旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

『麺鉄』メニュー 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月21日(月)

2022-02-21 18:42:10 | 閑雲野鶴日記

 吹雪の朝でした。
 幸いなことの雪の量は多くはありません。
 8時20分に暴風雪警報が発表になりました。
 日中、12m/s程の風が吹いていましたが、16時20分に風雪注意報に切り替わりましたが、まだまだ風が弱まる気配はありません。


 昼前少し風が弱まったので、昨夜のBS-BS『麺鉄 ~メン食い鉄道 絶景の旅~』に登場した、野辺地駅の『駅そばパクパク』に行ってきました。
 番組の中で市川紗椰さんが食べたものと同じ『北前駅そば』と『半カレー』を注文しました。
 『北前駅そば』の特徴は、地元産の帆立とこし餡の中にクルミが入った卵形の団子『けいらん』(形状からけいらん(鶏卵)と呼ばれています。)が入っていることです。
 『けいらん』はだし汁かけて食べる郷土料理で、当地では主にお祝いの席によく出されます。
 諸説有りますが『けいらん』の元は京都の料理で、北前船によって上方文化とともに当地に伝わったと言われています。
 『半カレー』は自家製で、豚バラと玉葱にニンニク加え炒め、その後ルゥと摺りおろしりんごを入れて煮込んだ物です。


 市川紗那さんと同じように『北前駅そば』からいただきます。
 『けいらん』は途中で半分、最後に残りを食べます。
 そして、これも同じようにおつゆを少し残しておきます。


 『半カレー』を食べます。
 豚バラ・玉葱・ニンニク・摺りおろしりんごだけのカレーですが、コクと旨味のあるカレーです。
 最後におつゆもいただきます。
 紗那さんのまねをして、ちょっこと福神漬を残しました。


 おまけ。
 今夜の肴。
 「キャベツと豚肉の炒め物・胡麻牛蒡」「大根と凍り豆腐の煮物」「カボチャ煮・白菜のなめたけ和え・燻製ベーコン・鮭の塩焼き」



駅弁コレクション102 「ごもく弁当こけしのふる里」(仙台駅)

2022-02-21 10:00:32 | 駅弁コレクション
【ごもく弁当こけしのふる里】(仙台駅)
                           2022.2.21投稿

2009年(平成21年)8月1日 仙台駅で購入 価格800円
                      [製造元](株)こばやし

 掛紙がなく透明なビニル袋入りで販売されていました。
 安定感を持たせるように台紙が敷かれています。


 台紙には宮城県のこけしについての紹介が書かれています。


 白飯の上に、山クラゲ・椎茸煮・笹かまぼこ・花人参・帆立煮・筍煮・コンニャク煮・がんも煮・鶏の照り焼き・卵焼き・酢れんこん・かぶ漬けが載っています。


 『ごもく弁当』だけあって、御飯の上に沢山のおかずが載っています。
 掛紙がない・こけしを模した容器・容器は貯金箱として使えるなど話題性ある駅弁ですが、一番は販売数が少なく入手が結構難しいと言うことではなかったでしょうか。
 『東京往復普通列車の旅』復路2日目、仙台駅で列車を乗り継ぐ時に、ホーム売店で販売していたので購入しました。
 なお、陶器製の容器を使ったものも販売されていたこともあったようです。
 この駅弁はすでに終売です。

 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。