”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

甘々娘とピュアホワイト

2012-07-15 08:26:07 | 野菜

2種類のとうもろこしを買ってみました。

ともに朝採りの新鮮なものです。

Img_3986

 

左は、甘々娘(かんかんむすめ)。

遠州森町の特産で、その名前が示す通り、

甘味が強く、ジューシーです。

白と黄色が混ざった2色の粒は、とても軟らか。

実を包丁でこそげ落とすだけで、

辺りに水分が飛び散ります。

 

 

もうひとつは、ピュアホワイト。

真っ白な実がとても美しい品種で、

主に北海道で栽培されています。

甘くて、みずみずしく、クリーミーと言われていますが、

甘々娘に比べると、

実も硬く、水分も甘味も少なく感じました。

やはり、北海道の昼夜の寒暖の差が、

糖度17~18のピュアホワイトを作り上げるのでしょう。

静岡では、夜になってもそれほど気温は下がりません。

 

しかし、このピュアホワイトは、

他品種の花粉が風に運ばれて受粉しないように

隔離して栽培しなければならないと言われています。

ただでさえ、リスクを伴う栽培に、

この温かな静岡で挑戦されている方が

いらっしゃると思うと、

このピュアホワイトこそ、

まさに「幻の白いとうもろこし」

と言えるのではないでしょうか?

 

コメント
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