旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

辛~ 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月12日(土)

2022-02-12 19:33:58 | 閑雲野鶴日記

 今日は、世界初の市販用レトルト食品「ボンカレー」を1968年に発売した日です。
 そのため「レトルトカレーの日」「ボンカレーの日」です。
 と言うことで、今日はこれを食べました。


 寒いからと言って『大辛』にしたのですが・・・辛~い!


 おまけ。
 今夜の肴。
 「柚胡椒と塩昆布のポテトサラダ・蒸し茄子の香味だれ和え・鶏唐揚げ・千切りキャベツ」「帆立稚貝の刺身」



駅弁コレクション94 「八戸小唄寿司」(八戸駅)

2022-02-12 09:04:13 | 駅弁コレクション
【八戸小唄寿司】(八戸駅)
                            2022.2.12投稿

八戸小唄寿司発売50周年記念商品
2009年(平成21年)3月7日 八戸駅で購入 価格1,300円
                       [製造元](株)吉田屋

 掛紙(パッケージ)は通常版と同じ構造のボール紙で、中身の写真を小さく載せた赤いデザイン。


 酢飯の上に、通常版にも入っている秘伝の酢に漬け込んだ鯖と紅鮭に加え、蒸しウニ・紫蘇・胡麻が入った酢飯を昆布を巻いたお寿司が新たに入ってます。




 片岡鶴太郎さんが描いたプレミアムカード付きです。


 この駅弁が発売されたのが2008年(平成20年)ですから、さかのぼること50年と言えば、1958年(昭和33年)となるのですが、製造・販売の吉田屋さんが登場する書籍等では1961年(昭和36年)発売となっています。

「日本駅弁図鑑50」(2006年 ジェネオン エンタテインメント 刊)


「あふ aff」(2017年5月号 農林水産省 刊)






 どうも、『小唄寿司』の発売は1961年(昭和36年)で間違いないようです。
 では、製造元自らが「発売50周年」の基となる「1958年(昭和33年)発売」説は、どうして生まれたのでしょうか。
『駅弁ブログ ライター望月の駅弁いい気分』
 「八戸駅「八戸小唄寿司」(1,150円)~『青森ってスゴイ!』を体感!古牧温泉「星野リゾート 青森屋」【ライター望月の駅弁膝栗毛】」の中に、「昭和33(1958)年、八戸市の若手有志5人による「八戸アイディアグループ」が考案し、「吉田屋」によって商品化され、今では八戸はもちろん、青森を代表する駅弁の1つとなっています。」という記述があります。

 それを裏付けるような吉田屋3代目社長さんの紹介記事があります。
「全国駅弁100選」(1987年 世界文化社 刊)

 これによると、1961年(昭和36年)の発売まで、「何十回という試食会を重ねた結果」とありますから、「1958年(昭和33年)から試作を初めて、1961年(昭和36年)に『駅弁』として発売した」と推察できます。
 『八戸小唄寿司』は現在も販売されています。


 製造・販売の吉田屋と言えば、1961年(昭和36年)の販売開始以来のロングセラー駅弁『八戸 小唄寿司』が有名です。
 創業は、東北本線戦線開通の翌年1892年(明治25年)。
 板前を志す函館の若者が包丁一本を携えて上京の途中、開業したばかりの尻内駅(現 八戸駅)で下車したところ。偶然、駅長の目に留まり、駅員のまかないの仕事を任されることになり、翌年にはおにぎりと漬物だけの弁当をホームで売り始めたのが「吉田屋」の始まりだそうです。
 2013年(平成25年)4月には、東京工場操業を開始しています。
また、創業者の縁もあって、新函館北斗駅舎内で「お弁当カフェ」を営業しています。