”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

秋ジャガ キタアカリ

2021-11-17 00:14:14 | 野菜

秋ジャガのキタアカリをいただきました。

9月上旬に植えたものが、もう収穫できるのだそうです。

  

 

秋ジャガとは、8月下旬から9月に植え付け、11月~12月に収穫する作型です。

まだ暑さが残る頃に植え付けるので、種芋が傷まないように

カットせずに植えるということは知っていましたが、

秋ジャガに適した品種はどういうものが良いのか、知らないことも多い…。

    

そこで、秋ジャガに適した品種について調べてみました。

 

【休眠期間】

じゃがいもには「休眠期間(成長・発生過程が一時的に休止する時期)」があります。

休眠期間の長い品種を秋ジャガとして植えると、秋になっても休眠したままで、

植えても発芽せずに終わってしまいます。

休眠期間の短い品種なら、秋に休眠が開けて生育を始めます。

 

【休眠期間の短い品種】

ニシユタカ、デジマ、アンデスレッド、農林1号など

(広島のお友達が暮れに送ってくれる品種もこちらが多いですね。)

 

    

それでは、いただいたキタアカリは秋ジャガに向いているのか?

キタアカリは男爵の系統です。

男爵は休眠期間が長く、秋ジャガには向いていない品種ですが、

キタアカリは男爵よりも休眠期間はかなり短くなっています。

秋植えでも全く発芽しないということはないそうです。

    

実際、いただいたキタアカリは春に植えたものよりも

食感がなめらかで、きめが細かい印象を受けました。

  

さて、この秋ジャガのキタアカリ、私はこんなお料理に。

じゃがいもとほうれん草のケバブです。

ケバブは、インド、中近東の料理で挽き肉ボールのことです。

これを挽き肉を使わずに、じゃがいもで作りました。

もちろん、ガラムマサラ、チリペッパーは使っていますよ。

   

秋ジャガで疑問に思っていたことを改めて見直すことができ、

今回も勉強になりました。(^-^)

 


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