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”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

冬瓜、食べています

2023-09-22 00:04:52 | 食・レシピ

2kg近くある冬瓜を2つ、いただきました。

冬瓜は慌てて食べなくても大丈夫と思っていましたが、

ここ数年、気温が高いせいか、前ほど長持ちしなくなった気がします。

  

ここ数週間で作った冬瓜料理です。

 

  

●冬瓜と豚肉の炒め物

たしか「ノンストップ」で笠原将弘さんは紹介されたお料理です。

  

  

 

●冬瓜とカニカマのサラダ

冬瓜をひたすら千切りにし、塩もみします。

水気を絞ったら、カニカマと一緒にマヨネーズで和えます。

写真では、きゅうりも一緒に入れています。

手間はかかりますが、この冬瓜の食感!

間違いなくおいしい!!

  

  

 

●冬瓜の塩麹漬け

冬瓜を塩麹で和えて、冷蔵庫でしばらく置きます。

食べる時にごま油をかけても!!

  

  

 

●冬瓜とベーコンのスープ煮

ブログのお友達のmirapapaさんが、

冬瓜とベーコンのスープをよく作っていらして、

あまりにおいしそうだったので、私はその組み合わせでスープ煮にしました。

下茹でした冬瓜とベーコンをチキンスープで、コトコト煮て、

最後に米粉でとろみをつけています。

味付けは、塩、こしょうだけです。

ブラックペッパーは粒のまま入れて一緒に煮ることで、

風味を楽しむことができます。

  

 

冬瓜は、くせがないので、どんなお料理にも合いますね。

子供の頃、なぜあまり好きになれなかったんだろうと考えてみたら、

あの頃は「煮物」一択しかなかったからではないかと・・・。

まさか、あの冬瓜をサラダで食べるようになるとは!!

 

地元の冬瓜、おいしくいただいております。(^-^)

 

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試し掘りの紅はるか

2023-09-21 00:07:16 | 野菜

9月9日に、家庭菜園の紅はるかを掘りました。

  

  

我が家は畑が狭いので、ツルを地面に這わせるのではなく、

支柱に這わせる垂直栽培という方法で育てています。

  

  

 

皮を傷つけてしまったものから順に使っていきました。

●さつまいもご飯

これは真っ先に作りました。

追熟させたわけでもないのに、甘くてホックホク!!

  

 

  

●さつまいものクリームチーズ和え

レンジにかけた紅はるかをクリームチーズで和え、

上からカリカリベーコンと大葉を散らしました。

  

  

 

●さつまいもの豆乳ポタージュ

今回は冷たいポタージュにしましたが、

甘みがじんわりと伝わってきました。

  

  

なかなか良い出来だと思います。

本掘りも楽しみです!! ヽ(^o^)丿

  

 

最後に、お芋を掘ってくれた夫の姿をご覧ください。(笑)

  

 

コメント (4)
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ありがとうございました、そしてれんこんの続き

2023-09-20 00:08:59 | 野菜

ここ数日、ブログのコメント欄を閉じておりました。

9月に入ってから、どう頑張っても自分のペースで暮らせないことが続き、

家事も自分自身の勉強も滞っておりました。

ストレスがMAXに達し、少しでも自分の時間を確保するために

コメント欄を閉じさせていただきました。

そのため、ご自身のブログを使って、励ましのお言葉をかけてくださった

ブログのお友達には感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです。

 

コメント欄も再開し、またボチボチやっていきますので、

よろしくお願いいたします。

  

 

9月11日の記事に、愛知県愛西市の土付きれんこんについて

書かせていただきました。

あの時、半分使って、残り半分は土を付けたまま袋に入れて、

冷蔵庫の野菜室に保管しておきました。

 

優先して食べなければならない野菜があって、れんこんが後回しに…。(T_T)

 

 

しかし10日近くも経っているとは思えないほど、鮮度が保たれていました。

  

  

 

早速、こんなお料理を作りました。

  

 

手前に見えるのは、

●ごろっとれんこんシチュー

大きく切ったれんこんを事前にレンジにかけてから、煮込んでいます。

力強く糸を引いて、もっちりした食感。

子どもの頃に食べていたれんこんを思い出しました。

隠し味は、まるや八丁味噌です。

  

  

奥に見えるのは

●れんこんの塩きんぴら

ベーコン入りの洋風きんぴらで、味付けは塩、こしょうだけ。

こちらはシャキシャキの食感です。

  

  

れんこんの鮮度が保たれていたのは、

愛西市の土が肥沃だということは言うまでもありませんが、

やはり畑にいた時と同じ状態だったことが、れんこんにとって良かったのかなぁ

と思っています。 (*'▽')

 

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清水森ナンバ味噌を作りました

2023-09-19 00:02:41 | 食・レシピ

前回の記事で、青森県弘前市の在来トウガラシ 清水森ナンバについて

書かせていただきました。

  

