2種類のとうもろこしを買ってみました。
ともに朝採りの新鮮なものです。
左は、甘々娘(かんかんむすめ)。
遠州森町の特産で、その名前が示す通り、
甘味が強く、ジューシーです。
白と黄色が混ざった2色の粒は、とても軟らか。
実を包丁でこそげ落とすだけで、
辺りに水分が飛び散ります。
もうひとつは、ピュアホワイト。
真っ白な実がとても美しい品種で、
主に北海道で栽培されています。
甘くて、みずみずしく、クリーミーと言われていますが、
甘々娘に比べると、
実も硬く、水分も甘味も少なく感じました。
やはり、北海道の昼夜の寒暖の差が、
糖度17~18のピュアホワイトを作り上げるのでしょう。
静岡では、夜になってもそれほど気温は下がりません。
しかし、このピュアホワイトは、
他品種の花粉が風に運ばれて受粉しないように
隔離して栽培しなければならないと言われています。
ただでさえ、リスクを伴う栽培に、
この温かな静岡で挑戦されている方が
いらっしゃると思うと、
このピュアホワイトこそ、
まさに「幻の白いとうもろこし」
と言えるのではないでしょうか?