昨日、たまった新聞の整理をしていたら、
こんなショッキングな記事が!
キウイが「侵略的外来種リスト」の候補になったとのこと。
これは、生態系に悪影響を及ぼす恐れがあるとして
国が策定を進めているものです。
キウイが有害植物のような扱いを受けるってどういうこと!?
色々調べた結果、わかったことは・・・。
果樹として植えられたキウイの種を鳥が運び、
各地の雑木林で野生のキウイが拡大した結果、
雑木林の植物を駆逐している・・・ということでした。
しかし、これはキウイを植物としてみれば当然のこと。
鳥に種を運んでもらうというのは、
子孫を残すためのキウイの戦略です。
それに、キウイはもともと中国の野山に自生していた果物。
その種を旅行者がニュージーランドに持ち込み、
品種改良の結果、今のキウイの原種が生まれました。
キウイにとっては、生まれ故郷と同じ環境が
一番過ごしやすいのかもしれません。
キウイが悪いわけではありません。
キウイ生産地にとってイメージダウンにつながらないよう
正しくお伝えしていかなければいけませんね。