今日も、袋井市三川地区のそば畑の様子をご覧ください。
前回と比べると、ちょっとボサボサしてきた感じがします。
丈も80cmくらいはあるでしょうか?
そばの花の見頃は過ぎてしまいましたが、
よ~く見ると、茶色の実が付き始めています。
ご近所の農業の先生に教えていただいたのですが、
そばは、茎や葉の成長とともに、花が下位部から順に上位部へと咲き続け、
その順に結実していくそうです。
これを「無限花序」と言うそうですよ。
ということは、花は長い間楽しめますが、
実の成熟具合は、稲のように一斉に揃うわけではなく、
不揃いということ。
下の実が成熟しているのに、上の実は未熟だったり、
上の実の成熟まで待っていたら、下の実が脱粒してしまったり・・・。
つまり、収穫のタイミングが難しいということになります。
できるだけ多くのそばの実が収穫できるように、
生産者さまは、11月上旬までタイミングを見計らっているのですね。
私は、野菜でも雑穀でもスパイスでもハーブでも、
植物としての視点から観察することが大好きなので、
お近くに立派な先生がいてくださって、本当にうれしいです。(*^-^*)
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