綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆新型インフルエンザが隣の市にまでやってきました

2009年06月10日 | つぶやき

 ニュースなどでご存じだと思いますが、綾瀬市のお隣の海老名市で新型インフルエンザの感染者が確認されました(神奈川県内8人目)。

 綾瀬市の「あやせ安全・安心メール」が、次のように送られてきています。

【新型インフルエンザについて】
 海老名市内において、新型インフルエンザの感染者が確認されました。
 県では、感染拡大の恐れは小さいとしていますが、市民の皆様は、うがい、手洗いを励行し、バランスのよい食事や、休養を心がけましょう。
 発熱やせきなどインフルエンザの感染が疑われるような症状がある方は、直接病院へは行かず、発熱相談センター(大和保健福祉事務所内に設置、電話046-261-2948)までご相談ください。【担当:安全安心課】

 マスコミなどの大騒ぎは収まってきましたが、新型ウイルスの蔓延はつづいています。国民のなかには、弱毒性だということで安心感が広がっていますが、過去のスペイン風邪などのように2度目の流行時に急激に毒性が強まることがあると大変なことになってしまいます。

 スペイン風邪は、ある事典によると、「スペイン風邪は、1918年から翌19年にかけ、全世界的に流行したインフルエンザのパンデミックである。感染者6億人、死者4000~5000万人」とあります。あまりに大きな死者数に、最初は桁を間違えているのではないかと疑ったくらいです。

 また、同じ事典には、「流行の経緯としては、第1波は1918年3月に米国デトロイトやサウスカロライナ州付近などで最初の流行があり、米軍のヨーロッパ進軍とともに大西洋を渡り、5月-6月にヨーロッパで流行した。第2波は1918年秋にほぼ世界中で同時に起こり、病原性がさらに強まり重症な合併症を起こし死者が急増した。第3波は1919年春から秋にかけて第2波と同じく世界的に流行した(日本ではこの第3波が一番被害が大きかった)。」とあります。

 当時との大きな違いは、今回はすでにワクチンの製造が始まろうとしていることです。厚生労働省の9日の発表では、新型インフルエンザのワクチンについて、年内に最大約2500万人分を確保できるとの試算を明らかにしています。あわせて、これまでの季節性インフルエンザのワクチンは、約4000万人分(昨年は5000万人分)は確保するとのことです。

 2500万人分で間に合えばいいのですが・・・。 


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