日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

共産党都議団は女性が72%──男女平等とは機会、権利、あと責任を男女間で分かち合える環境が整った社会

2018-03-10 | 日々思うこと、考えたこと

 3月8日は国際女性デーでした。

 私が大変注目して読んだ対談がありました。

大崎麻子さんと長野智子さんの「なぜ日本のジェンダーギャップ指数はこんなに低いのか。"男女平等"の社会は男性も生きやすい?」という対談です。

とても勉強になるだけでなく、言葉もむずかしくありません。

男女格差の度合いを示す「ジェンダーギャップ指数」で、日本は世界144カ国中114位となったことの理由について、次のように示しています。

 日本の順位が低いのは、「経済」と「政治」の分野。「経済」では、男女間の賃金格差が大きい。「経済」でも「政治」でも、方針決定に関わるポジションに占める女性割合が著しく低い。

 衆議院議員の女性の比率が約10%であることに触れ、次のように書いています。

 クリティカルマスという理論がありますが、ある場で意思決定するときに、同じ属性を代表する人が3割いないと、全体の意思決定に影響を及ぼすことはできないと言われています。

 これを読み、私の職場である日本共産党都議団がものすごい場であることを改めて実感しました。

日本共産党都議団の女性議員比率は、72.2%。クリティカルマスの理論で言えば、男性議員が3割を切っているので、圧倒的に女性の意思決定が大きな影響を及ぼすことになります。

 もちろん共産党都議団では民主的な議論を尽くし、一人ひとりの議員や事務局が自由に意見表明をしています。なので、男性の意見が取り入れられにくいということはありませんが(笑)、改めてすごいことだと実感しました。

 私が強く実感しているのは、女性が暮らしやすい社会は男性も暮らしやすいということです。

 このことは、対談のタイトルにもなり、本文の中でも豊かに語られています。

 さらに「女性の活躍」についての違和感の指摘もとてもシンプルです。

 女性活躍という言葉は、ともすれば誤解を招く。上から活躍しなさいと命じられているような気がする。活躍しないといけないの? という疑問も抱く。だけど実は責任の分割っていうことだから、男女がもっと自由になれるということなのね。

 責任の分担なのだという、明快な指摘だと思いました。

 国連の定義──「ジェンダー平等社会というのは、機会、権利、あと責任を男女間で分かち合える環境が整った社会」。ここにも、責任を男女間で分かち合える環境が整った社会だと規定されています。

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「森友学園問題」──国会の責任で真相解明を

2018-03-09 | 国政のこと

 佐川国税庁長官が辞任、そして近畿財務局の職員が亡くなったという報道が日本中を駆け巡りました。

 「真実は小説より奇なり」という言葉がありますが、「森友学園問題」は深い、深い闇の中にあります。「文書の改ざん」が極めて濃厚な状況となっています。

 安倍首相は「私や妻が関係していたということになれば、まさにこれはもう私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。全く関係ないということは申し上げておきたいと思います」と国会で答弁しました。

 真相を明らかにすることは、政権与党に重要な責任があります。

 

 

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都議会予算特別委員会──13日、曽根はじめ党都議団長が代表総括質問に立ちます

2018-03-08 | 東京都政・都議会のこと

 国会は大激動、町田市議会も新しい任期の開始。

 都議会も来年度予算について、重要な局面を迎えます。

 13日、14日、15日の3日間、都議会予算特別委員会で、代表・一般総括質問が行われます。さらに、締めくくり総括質問が26日に行われます。

 13日は、共産党都議団から曽根はじめ党都議団長が質問に立ちます。

 テーマは、築地市場の豊洲移転問題、岸記念体育会館と選手村などです。

 改めて都議会に来て驚いたことですが、都議会では本会議以外に知事に対して質問できる場面は、この予算特別委員会しかありません。

 本会議質問は、一問一答で聞くことはできないので、この予算特別委員会が丁々発止できる唯一の場となります。その意味で、各党・各会派が力を入れて質問を準備しているのです。

 とはいえ、今後のあり方として共産党都議団は予算特別委員会の常設化を提案していますが、知事と一問一答で質問できる場面が次年度の予算を決める場しかないというのは、改善していかなければならないテーマです。

 ぜひ、傍聴にお越しください。ネット中継も行われます。

 予算特別委員会の前半戦が終わると、各常任委員会で予算案などについての審査が行われ、私は今そこに向けて準備を進めているところです。

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市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第32号)

2018-03-07 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第32号ができました。

 今週のニュースは、

 ●共産党都議団の独自調査で「保育園落ちた1万8千人」
 ●子ども食堂運営費補助、マル障対象拡大、道路ファースト転換を
 ●新しい共産党市議団とともに──町田市議選で共産党は4議席 

 について記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

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都市型豪雨災害、建設労働者への支援──原田都議が一般質問

2018-03-06 | 東京都政・都議会のこと

 2日、日本共産党都議団の原田あきら都議の一般質問。

 杉並区議会議員時代に取り組んできた都市型豪雨災害、建設労働者への支援について質問。

 2005年9月、杉並区は時間雨量112ミリという記録的な豪雨に襲われ、床上浸水884件という戦後3番目の水害に見舞われた経験を語り「都市型水害は人災です。急速なオフィス整備や宅地化、アスファルト舗装が、地面に雨水をためる機能を失わせる一方、ヒートアイランド現象を助長し、ゲリラ豪雨が頻発するようになりました。これに対して、雨水処理機能が十分に追いついていないのです」と訴え、知事に「首都の水害防止にむけた決意」を質問しました。

 これに対する知事の答弁は「今後とも、こうしたハードとソフトの両面からの施策を推進いたしまして、東京の防災力を高め、都民が安全・安心に暮らせるセーフシティーの実現を加速いたしてまいります」というものでした。

 さらに、一定の貯水を貯める施設への補助対象要件の緩和も検討すると答弁しました。

 五輪関連工事での建設労働者の相次ぐ事故などを受けて、原田都議は「労働環境改善こそ、五輪のレガシーにすべき」と質問。

 「競技施設の建設を初め、大会準備に当たっては、調達コードの遵守に向けた取り組みを求めるなど、適正な労働環境の確保等を事業者に働きかけていくこととしております。今後も、大会準備において、労働環境の確保を含めた持続可能性に配慮した取り組みを推進してまいります」と答弁しました。

 地域や現場で起こっていることを丁寧に取り上げ、具体的な検討を約束させる質問。他党議員からも「いい質問だった」という声が多数寄せられました。

 (写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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