4月30日のブログ「米軍厚木基地が市議会議長の要請書の受け取りを拒否」の続報です。
私は、これは大問題であるとの認識で、ゴールデンウィークがあけるのを待って、基地対策特別委員会の委員長に早期の委員会開催を申し入れました。
しかし、委員長にことの重大性を認識していただけず、また、15日には新しい委員長に代わることが決まっていたりもしたため、委員会は開催されませんでした。
しかし、私たちがこの問題を重視していることが議長等に伝わり、5月13日に綾瀬市と大和市の議長等が基地に出向き、前回会うことを拒否したことの米側の真意を確認するとともに、二元代表制を説明し住民の切実な声を受け止め、真摯に対応するよう求める申し入れが行われました。
その結果、14日に行った要請では、直接会って要請文を手渡しできたとのことです。
こうした住民無視の態度を繰り返させないために、経過を明らかにし、市民に伝えることがとても大事だと思い、6月11日に行われた定例の基地対策特別委員会で、私から発言の申し出でをし、その経過を報告してもらいました。
私の調査結果も付して整理すると下記のようになります。
特に、青文字、赤文字、気になります。
青文字→5月に行うNLPを問題にしているのに、いまやっていないから、だなんて、おかしさを通り越してあきれてしまう言い訳。
赤文字→明確、明確じゃない、は誰が判断するのでしょうか?
住民の声は、選り好みしないで、まず聞くべきでしょう。 おおよその経過●4月17日に空母JW艦載機の離着陸訓練NLP実施通告。
●4月20日、厚木基地周辺市議会基地対策協議会会長市である大和市は、周辺市議会と調整をし、外務省、防衛省、在日米海軍には要請書を郵送し、厚木基地に対しては持参するということで、厚木基地渉外部と連絡をとった。
●その際に、厚木基地渉外部からは持参してもお会いしない、と言われた。当日市の方からも同様のものがでているので、同じものであれば持参してもお会いしないというような、そんなニュアンスだった。
●厚木基地周辺市議会基地対策協議会の会長市である大和市議会としては、要請は協議会の意志でありまた基地周辺市住民100数十万人の声でもあるので、直接その要請文を持参したい旨をそこで再三伝えましたけれども応じてもらえなかった。
●早急な対応が必要なことから、厚木基地に対しても郵送で要請しようということで郵送した。
●しかし、今回の厚木基地の対応については、看過できないことから厚木基地周辺市議会基地対策協議会の市議会に今回の状況を伝えて、今後の対応を検討した。
●5月13日に副会長市の綾瀬市の議長と大和市の議長、ならびに両市の議会事務局長の4人が厚木基地の渉外部長に直接会って、前回お会いしないとしたことの米側の真意を確認するとともに、二元代表制を説明し住民の切実な声を受け止め、真摯に対応するよう求める申し入れを行った。
●その際に、渉外部長は、
4月20日の時点では厚木基地においてNLPを実施していないのでNLP中止の要請は受け取れないと話したが、後日郵送されてきた文書ではNLPを全面的に硫黄島で実施するようにとの内容であったので受理した、と話した。さらに、今後も
要請内容が明確な内容であればお会いし受理するとも話した。
●渉外部長との調整後の5月14日、騒音がうるさいということで、厚木基地における艦載機にともなう航空機騒音の軽減についての要請文を厚木基地に提出したが、その際は直接渉外部長に会い、要請文を手渡しできた。
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