”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ヒノヒカリ

2014-04-26 14:12:27 | お米 

鹿児島に滞在中に食べていたお米、ヒノヒカリ。

Img_8975

九州を代表するブランド米です。

 

コシヒカリを父に、黄金晴(こがねばれ)を母に持つヒノヒカリは、

1979年に宮崎県総合農業試験場で研究が始まり、

その10年後に誕生しました。

 

コシヒカリの特徴やおいしさは言うまでもありませんが、

黄金晴というのは、1981年に愛知県で誕生した品種です。

とにかく病気に強く、収量も多いのが特徴。

ということは、ヒノヒカリは

お父さんの味の良さとお母さんの力強さを持ったお米

と言えるでしょう。

 

ヒノヒカリの最大の特徴は、その粒の小ささ。

でも粒に厚みがあるので、炊き上がりがふっくらしています。

つやがあって、一粒一粒がキラキラと輝いています。

コシヒカリほどもっちりした感じではありませんが、

ほど良い粘りと甘みがあり、

飽きのこない味が愛される理由かもしれません。

 

 

袋井で食べるお米は、

龍の瞳のように大粒の方向へ向かっていたので、

小粒の九州のお米はとても新鮮に感じられました。

 

コメント
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