旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

「春遠からじ」と言うけれど 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)2月15日(火)

2022-02-15 18:51:30 | 閑雲野鶴日記

 「節分飾り」に代えて、「ひな飾り」にしました。


 天気予報通り、夕方から雪が降ってきました。


 今日は、「春一番」という言葉が初めて使われたことを記念した『春一番名付けの日』だそうです。
 「春一番」とは、冬の北風とは逆方向で、その年に初めて南から吹きつける強風のことで、暖かい風に春の近付きを感じさせます。
「春一番」の語源や初めて使われた由来については諸説ありますが、1963年(昭和38年)2月15日の朝日新聞朝刊に「春の突風」という記事があり、これが「春一番」という語の新聞での初出とされ、これに由来して2月15日が『春一番名付けの日』とされているそうです。
 新潟地方気象台は今日、北陸地方で春一番が吹いたと発表しました。今年全国初の発表です。
 「春遠からじ」とは言いますが、当地の春はもう少し先のようです。

 おまけ。
 今夜の肴。
 「ピリ辛身欠き鰊・鰰の飯寿司・自家製昆布の佃煮」「ひじきとさつま揚げの梅煮・大根と人参、竹輪の煮物・豆腐の厚揚げ風あんかけ・鯖みりん」



駅弁コレクション96 「明石名物 穴子弁当」(西明石駅)

2022-02-15 09:53:57 | 駅弁コレクション
【明石名物 穴子弁当】(西明石駅)
                           2022.2.15投稿

2009年(平成21年)3月8日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)淡路屋

 掛紙(パッケージ)には、イメージ写真として穴子丼が載っています。
 外観は、ピンボケ写真で失礼します。


 加熱容器に白飯め、その上に焼き穴子の切り身・錦糸玉子・三つ葉・柴漬けが載っています。
 ひもを引き8分ほど温めてから食べます。別添のタレも一緒に温まるようになっています。


 実際の見た目や内容も「弁当」ではなく「丼」ですね。
 多少穴子の骨が気になりましたが美味しく頂きました。


 製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
 駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
 かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたが、2020年(令和2年)3月現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・芦屋駅のみとなっています。
 なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。