTが屋根に並ぶ可能性も
当然あり得ます(十何年か先のことですが)。
ちなみに変調方式は4096QAMと説明ボードにありました。
現在、技研の屋上にこの両偏波を出す送信アンテナが設置
されているそうなので探してみた。
これですが、カバーがかかっているため
アンテナの形状が確認できませんでした。
残念でした。来年の技研公開で忘れていなければ質問してみるか。
某掲示板の情報によると
現在のテレ朝のCLに昔のジョイナスを合わせると
シンクロ率が高いとのことで
早速作ってみました。
現在のテレ朝のCLに昔のジョイナスを合わせると
シンクロ率が高いとのことで
早速作ってみました。
こちらも「放送技術」6月号から。
スカイツリーの天カメについて。
NHKでは天望デッキ(第一展望台)屋上に
3台設置されているようです。
120度ずつのカバーで3台で360度のカバー
ということらしい(人工衛星通信もそうですね)。
カメラ1は都心方面、カメラ2は隅田川・荒川の北東方面
カメラ3は錦糸町・豊洲の南方面をそれぞれカバーしているそうです。
耐風速は90m/s、落下防止基準(独自基準)は110m/sまでということです。
そのほか耐震対策、落雷対策も当然されている。
スカイツリーの天カメについて。
NHKでは天望デッキ(第一展望台)屋上に
3台設置されているようです。
120度ずつのカバーで3台で360度のカバー
ということらしい(人工衛星通信もそうですね)。
カメラ1は都心方面、カメラ2は隅田川・荒川の北東方面
カメラ3は錦糸町・豊洲の南方面をそれぞれカバーしているそうです。
耐風速は90m/s、落下防止基準(独自基準)は110m/sまでということです。
そのほか耐震対策、落雷対策も当然されている。
北関東2県のNHK県域放送開始についても記事になっている。
ネットワーク識別IDについてだが、
「関東広域」から「前橋」「宇都宮」に変更すると
多くの受信機で初期スキャンが必要になることが判明し
県域放送開始時の混乱を避けるため
あえて「関東広域」のままになっているとの事。
(ARIBの定める送出運用規定の例外運用)
現在、ネットワーク識別IDの切り替えに自動追従できるように
ダウンロードによる受信機のソフトウエア修正が進められるらしい。
その進捗を見ながら、かつ、東京タワーから東京スカイツリーに
移行される時期の輻輳を避けるタイミングでネットワーク識別ID
を変更することを検討中のようです。
同じNHKの放送でもG(総合)とE(教育)のネットワーク中継が異なっており
Gの放送は放送センターから芝送りの分岐信号を光回線で
各放送会館(前橋・宇都宮)に伝送し、放送会館からSTLで
榛名と宇都宮タワーの親局に送っている。
Eの放送は菖蒲久喜などの固定局を経由した中継となっている。
なので、菖蒲久喜などの固定局はNHKの放送でもETVしか中継して
いなかったのですね・・・。
ネットワーク識別IDについてだが、
「関東広域」から「前橋」「宇都宮」に変更すると
多くの受信機で初期スキャンが必要になることが判明し
県域放送開始時の混乱を避けるため
あえて「関東広域」のままになっているとの事。
(ARIBの定める送出運用規定の例外運用)
現在、ネットワーク識別IDの切り替えに自動追従できるように
ダウンロードによる受信機のソフトウエア修正が進められるらしい。
その進捗を見ながら、かつ、東京タワーから東京スカイツリーに
移行される時期の輻輳を避けるタイミングでネットワーク識別ID
を変更することを検討中のようです。
同じNHKの放送でもG(総合)とE(教育)のネットワーク中継が異なっており
Gの放送は放送センターから芝送りの分岐信号を光回線で
各放送会館(前橋・宇都宮)に伝送し、放送会館からSTLで
榛名と宇都宮タワーの親局に送っている。
Eの放送は菖蒲久喜などの固定局を経由した中継となっている。
なので、菖蒲久喜などの固定局はNHKの放送でもETVしか中継して
いなかったのですね・・・。
技研公開2012についてはまた後日にします。
「放送技術6月号」はスカイツリーの設備について
少し触れています(墨田FPU基地及びNHK-FM送信設備)
先日までは「無線局等情報検索」では
更新日が4月21日までのものしか検索できませんでしたので
4月23日にスカイツリーで本放送開始したFMの情報は
まだ出ていませんでした。
技研公開では最後に「地デジ受信相談コーナー」が
設けられており、スカイツリーについても触れていました。
それによると、NHK-FMも7kwということが判明。
さらに放送技術6月号にてNHK-FMの出力は
