先日、おもしろいきゅうりを見せていただきました。
こちらのきゅうり、収穫した時は普通の形をしていたのですが、
置いておくうちに、
花落ちの部分が膨れてきて、そこには種がビッシリ!
でも、先の部分はしおれてくるのだそうです。
きゅうりを栽培していても、
花落ちの部分が膨らんだ、
いわゆる尻太果ができることがあります。
これは、日照不足、高温、乾燥、カリウム不足などが
原因と言われています。
野菜は生き物。
収穫したあとも生きています。
育った環境から離れ、
水分も栄養分も与えられない、まさに断食状態でも
何とか次の世代に命をつないでいくために
種を残そうと工夫をしているのでしょうか?
やはり、野菜は
「値札を貼られて、店頭に並べられた商品、食べ物」
である前に
「生き物」だということを強く感じました。