NHK文化センター豊橋教室で、
「簡単!おいしい!腸が喜ぶ『もち麦』活用術」
という講座をやらせていただきました。
もち麦の健康効果に関心があり、
普段の食事にも、もち麦を取り入れている方々がご参加くださいました。
市販のもち麦を5種類、ご用意しました。
真っ白なもの、胚芽が残っているもの、皮が付いた茶色のもの、
β-グルカンの量が普通の2倍含まれているスーパーもち麦など。
最も多くの方が使っていたのは、はくばくさんのものでした。
まず、もち麦とは何か?という説明から入りました。
というのは、頭の中でもち麦、大麦、押し麦の3つが
ごちゃごちゃになっている人が多かったからです。
そして、
●なぜ今、もち麦が注目されているのか?
●もち麦に含まれているβ-グルカンとは何か?
●食べるとどんな効果があるのか?
●腸内環境ともち麦との関係
などについてお話をしました。
そして、もち麦の食べ方として
●お米と一緒に炊き込む
●茹でたものをお料理に混ぜる
●茹でずに粒のまま加えて煮込む
という3つの方法をご紹介しました。
調理デモでは、もち麦の茹で方と
それを使った「大根ともち麦のきんぴら」の作り方を
見ていただきました。
試食としてお出ししたものはこちらです。
・もち麦入り和風コールスロー
・大根ともち麦のきんぴら
・もち麦入りけんちん汁
・皮つきもち麦ごはん+もち麦入り鶏そぼろ
皆さんが驚かれたことは、
食べ慣れた料理にもち麦が加わることで食感がおもしろくなること、
そして、もち麦が調味料を吸ってくれるので、
使う量がいつもより少なめでも、味がしっかりしているということでした。
そして、やはり主婦の皆さんの悩みというのは、
ご家族がもち麦入りご飯を食べたがらないということ。
でも、こうやってお料理に混ぜ込めば、
「うまくだませるかもしれない!」と大変喜ばれました。
最後に、押し麦ではいけないのか?
というお話もしました。
もち麦の健康効果がテレビで伝えられると、
もち麦は売り切れ状態になり、入手が困難になりました。
しかし、隣りの棚には大量の押し麦が売れ残っている・・・。
もち麦に比べると、量は多少劣りますが、
押し麦にもβ-グルカンは豊富に含まれています。
もち麦が手に入らない時は、押し麦を食べましょう・・・
とお伝えしました。
今回は、試食の配膳も受講生さんが積極的に手伝ってくださり、
本当に皆さまに助けていただきました。
受講生の皆さま、楽しい時間をありがとうございました。
皆さまの食卓に、もちもち、プチプチした食感が
たくさん加わりますように!! (^-^)
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