”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

100点満点のケール

2024-10-17 13:35:09 | 野菜

やっと、やっと出逢えました!!

まんてんケールさんの冷凍カットケール。

  

  

オンラインショップで購入できることは知っていましたが、

このケールを開発された石井育種場様の袋井農場からさほど離れていない我が家まで、

トラックで配送されることに申し訳なさを感じ、

店頭販売になるタイミングを待っていました。

  

この度、掛川のスーパーサンゼンで購入できるようになり、

行ってきました。 ヽ(^o^)丿

(スーパーサンゼンは、まるで成城石井のような品揃えのスーパーです。)

  

  

まんてんケール入りクリームシチューと、

まんてんケール入りにんじんご飯を作りました。

クリームシチューのとろみは、浜松 森島農園さんの米粉で付けています。

 

 

 

にんじんご飯は、スープと牛乳で炊いています。

牛乳を入れることで、にんじん臭さが消え、

にんじんとケールのβ‐カロテンの吸収が高まります。

 

 

どちらも仕上げの段階で、凍ったままのケールを投入するだけ!!

包丁もサクッと通るので、刻むのも簡単!!

小分けにして冷凍されているので、使い勝手がよく便利です。

  

 

栄養価もさることながら、

甘みとうまみに驚きました。

   

ケールの青汁を我慢して飲む時代は、とっくに終わっていますね。(^_-)-☆

 

  

※まんてんケールの冷凍カットケールは、こちらからお求めになれます。

 

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冷麦の謎に近づけたか?

2024-10-16 12:19:44 | 食育

2年ほど前から、ずっと疑問に思っていたことがあります。

その疑問の解決の糸口が見つかったような気がするので、

忘れないうちにまとめておきたいと思います。

(長くなります。興味のない方はスルーしてくださいね。)

 

 

ブログを通じて、色々な地域の方とお友達になっていただき、

その土地、その土地の食文化に触れるのは、とても楽しいことです。

そんな中、山形の方が夏のお昼の定番と言うと、

「素麺」ではなく「冷麦」を挙げるのを不思議に思っていました。

    

 

誤解のないように申し上げると、私は「素麺」よりも「冷麦」の方が好きです。

あの食感と喉越しは素麺では味わえないと思っています。

 

ところが、こちら(静岡)の乾麺売り場で、素麺と冷麦の占める割合を比べると、

圧倒的に素麺の方が多いのです。

冷麦は片隅に追いやられ、値段も素麺より20円ほど高い。

もっと申せば、冷麦を置いていないスーパーさえある。

だから、若い人の中には「冷麦?何ですか、それ?」という人もいます。

 【画像お借りしました。揖保乃糸の冷麦はスーパーにあります。】

  

  

また、「余った素麺活用法」などというレシピ紹介はありますが、

冷麦はそういう話題にも上らない。

マイナーな存在の冷麦を、どうして山形の人は食べているのか?

素麺よりも手に入りやすいのか?

  

ずっと疑問に思っていたら、偶然、facebookでこんな投稿を目にしました。

鉄腕DASHの放送内容について

「麦切り」を「現代人が見たことがない謎の麺」とかいうと

 山形人が怒るんじゃないか? #鉄腕DASH

 

 

えっ、麦切り? 山形? (@_@)

麦切りは、どうも麺の事らしい。

そして、山形と来れば、冷麦の謎の解決に近づくかもしれない!!

ここから、色々調べ始めました。

  

  

■麦切りって何?

麦切りの定義は、2つあります。

①大麦粉を塩で練って、短く切ったもので庄内地方の名物。

②小麦粉を塩で練って細く切ったもの。

庄内地方では、麦を育てる農家が多かったので、このような食べ方が広まったのでしょう。

 

 

一方で、「麦」と「切り」を逆にした「切り麦」という表現もあります。

■切り麦って何?

・小麦粉を塩で練って、うどんより細く切ったもの

つまり、「麦切り」の定義②と同じです。

  

  

■大麦粉は使われなくなった?

大麦自体は、麦ごはんとして多くの人に食べられていますが、

大麦を粉にして作る麺を食べる機会は減少し、麺に使われる麦は小麦となっていきます。

鶴岡市にある寝覚屋半兵エさんでも、麦切りは独自のブレンドであわせた小麦粉を

塩水で練って、伸ばし、細く切るという製法で作っていらっしゃいます。

      【画像お借りしました。寝覚屋半兵エさんの「麦切り」】

 

 

 

■麦切りと冷麦の関係

では、どうやって「冷麦」という言葉が生まれていったのか?

次のように推測することができます。

  切りをやして食べる → 冷麦

  切りをめて食べる → 温麦 熱麦

  

 

麦の栽培が盛んだった山形の庄内地方で、麦切りが生まれ、

それを冷やして食べるのが冷麦。

ここまではわかりましたが、

素麺ではなく、冷麦が主に食べられる理由にはたどり着けていません。

そこで、素麺の歴史を調べてみました。

  

  

■素麺の歴史

素麺の起源は、奈良時代に中国から伝来したお菓子の索餅(さくべい)とされています。

索餅はもち米の粉に水を加えて練り、細く延ばして縄状にねじり合わせたお菓子で、

当時は貴族しか食べられませんでした。

その後、室町時代に今の素麺の形となりましたが、江戸時代まで高級品として親しまれ、

庶民も食べられるようになったのは近代~現代に入ってからのことです。

  

 

当時、庶民の口には入らなかった高級品の素麺に似せて、

小麦粉を塩で練って細く切るという方法で作られたものが麦切りであり、

それを冷やして食べたものが冷麦・・・と言えるのでは?

