袋井市内で、在来種、固定種の野菜を
無農薬で栽培されている
松本自然農園さんにお邪魔しました。
一見、無造作に作物が植えられているように見えますが
畑を自然な形態に保つためには、
細かい手入れが必要です。
野菜を食べる虫、その天敵を自然な状態で
畑に居つくようにします。
虫は葉を食べたいだけ食べたら、どこかに飛んでいきます。
だから、なすの葉がレースのようになっても
農薬を撒くことはしません。
根粒菌を利用するために、
落花生となすを一緒に植えたり、
とうもろこしの樹に「実とりいんげん」のつるを這わせたり、
動植物が共存している様子が見て取れます。
これは、ズッキーニです。
種取り用に大きくしています。
若いうちに、わざと「タネ」という傷をつけて、
目印にしています。
在来種は、F1品種と違って、毎年種を取り、
それを次の命へとつないでいきます。
どのような種を選ぶのか・・・それも農家さんの技術なのです。
松本自然農園さんの野菜たちは
また次回お伝えしますね。