硬くなったフランスパン、
ケーキで使った残りのりんご、
写真だけ撮って、食べ忘れていたキウィ・・・^^;
これらを全部使って、パンプディングを作りました。
生のキウィは適度に熟していて、とろっとしていたので
これを焼いたら、もっともっと甘くなるんだろうなぁ~♪
と楽しみにしていました。
ところが!!
甘味が消えて、酸味ばかりが際立っていました!
果物って加熱すると、
甘くなるものだとばかり思っていたのに・・・。
何が起こったのか??
これは調べてみなくては!!
京都大学の伏木亨教授が分析していらっしゃいました。
果物は温度上昇によって
①甘味は強く感じるようになる。
②酸味は温度が上昇しても、それほど強く感じるようにはならない。
③香りは強く感じられる。
この法則に従って分析すると
●バナナ、温州みかん、熟したりんごのように、
もともと甘味が酸味より強い果物は、
加熱により、甘味がさらに強く感じられるようになる。
●キウィのように、酸味あって甘味があまり強くないものは
加熱しても酸味を覆うほどの甘味は増加しない。
●キウィは加熱によって、細胞壁が破壊され、
酸味が全体に均一に広がってしまった。
●温度上昇によって、果物の香りが増すので、
キウィの持つ酸っぱいイメージが香りによって増強された。
・・・ということになるそうです。
なるほど~。
果物には甘味と酸味が様々な割合で含まれています。
「酸味と甘みのバランスがとれた・・・」
という表現を何度も使ってきたのに、
肝心なことに気づかなかった自分の勉強不足に対して、
酸っぱいキウィが喝を入れてくれました。
ウメさんって探究心旺盛で本当に偉い!!
甘くなると思っていたので、キウィの変化は驚きでした。
でも、こんなことばかりやっているので
大掃除がなかなか進みません・・・(?_?)
コメント、ありがとうございます。