旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

由緒 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月6日(日)

2022-02-06 19:40:43 | 閑雲野鶴日記

 今日も、大雪・なだれ・低温注意報が出ていますが、真冬日であること以外はいつもの冬の天気でした。


 「毎日が記念日」。語呂合わせから企業PRまで、毎日よくあるもんだと関心というか驚きというか、最後はあきれてしまいます。
 しかし、今日の『海苔の日』の由来には驚きました。
 全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年(昭和41年)に制定したそうですが、その由来は701年(大宝元年)に制定された大宝律令において海苔が年貢として納める海産物の一つとして指定されたことに因んで、大宝律令が施行された702年(大宝2年)1月1日を新暦に換算し、2月6日を『海苔の日』としたそうです。
 たかが記念日、されど記念日。

 今夜の肴。
 「野菜と豚肉のしゃぶしゃぶ」「チーズ・ハードロールの海苔の佃煮載せ」「長芋煮・身欠き鰊・昆布巻き」「白菜のなめたけ和え」



駅弁コレクション87 「牛串弁当」(米沢駅)

2022-02-06 09:03:49 | 駅弁コレクション
【牛肉三昧】(米沢駅)
                            2022.2.6投稿

2008年(平成20年)10月12日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                      [製造元](有)松川弁当店

 サイコロ状の牛肉が焼けているカラー写真が大きく載った掛紙(スリーブ)です。


 白飯の上に、牛サイコロステーキを4切れ串刺しにした牛串が2本、タレがかけられて載っています。
 付け合わせは、紫蘇巻き味噌・牛蒡の旨煮・大根の桜漬けです。


 160グラムほどの牛肉は、甘辛く煮たかと思うほど柔らかく、特製だれと相まって冷めた御飯でも美味しく頂くことが出来ます。
 この駅弁は終売のようです。

 製造・販売の松川弁当店は、1899年(明治32年)5月、奥羽本線米沢駅開業とともに、松川弁当部として駅構内立売業をめたそうですが、当初は駅弁ではなく雑貨や自家製アイスクリームなどを販売していたと言います。
 松川弁当店と言えば、牛肉を材料に数多くの駅弁を販売していますが、現在まで100年以上販売され続けているのが『鯉弁当』(1,300円)です。
 当初は三段重ねの重箱で、じゃがいもやにんじんなどの煮つけもたくさん入った豪華な物だったそうです。


 最初の牛肉弁当は1964年(昭和39年)発売の『米沢牛肉 すきやき弁当』だったそうです。
 現在も「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」(1,300円)という駅弁には、1964年(昭和39年)当時のデザインの掛け紙を復刻させています。


 「駅弁味の陣」では、2013年(平成25年)に『米沢牛炭火焼特上カルビ弁当』が味覚賞、2014年(平成26年)に『米澤牛焼肉重松川辨當』が駅弁大将軍、2021年(令和3年)に『黒毛和牛 炭火焼 焼肉重』が南東北エリア賞を受賞しています。