今日は放送関連報道資料が結構上がっています。
まずはNHK関連
日本放送協会の「放送法第20条第2項第2号及び第3号の業務の実施基準」の変更の
認可申請に対する総務省の考え方についての意見募集
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu07_02000001.html
らじるらじる関連ですね。
さて、今日の本題は意見募集していた結果が出ていますのでそれを見ていく。
「放送を巡る諸課題に関する検討会 地域における情報流通の確保等に関する分科会」 取りまとめ及び意見募集の結果の公表
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu09_02000163.html
ケーブルテレビの将来像「ケーブルビジョン2020+」分科会
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu12_04000107.html
今回、報告書案・とりまとめ案の意見について似ている意見をまとめて
あって(主な意見のPDFがある)ツッコミを入れやすいですね。
まずはケーブルのほうから。
全体意見として大臣裁定について撤廃・見直しの意見がある。
でも、今回の報告書案を検索しましたが「裁定」なんて字は出て来ないんですけど。
総務省風に言えば、「今回の意見は今回の件と直接関係ない」気がしますけど・・・(笑)
私個人はそう思います。
分科会の考え方として裁定制度は適当としていたのが救いか。
つづいてローカル局(地域における情報流通)のとりまとめ意見
V-LOWについても支援措置をといった意見に
「放送事業者自ら地域情報流通に資する取組を期待」と
突き放した考え方。
この意見を出してる連中がFM局(たぶんJFNがらみの局かな)という・・・(笑)
FM補完放送、V-LOW共にスマートフォンへの受信機搭載が重要 という意見
まあ、ごもっとも。どの受信機能が搭載されるかで普及結果がほぼ決まるようなもの。
スマホでワンセグ視聴はたぶん現在ではほぼ当たり前ですからね。
AM波については停波を検討すべきとしているのは
AMラジオ局。国際調整等で周波数を開けられない場合、
NHKが使用するのを検討すべきと
言葉悪く言えば、なすりつけ。(笑)
AMの夜間遠距離通信特性を持ち出しAM波について慎重に という意見は
FM各局。AMのFM化について慎重に、ということなんだけど
夜間DXを持ち出したか(笑)
FM補完放送に関しては
民放局は周波数同一放送(地デジでいうSFN)のため
同期放送を促進すべしという意見に対し
NHKは周波数有効利用の面で認めつつも干渉が発生するので
技術検討を踏まえて対応すべしという慎重派
ここでも、ちょっとした対立はあるんですね。
ほんとに今回は楽しく意見を読ませてもらいました。
※今回の記事の書き方((笑)を連発)で
気分を害された方がいたら申し訳ございませんでした。