”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

ホスピタルアート

2016-05-26 10:45:30 | ブログ

お会計を待っている間、

中庭に目をやると、ずいぶん雰囲気が変わっていました。

 

   

以前は花など植えてありませんでした。

でも、これって本物?

 

 

金網に挿してあるようですね。

   

ここは、お世話になっている病院の中庭です。

今はありがたいことに、年に数回だけ通っていますが、

昨年はこんなふうにはなっていませんでした。

   

これは、ホスピタルアートというそうです。

医療施設の中に芸術を取り入れることにより、

無機質な空間を優しい空間に変え、

患者だけでなく病院で働く人々にも、

より良い環境を提供しようという取り組み。

 

  

浜松文化芸術大学の協力で行われています。

そう言えば、待合室や休憩室にも以前はなかったような

かわいい木製の本箱が置かれていました。

   

思いがけないところで芸術作品に出逢い、

穏やかな気持ちになると同時に、

「何、これ?」という見つけた時のウキウキ感が

心にも体も元気にしてくれるようです。(*^_^*)

 

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親芋をいただきました

2016-05-25 10:09:20 | 野菜

田舎に住んでいると、

時々びっくりするようなものをいただきます。

  

こちらは、海老芋の親芋の部分です。

(通常出荷されるのは、子芋、孫芋の部分です)

 

1個700g~1kgほどあります。

 

    

こちらが、1㎏サイズのもの。

 

赤ちゃんの頭くらいのサイズです。

 

   

皮を剥いてみると、正味は760gありました。

 

  

たしかに大きくて重いのですが、

肉質は軟らかく、とっても切りやすいです。

あっという間に火が通ります。

   

 

茹でたものをつぶして、

  

半分は衣をつけてコロッケに。

中には、海老と玉ねぎを炒めたものを混ぜました。

 

  

 

 

   

残りは、このお芋をくださった方のおすすめの食べ方、

カレー味のポテトサラダにしてみました。

 

   

コロッケもポテトサラダも驚くほどクリーミーです。

これは、田舎でなければ味わえない「贅沢」ですね。 (*^_^*)

 

 

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アレで炊き込みご飯に挑戦!

2016-05-24 10:29:53 | 調味料

これ、何かわかりますか?

 

    

浜松の名産品、浜納豆です。

納豆と言っても、ネバネバしません。

大豆を麹菌で発酵させた天然発酵食品で、八丁味噌に似た味わいです。

 

  

道の駅 掛川で見つけて夫が買ってきました。

「お酒、飲む時にいいかなぁと思って・・・。」とか

「お茶漬けにも合うって言うから・・・。」と言うのですが、

うちは、それほどお酒を飲むわけでもなく・・・。

(習慣になっていないので、我が家には料理用のお酒と

手作り梅酒以外、買い置きのお酒は1本もないのです。)

  

それに、お茶漬けもほとんど食べないから、

浜納豆は買った時のままです。^_^;

 

   

そこで、こんなことをしてみました。

  

1.お米2合に、酒とみりん各大さじ1、浜納豆小さじ1(約5g)

 を入れ、2合の目盛りまで水を入れて炊きました。

 

 

     

2.炊き上がりはこんな感じです。

 

  

  

3.全体を混ぜてみました。

 

  

  

4.そこに新生姜を加えて、混ぜました。

 

  

 

盛り付けました。

 

   

この分量だと、薄味ですが、コクとうまみは十分です。

今度は、浜納豆を倍の量にしてみようかな?

 

 

そのまま食べると、かなり塩気がきつく感じますが、

調味料として、お料理の隠し味に色々と使えそうですね。

 

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今年はハニーに会えなかった・・・。

2016-05-23 13:22:23 | 野菜

毎年、4月中旬の出荷を楽しみにしている野菜があります。

それは、掛川ハニーキャロット!!

