新茶のシーズンを目の前にして
お茶農家さんは、遅霜の被害を心配されています。
で、私が気になっていたのがこの白いシートです。
霜避けだとしたら、全部にかけるはずなのに、
同じ農家さんが管理されている茶園でも
すぐ隣りの部分にはかけてなかったり・・・。
農業資材は高額なので、
全部の樹にかけていたら、莫大な金額になるとは思いますが、
それならば、どうやってかける部分と
かけない部分を決めているのか?
疑問が沸いたら、そのことばかり考えてしまう私・・・。
運転中、茶畑を見るたびに気になります。
で、作業中の農家さんに思い切ってお尋ねしてみました。
このシートは、タフベルと言うそうです。
もちろん、霜よけの効果もありますが、
このシートを被せることにより、
保温効果が高まり、新芽を早く伸ばすことができます。
そう、これはお茶の促成栽培用のシートだったのですね。
やはり、早摘みの新茶は高い値段で売られます。
ただ、このシートは寒冷紗と不織布を合わせたような材質なので、
その分日光は遮られます。
その点が、味にどう関係してくるのか?
問題視する農家さんもいらっしゃるそうです。
野菜のハウス栽培にも様々な意見があるのと同じですね。
お茶農家の方にしてみたら、
「こんなことも知らないの?」と驚かれたことでしょうが、
何はともあれ、疑問が解決してよかったです。
お仕事中、ありがとうございました。
今年も、新茶が楽しみですね。 (*^_^*)