7kwということが確認できました。
だが、念のため先ほど「無線局等情報検索」を見てみると
本日更新され、5月5日現在の免許情報を見る事ができる。
免許情報からわかったことは
NHK・J-WAVEともに東京タワーは予備送信所として残ります。
以前出力である、10kw・ERP44kwはNHKが残し、
J-waveは1kw・ERP960wとなるようです。
さて、放送技術6月号で、スカイツリーのFM送信アンテナの
面数がわかりました。9面のようです。
「2L双ループアンテナ9面4段」ということです。
また、送信指向性についても西に指向性があることが判明。
「放送技術」の文によれば、隣接県への飛び出しに配慮して
西以外の方向を抑制し、西は受信環境改善のため指向性がある
とのことである。
「放送技術6月号」はスカイツリーの設備について
少し触れています(墨田FPU基地及びNHK-FM送信設備)
先日までは「無線局等情報検索」では
更新日が4月21日までのものしか検索できませんでしたので
4月23日にスカイツリーで本放送開始したFMの情報は
まだ出ていませんでした。
技研公開では最後に「地デジ受信相談コーナー」が
設けられており、スカイツリーについても触れていました。
それによると、NHK-FMも7kwということが判明。
さらに放送技術6月号にてNHK-FMの出力は
7kwということが確認できました。
だが、念のため先ほど「無線局等情報検索」を見てみると
本日更新され、5月5日現在の免許情報を見る事ができる。
免許情報からわかったことは
NHK・J-WAVEともに東京タワーは予備送信所として残ります。
以前出力である、10kw・ERP44kwはNHKが残し、
J-waveは1kw・ERP960wとなるようです。
さて、放送技術6月号で、スカイツリーのFM送信アンテナの
面数がわかりました。9面のようです。
「2L双ループアンテナ9面4段」ということです。
また、送信指向性についても西に指向性があることが判明。
「放送技術」の文によれば、隣接県への飛び出しに配慮して
西以外の方向を抑制し、西は受信環境改善のため指向性がある
とのことである。
昨日はこちらに出かけていました。
世田谷にあるNHK技研です。
先週のNHK広報番組で技研公開のお知らせをしていましたので
今回も覗いてきました。
なお、昨日の新・週刊フジテレビ批評のほうでも
技研公開について触れていました。
技研公開時には小田急の「成城学園前」から
臨時直行バスがあります。
成城学園前は急行停車駅です。
直線距離で一番近いのは「祖師ヶ谷大蔵」です。
住宅街の道を覚えれば徒歩15分~20分程度ですね。
今回はハイブリッドキャストが1Fの主な展示です。
技研のスケジュール?によれば来年ごろハイブリッドキャスト、
2020年にスーパーハイビジョン、2030年に空間再生立体テレビということ。
ハイブリッドキャストのCM連動展示例では
フジテレビジョンの提案みたいなことが書いてあったな。
だから批評のほうでも取り上げていたんだな。
なお、今回の展示概要についてはいつも通りwebで見られます。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2012/html/tenji/index.html
技研公開は今日までです。
暫くブログは技研公開ネタになります。
世田谷にあるNHK技研です。
先週のNHK広報番組で技研公開のお知らせをしていましたので
今回も覗いてきました。
なお、昨日の新・週刊フジテレビ批評のほうでも
技研公開について触れていました。
技研公開時には小田急の「成城学園前」から
臨時直行バスがあります。
成城学園前は急行停車駅です。
直線距離で一番近いのは「祖師ヶ谷大蔵」です。
住宅街の道を覚えれば徒歩15分~20分程度ですね。
今回はハイブリッドキャストが1Fの主な展示です。
技研のスケジュール?によれば来年ごろハイブリッドキャスト、
2020年にスーパーハイビジョン、2030年に空間再生立体テレビということ。
ハイブリッドキャストのCM連動展示例では
フジテレビジョンの提案みたいなことが書いてあったな。
だから批評のほうでも取り上げていたんだな。
なお、今回の展示概要についてはいつも通りwebで見られます。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2012/html/tenji/index.html
技研公開は今日までです。
暫くブログは技研公開ネタになります。