その清水森ナンバを使って、清水森ナンバ味噌を作りました。

COOKPADで、清水森ナンバを使ったお味噌を紹介されている方がいたので、

そのレシピを参考にさせていただきました。

  

 

私がそろえた材料は、こんな感じです。

お味噌は、カクキューの赤だし味噌を使い、

お砂糖は、きび砂糖を使っています。

  

  

ごま油で、刻んだ清水森ナンバを炒め、

  

  

 

調味料を合わせたものを加えて、ぽってりするまでかき混ぜながら煮詰めました。

  

 

  

出来上がりは、こんな感じになりました。

   

 

これをなめた夫は、最初は

「普通に甘いお味噌だけど、何これ?」と言っていましたが、

「あっ、だんだんピリピリしてくる!!」と言っていました。

  

  

きゅうりにつけたり、

  

  

 

焼き野菜に添えてもおいしかったですよ。

パプリカとエリンギ以外は、すべて家庭菜園の野菜です。

  

 

残りの清水森ナンバ味噌も、じっくり楽しみます。

 

これで送っていただいた東北の恵み詰め合わせの野菜は、すべて使い切りました。

初めて出会う野菜ばかりで、静岡にいながら東北を味わうという

貴重な体験をさせていただきました。

送ってくださったS様、心から感謝申し上げます。

 

そして、9月11日からこの東北野菜の記事に

お付き合いいただいた皆さま、

本当にありがとうございました。(^-^)

  

 

※申し訳ございませんが、コメント欄、閉じております。

 

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誇り高い清水森ナンバ

2023-09-18 15:59:18 | 在来種 伝統野菜

送っていただいた東北の恵み詰め合わせの中に、

大変興味深い在来野菜が入っていました。

  

それは、青森県弘前在来の清水森ナンバです。

  

  

 

これで開花25日後に収穫されています。

だいたい12~13cmくらいの長さです。

  

  

在来野菜と言うと、その歴史、現在に至るまでのいきさつが知りたくなります。

  

 

●まず、「ナンバ」って何?

 北海道、東北、北陸では唐辛子のことを「なんばん」と呼びます。

 一方で九州では唐辛子のことを「こしょう」と呼びます。

 清水森ナンバの「ナンバ」は唐辛子を表す「南蛮(なんばん)」から来ています。

  

 

●いつから作られていたの? 京都との関係

 津軽地方で400年も前から栽培されていました。

 津軽の藩祖であった津軽為信が、京都の伏見稲荷から持ち帰り広めたと言われています。

 為信はお礼に、京都から旅行に来ていた農民にひょうたん型のかぼちゃの種を贈り、

 それが京都の伝統野菜、鹿ケ谷(ししがたに)かぼちゃになったという説もあります。

 しかし、調べても青森の在来野菜の中に、ひょうたん型のかぼちゃは残っておらず、

 途絶えてしまったのか、あるいはその説が不確かなのかはわかりません。

  

 

●清水森というのは? ナンバの生産量の推移

 「清水森」は、弘前市の清水森地区のことです。

 昭和30年ごろまではナンバの栽培が盛んで、最盛期には10haほどの作付面積があり、

 全国の一大産地として名を馳せていました。

 しかし、昭和40年代以降、安価な輸入唐辛子が全国に流通するようになると生産量が激減し、

 平成10年ごろには20~30aまで減少しました。

  

  

●絶滅の危機の中、どのように栽培されているのか?

 清水森ナンバは生産・加工含め129会員しか作ることができません。

 絶滅の危機にさらされていることから、弘前大学農学生命科学部で種が作られており、

 苗業者に卸し、会員に配られます。

 また清水森ナンバは、弘前市、西目屋村、大鰐町、田舎館村、平川市の

 5市町村でしか栽培できません。

 絶滅の危機を脱しようと、ひたすらに栽培量や生産量を増やすのではなく、

 正しい栽培の仕方を学んだ会員のみが生産することで、

 清水森ナンバのブランド価値を高めています。

  

 

●味と栄養価

 唐辛子ですから、青から赤へと変化していきます。

 赤くなるにつれて辛みは増していきますが、鷹の爪に比べると辛みはかなり低く、

 まろやかな辛みと香りの良さが特徴です。

 また、弘前大学農学生命科学部の蔬菜花卉研究室調べによると、

 国内の他品種よりも糖分の含量及び、ビタミンC、Eの含量が高く、

 栄養価の高い唐辛子という研究結果が出ています。

  

 

むやみに生産量を増やすのではなく、品質を保つことを大切にし、

ブランド価値を高めることに重きを置いた、

誇り高い清水森ナンバに出会えたこと、本当にうれしく思います。

 

  

これから、この清水森ナンバを使って、清水森ナンバ味噌を作ろうと思います。

 

※申し訳ございませんが、コメント欄、閉じております。

 

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