 

  

掛川市の砂地(旧大東町、旧大須賀町)で作られています。

品種はベーターリッチですが、

栽培法の工夫により、ただでさえおいしいベーターリッチが、

さらに甘みが強く、香りが爽やかになっています。

   

毎年、新聞に「掛川ハニーキャロットの出荷始まる」という記事が載ると、

それを合図に買いに行きます。

 

   【これは、2012年の新聞記事です】

  

だいたいその記事が載るのは、GWが始まる4~5日前のことが多いので、

今年も楽しみにしていたのですが…。

その記事を見ることはありませんでした。

   

そして、いつも行くスーパーでも、直売所でも

掛川ハニーキャロットの文字さえ見ることはありませんでした。

このシールを見逃すはずはありません。

 

   

今年はどうなっちゃったの?掛川ハニーキャロット!!

なんて思っているうちに5月も半ばを過ぎました。

   

今日などは、ハニーキャロットどころか

県内産のにんじんさえ置いてありません。

生産者数が減ってしまったの???

   

で、思い切ってJA遠州夢咲へ電話しました。

  

●まず新聞記事の件

 今年は、朝刊ではなく、夕刊に載せたそうです。

 我が家は、夕刊は別の新聞をとっているので、

 見ることがなかったのも当然・・・。(>_<)

   

●生産者数は?

 生産者数は増えています。

 そして、生産者のうちの何名かは1月~2月の出荷にも挑戦中。

  

●今年の出荷は?

 今月の15日に終わりました。

   

そして、流通の関係で、私が利用するスーパーや直売所には

今年は並ばなかったのではないか…とのお話でした。

 

一度もハニーキャロットを食べずに終わるなんて、

こんな年は初めてです。

「また、来年の春を楽しみにしています。」

そう言って、私は電話を切りました。(T_T)

 

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シートとお茶の関係

2016-05-22 11:24:21 | お茶

お茶畑に囲まれたところに住んでいますが、

お茶のことで知らないことは山ほどあります。

  

最近、私の中でごちゃごちゃしていて、

早くスッキリ解決したいと思っていたことは

「シートを被せて栽培するお茶」のこと。

  

私にとって一番身近なものは、西村農園さんのかぶせ茶。

そのかぶせ茶については、こちらをご覧ください。

読んでいただくとおわかりになると思いますが、

このかぶせ茶は、シートを被せることによって緑が鮮やかになります。

  

そして、ここ数年話題になっているのが、白葉茶。

(白葉茶にも、色々な種類がありますが、ここではシートを被せて

 栽培する白葉茶のことを書かせていただきます。)

静岡県農林技術研究所茶業研究センターが中心になって開発しました。

シートを被せることで、黄白色の葉が現れます。

 

   

そして、滅多に口にすることはできないけど、

光りを遮って栽培する代表的なお茶に玉露もあります。

  

どれもシートを被せて、光を遮っていることには変わりないのに、

どうして仕上がりに差ができるのでしょうか?

   

今日は、このあたりをきちんと整理してみたいと思います。

  

●かぶせ茶

 遮光率…50%前後

 遮光期間…摘み取り前1週間~10日前後

  

●玉露

 遮光率…新芽の頃は70%前後

     摘み取り時は90%以上

 遮光期間…新芽が出てから摘み取りまで、

      もしくは摘み取り前約3週間から摘み取りまで

 

●白葉茶

 遮光率…一番茶の新芽が約2葉開葉した時に

      遮光率 98%程度の寒冷紗を3重で直接被覆して栽培

 遮光期間…約2週間

   

ただし、この数値は一般的なもので

産地や環境によって多少異なります。

西村農園さんのように、かぶせ茶でも玉露と同じように

摘み取りの3週間前から遮光する生産者様もいらっしゃいます。

 

そして、どのお茶も遮光用のシートを外すとすぐに

茶葉を摘み取ります。

  

つまり、遮光率(どの程度の遮光率のシートを何枚被せるか)と遮光期間の差が、

この3種類のお茶を生み出していたのですね。

浅~い理解かもしれませんが、納得できました。 (*^_^*)

 

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