綾瀬市のすぐお隣の海老名市にさがみ縦貫道のインターチェンジができました。2月27日午後3時の開通でした。
私の家からですと、空いていれば7分程度で縦貫道に乗れ、その後数分で東名高速に入ることができます。もう相模川を渡るために30分以上待たされなくてもよくなります。
便利になったなあ、との思いと、どんどんどんどん便利さを追い求め、自然を開発し、地球を改造し、どこまで人類はいってしまうのだろう、との不安な気持ちが共存しています。
綾瀬市は、こんな近くに高速のインターができても、さらに市内に東名高速のインターチェンジをなにがなんでも作ろうとしています。
それができればさらに便利になることは確かでしょう。でも、その先にある綾瀬市の姿はどんな姿なのでしょうか? 便利さと引き換えに私たちは何を失っていくのでしょうか?
市民みんなでそうしたことをよく考えて、ほとんどの方がそれでもいい、と納得した上で、こうした事業は進めていかないとならないと考えます。
市は、市民一人一人にもっともっと説明することが必要です。
私の家からですと、空いていれば7分程度で縦貫道に乗れ、その後数分で東名高速に入ることができます。もう相模川を渡るために30分以上待たされなくてもよくなります。
便利になったなあ、との思いと、どんどんどんどん便利さを追い求め、自然を開発し、地球を改造し、どこまで人類はいってしまうのだろう、との不安な気持ちが共存しています。
綾瀬市は、こんな近くに高速のインターができても、さらに市内に東名高速のインターチェンジをなにがなんでも作ろうとしています。
それができればさらに便利になることは確かでしょう。でも、その先にある綾瀬市の姿はどんな姿なのでしょうか? 便利さと引き換えに私たちは何を失っていくのでしょうか?
市民みんなでそうしたことをよく考えて、ほとんどの方がそれでもいい、と納得した上で、こうした事業は進めていかないとならないと考えます。
市は、市民一人一人にもっともっと説明することが必要です。
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一方、これまで東名高速に乗るためには横浜インターや厚木インターまでの間は余計な交通を発生させています。ご承知のとおり相模川を渡るには大変な渋滞となっています。また海老名インターができたと言ってもを海老名市に余計な交通が発生してしまいます。せめて他市には迷惑はかけたくはありません。また、渋滞を冗長させ続けるのもECOではないですよね。
そもそも綾瀬市は道路整備の無策さや実施力の欠如はひどいと思います。市役所前の道路の開通に一体何年かかったでしょう。あきれています。
どうしてここまで車が増えてしまったのでしょう。渋滞がおきるからもっと道路をつくれ。道路をつくったらもっと車が入ってきてまた渋滞に。車社会が進みすぎて子どもたちの遊び場はなくなり、高齢者は近所で買い物ができなくなり・・・。
おもしろい本を見つけました。
「道路整備事業の大罪 道路は地方を救えない [新書]服部圭郎著」という本です。
道路をつくると地方が衰退する、そんな実例がたくさん紹介されています。綾瀬市も周辺の都市にエネルギーを吸い取られかねません(実は市の幹部もこれをとてもおそれています。ストロー効果といわれる現象です)。
21世紀の現在に至っては、「道路が整備されていないから、地方の工業団地に企業が進出しないのではない。(中略)道路が整備されても企業の立地が期待できるのは中国であって、現在の日本ではない。」という厳然たる事実を無視して、「道路整備で企業誘致」を夢見ることはあってはならない、ということも。綾瀬市はこの夢を追っています・・・。
エコをいうなら、自家用車での移動は、公共バスの3倍、鉄道の5倍以上のエネルギーを要する。バスや鉄道の乗車率が減れば、エコの観点からも望ましくないと指摘。民主党政権には頭の痛い指摘。
