先日のだしソムリエ3級講座の中で、受講生さんから
「食べる煮干しでだしをとったことはありますか?」
と、聞かれました。
今まで、食べる煮干しでだしをとろうと思ったことさえないので、
早速、実験をしてみました。
用意したのは、こちらです。
食べる煮干しの中には、味付けされたものも売られていたので、
そうでないものを探してきました。
長さは、5~6cmです。
15gを500mlの水に浸けました。
ここで、同じメーカーの煮干しを買ってあることを思い出しました。
それならば、こちらでもだしをとって、飲み比べてみましょう。
こちらも、同じ分量(15gに対し、水500ml)です。
2種類の煮干しの大きさを比べてみると
だし用に売られているものは、9~10cm。
食べる煮干し用に売られているものは、5~6cmでした。
さて、1時間浸けておき、鍋に入れて10分煮出しました。
飲み比べてみましょう。
青いシールが貼られているカップが、食べる煮干しの方です。
色は、だし用の煮干しの方が黄色みを帯びています。
味もだし用の煮干しの方が、力強いです。
一方、食べる煮干しでとっただしは、とてもマイルドで魚臭さが少なくなっています。
【結論】
食べる煮干しのだしはとってもマイルドで上品です。
煮干し特有の匂いが苦手という人でも、
これならOKと言ってくれるかもしれませんよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます