秋ジャガのキタアカリをいただきました。
9月上旬に植えたものが、もう収穫できるのだそうです。
秋ジャガとは、8月下旬から9月に植え付け、11月~12月に収穫する作型です。
まだ暑さが残る頃に植え付けるので、種芋が傷まないように
カットせずに植えるということは知っていましたが、
秋ジャガに適した品種はどういうものが良いのか、知らないことも多い…。
そこで、秋ジャガに適した品種について調べてみました。
【休眠期間】
じゃがいもには「休眠期間(成長・発生過程が一時的に休止する時期)」があります。
休眠期間の長い品種を秋ジャガとして植えると、秋になっても休眠したままで、
植えても発芽せずに終わってしまいます。
休眠期間の短い品種なら、秋に休眠が開けて生育を始めます。
【休眠期間の短い品種】
ニシユタカ、デジマ、アンデスレッド、農林1号など
(広島のお友達が暮れに送ってくれる品種もこちらが多いですね。)
それでは、いただいたキタアカリは秋ジャガに向いているのか?
キタアカリは男爵の系統です。
男爵は休眠期間が長く、秋ジャガには向いていない品種ですが、
キタアカリは男爵よりも休眠期間はかなり短くなっています。
秋植えでも全く発芽しないということはないそうです。
実際、いただいたキタアカリは春に植えたものよりも
食感がなめらかで、きめが細かい印象を受けました。
さて、この秋ジャガのキタアカリ、私はこんなお料理に。
じゃがいもとほうれん草のケバブです。
ケバブは、インド、中近東の料理で挽き肉ボールのことです。
これを挽き肉を使わずに、じゃがいもで作りました。
もちろん、ガラムマサラ、チリペッパーは使っていますよ。
秋ジャガで疑問に思っていたことを改めて見直すことができ、
今回も勉強になりました。(^-^)
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