世界に目をむければ、「脱・モータリゼーション」による都市づくり、街づくりを行うことが、「歩行者」、「交通弱者」に優しい地域づくりにつながり、「真の豊かさ」の創出、さらには「地球に優しい」国づくりにつながるという価値観がひろがり、実行されていることを知ることができます。
便利さと経済効率優先で考えていっては、人類の、そして地球の未来がなくなってしまう、そんな瀬戸際にいるのではないかと、私はおそれています。
そういえば、最近テレビドラマで、「便利さとは、人間が楽をすることだ」と、楽を追求することで失っていくものがあることを告発していたように思います。たしか、倉本聰さんのシナリオだったと思います。
社会構造にかかわるむずかしい問題です。
これからもみなさんとごいっしょに考えていきたいと思います。
その中で印象的だったのが、九州農政局が作成した環境アセスメントの内容が、長崎大学名誉教授のTさんを含む研究者達が作成した報告書の内容をねじ曲げて作成されたものであったということです。
具体的内容として下記が挙げられていました。
・報告書での「水温の僅かな変化が魚類の再生産にかなりの影響を及ぼす」は、環境アセスでは「予測される変化の範囲は僅かであり魚類への影響はさほど大きくない」となっていた。
・報告書で”排水等によって赤潮の発生とその影響を指摘した部分”は、”赤潮の記述は消え、排水の影響はほとんどない”といった内容になっていた。
・その他、潮流や貝類への影響なども報告書の警告と異なり、多くが影響が無い、問題は無いという表現になっていた。
これを見て、綾瀬IC設置予定地の周辺住民を対象とする対話集会が思い出されました。上田様が下記のようにコメントされているものです。
とにかく参加された方の発言の全てがインターはいらないという主旨であったのですが、
市がまとめると、「~に気を付けてすすめてほしい」ということになってしまうので
オドロキでした。
”どこの役所もやること(汚い手口)は一緒”なのですね。
ここで重要なのは、諫早湾開拓事業ありきで事が進められたということです。Tさんが「漁業だけでなく、環境全般について調査すべき」と主張した際に、行政側は「それはしないで欲しい」、「表立って環境のことを言いだすと(反対運動の)動きに火をつける事になる」と言ったとのことでした。結果として国の環境アセスが間違っており、諫早湾開門が決まりました。事業費2,500億円以上がパァになったばかりか、今度は農業への対策などで一体いくらの税金が費やされるのか計り知れません。
綾瀬ICも計画ありきで進められている事業ですので同じ危険性があります。綾瀬市議会議員の方々には、諫早湾開拓事業を他山の石として、綾瀬市が作成する環境アセスについて「影響が無い」、「問題は無い」としているものについて、その根拠をしっかりと確認して頂きたいです。
ありがとうございます。
諫早湾の干拓地には、堤防が閉め切られたあとわりとすぐに行ったことがあります。
長崎で行われた原水爆禁止世界大会に参加した折、どうしてもその地を確かめたくて、有志でレンタカーを借りて向かいました。
まだいくぶん湿り気を帯びつつも全面的にひび割れた干潟に言葉を詰まらせました。
いろいろな偽りがあることは聞いていましたが、そういうこともあったのですね。
綾瀬市の城山公園も、アセスを行った方に直接聞いたことがありますが、あそこにはとても貴重な自生植物があったそうです。その方は、「開発してはいけない地域」との趣旨を進言したらしいのですが、結局かなりの手を入れた開発が行われてしまいました。
都市計画道路寺尾上土棚線が必要だと説く市の出す交通量予測の数字も、かなり怪しいとは思いませんか?
これからもよろしくお願いいたします。
厚木ICまで行かなくても東名に乗れるので、格段に利便性が向上していることを実感しました。
このことで綾瀬ICは不要との認識が強まりました。
ご指摘のとおり、これ以上の便利さを追求するときではないと思います。
ムダな開発、急ぐ必要のない開発、市民の合意のない開発は、いまはすべて保留して、まずは東北の復興のためにこそ力を傾注すべきときです。
これからもよろしくお願いいたします。