 

  

山形の庄内地方で、栽培が盛んだった麦を使って麦切りという麺を作り、

そこから冷麦と言う食べ方が生まれた。

その食文化が山形の他の地域にも伝わり、今も守られている。

私は、そういう結論に至りました。

 

  

ここ数日、麦切り、切り麦、冷麦と麦についてばかり考えていました。

その間、色々とアドバイスをくださった先生方には感謝申し上げます。

 

 

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金づちも調理道具です

2024-10-15 16:36:17 | ブログ

黒鯛を塩釜焼きにします。

※1枚目の写真、黒鯛と目が合うかもしれません。

 苦手な方はスルーしてください。<(_ _)>

 

  

塩釜の材料は

 ・塩   1kg

 ・卵白  2個分

これをよく混ぜ合わせます。

 

  

  

オーブンプレートに

塩釜の一部を敷き、その上に黒鯛をのせます。

取り出しやすいように、黒鯛の表面にサラダ油をぬります。

  

  

 

全体を塩釜で覆います。

  

  

  

180℃のオーブンで60分焼きます。

こんなに茶色く色付きました。

  

  

 

粗熱が取れたら、金づちで塩釜を叩き割り、黒鯛を取り出します。

塩釜焼きを作ったのは、本当に久しぶり。

叩き割るのに、こんなに力が要るの!?

というくらい、塩釜は硬かった!! (@_@;)

 

金づちが調理道具になるのは、塩釜焼きくらいかなぁ・・・。

 

  

  

やっとの思いで取り出した黒鯛。

塩釜の中でじっくり蒸された黒鯛は、甘みがあってジューシー。

程よい塩味を感じます。

途中、味変でレモスコをかけると、これまたおいしい!!

  

 

しかし、黒鯛を取り出すために、塩が飛び散り、

テーブルの上も、床も、椅子に掛けてあった私の服も塩まみれ・・・。(T_T)

 

 

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今月も大漁でした!

2024-10-14 14:00:26 | ブログ

12日の土曜日、釣り人(夫とも言う)がたくさんのお魚を釣ってきました。

(お魚と目が合うのもイヤな方、次の写真はスルーしてください。)

   

太刀魚、黒鯛、鰺、小鯛

 

  

  

太刀魚と鰺はお刺身にしてくれました。

  

  

  

途中、このお刺身をバーナーで炙ると、

  

  

  

太刀魚と鰺の炙りになります。

皮の焦げたところが香ばしく、表面はカリっとしているのに、

お刺身の時よりもモチっとした食感に変わります。

  

  

釣り人さんのおかげでこんな贅沢をさせてもらっています。

生ものは基本、禁止なので買ってきた鮪のお刺身を食べるとか、

海鮮丼を食べるなんてことはできませんが、

釣りたての遠州灘の恵みを捌いてもらえるなんて、幸せなことだと思っています。

  

 

次は、黒鯛を塩釜にしますよ~♪

 

 

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無事通過していきました(*'▽')

2024-10-13 13:56:20 | ブログ

以前、こちらの記事

家庭菜園の周りが草ぼうぼうで、しかもよそのお家の土地なので

草刈りも出来ず、困っていることを書かせていただきました。

その節は、ご心配いただき、コメントも頂戴し、ありがとうございました。

  

  

その後、あの雑草はかなりひどい状態になりました。

外からだと、うちの畑は見えません。

  

  

 

毛虫も多く発生し、

こぼれ種で生えていた紫蘇やその他の雑草が種を付けているので、

それが舞ってきたら、来年はもっと大変なことになります。

もう、待ったなしの状態です。

  

  

そんな時、人づてに、

畑の所有者であるおじいちゃんが夏から入院していることを聞きました。

時々、ご親戚の方が来ていることはありましたが、

草刈りをする時間もないとのこと。

だから、草刈りをしてあげれば、不法侵入どころか喜ばれると・・・。

 

  

  

朝8時から草刈りをしました。

夫は草刈り機で。

私は、大して戦力になりませんが、転ばないように気をつけながら

枝切りバサミで届くところをチョキチョキ。

  

  

 

1時間、頑張りました。

途中、燃料切れになって、ガソリンの追加もしました。

何とか我が家の畑が見えるようになりました。(^-^)

 

  

  

今朝、大急ぎで草刈りをしたのは、地域の秋祭りだからです。

  

  

  

今日は、この畑の前をお祭りの屋台が通過します。

もし、道路まではみだした雑草のせいで、

参加者がケガするようなことがあったら、楽しいお祭りも台無しです。

 

  

  

先ほど、屋台は無事通過していきました。(*'▽')

よかった!!

 

 

真っ青な空。

今日は、お祭り日和です。

 

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