(チベット仏教における地蔵菩薩
地蔵菩薩の画や像を目にする事で 28種類の功徳が得られるとされます)
道教の経文であり、
「無上内秘眞蔵経」の一部でも 誦したり書写したり 他者に教える事で
道果や福や金剛力が得られるとされます。
以下 「無上内秘眞蔵経」の一部です。
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「爾時(にじ)
座中有童子名曰独脱(ざちゅううどうじみょうわつどくだつ)
勇猛精進(ゆうもうしょうじん)
為衆騰疑(いしゅとうぎ)
不審三宝(ふしんさんぽう)
為是道宝法宝師宝為当(いぜどうほうほうほうしほういとう)
衆生分内自有三宝(しゅじょうぶんないじうさんぽう)
若分内無者(にゃくぶんないむしゃ)
一切衆生寧神無所(いっさいしゅじょうねいしんむしょ)
迷悶殞絶(めいもんいんぜつ)
転増塵累(てんぞうじんるい)
何以故(かにこ)
一切衆生所有行行(いっさいしゅじょうしょゆうぎょうぎょう)
無量方便(むりょうほうべん)
皆従内発(かいじゅうないほつ)
若外有三宝者(にゃくがいうさんぽうしゃ)
即非分内(そくひぶんない)
既非分内(きひぶんない)
即是無常(そくぜむじょう)
愚蒙不暁(ぐもうふじょう)
猶如酔人(ゆうにょすいにん)
眠睡臥地(みんすいがち)
而無動起(じむどうき)
唯願大慈(ゆいがんだいじ)
哀愍救護(あいみんきゅうご)
解除疑網(かいじょぎもう)
令得開悟(れいとくかいご)
爾時(にじ)
元始天尊聞是問已(げんしてんそんもんぜもんい)
甚大歓喜(じんだいかんき)
即放五色光明(そくほうごしきこうみょう)
含笑而言(がんしょうじごん)
善哉善哉(ぜんざいぜんざい)
汝大慈悲(じょだいじひ)
哀恋無量(あいれんむりょう)
為開未悟(いかいみご)
如是問者(にょぜもんしゃ)
寧神大寂(ねいしんだいじゃく)
更莫外縁(こうばくがいえん)
何以故(かにこ)
聴若不審(ちょうにゃくふしん)
法不染神(ほうふせんしん)
微慮浮動(びりょふどう)
為漏所牽(いろうしょけん)
向云三宝為是(こうんさんぽういぜ)
道宝法宝師宝為当(どうほうほうほうしほういとう)
衆生分内自有三宝(しゅじょうぶんないじうさんぽう)
又復難云(ゆうふくりうん)
若外有三宝者(にゃくがいうさんぽうしゃ)
即非分内(きひぶんない)
既非分内(きひぶんない)
即是無常(そくぜむじょう)
何以故(かにこ)
復作此疑(ぶさくしぎ)
夫三宝者(ふさんぽうしゃ)
貪嗔癡是(とんじんちぜ)
何以故(かにこ)
貪性寂滅(どんしょうじゃくめつ)
塵累無染(じんるいむせん)
戒行不虧(がいぎょうふき)
名為法宝(みょういほうほう)
嗔性不起(しんしょうふき)
不憤外塵(ふふんがいじん)
定無生転(じょうむしょうてん)
是名師宝(ぜみょうしほう)
癡性無取(ちしょうむしゅ)
無悩無患(むのうむかん)
慧通無礙(えつうむぎ)
是名道宝(ぜみょうどうほう)
此三宝者(しさんぽうしゃ)
非内非外(ひないひがい)
非声非色(ひしょうひしき)
非香類触(ひこうるいそく)
非長非短(ひちょうひたん)
示有三名(じうさんみょう)
実無三体(じつむさんたい)
非三非一(ひさんひいつ)
是為眞実(ぜいしんじつ)
眞実不生不滅(しんじつふしょうふめつ)
無貪相(むどんそう)
無嗔相(むじんそう)
無癡相(むちそう)
諸法自在(しょほうじざい)
清涼和雅(せいりょうわが)
等一無為(とういつむい)
独脱童子復白天尊(どくだつどうじぶびゃくてんそん)
大慈所説(だいじしょせつ)
一一根中(いちいちこんちゅう)
甚深法宝(じんじんほうほう)
下根衆生(げこんしゅじょう)
愚癡障重(ぐちしょうじゅう)
雖有法宝(すいうほうほう)
了不覚知(りょうふかくち)
長夜流転(ちょうやるてん)
妄行邪道(もうぎょうじゃどう)
輪迴三界(りんねさんかい)
何由得暁(かゆうとくぎょう)
天尊曰(てんそんわつ)
妄行邪道(もうぎょうじゃどう)
名為外求(みょういがいぐ)
無返照力(むへんりしょうりき)
汝言眞実不滅(じょごんしんじつふめつ)
湛然常存者(たんぜんじょうぞんしゃ)
但衆生流動(たんしゅじょうりゅうどう)
動性常一(どうしょうじょういつ)
一一生中(いちいちしょうちゅう)
而無染汚(じむせんお)
但行方便(たんぎょうほうべん)
善自思惟(ぜんじしい)
方睹妙軌(ほうとみょうき)
悟道不遙(ごどうふよう)
往古来今(おうこらいこん)
千賢万聖(せんけんばんせい)
悉帰眞道(しつきしんどう)
衆生業趣(しゅじょうごうしゅ)
一一根中(いちいちこんちゅう)
悉帰眞道(しつきしんどう)
遍満虚空(へんまんこくう)
業趣悉帰眞道(ごうしゅしつきしんどう)
悟眞道者(ごしんどうしゃ)
進如朗日(しんにょろうじつ)
無形無相(むぎょうむそう)
無悪業趣(むあくごうしゅ)
無善業趣(むぜんごうしゅ)
無貪嗔趣(むとんじんしゅ)
遍満虚空(へんまんこくう)
無虚空趣(むこくうしゅ)
悉帰眞道(しつきしんどう)
無眞道趣(むしんどうしゅ)
了了清浄(りょうりょうしょうじょう)
不失機縁(ふしつきえん)
諸根異趣(しょこんいしゅ)
各自帰本(かくじきほん)
独脱等衆悚然毛竪(どくだつとうしゅしゅねんもうけん)
上白天尊(じょびゃくてんそん)
法体清浄(ほうたいしょうじょう)
顕三宝源(げんさんぽうげん)
不審三宝為是貪嗔癡(ふしんさんぽういぜとんじんち)
為諸根中各有三宝(いしょこんちゅうかくうさんぽう)
若諸根中各有三宝(にゃくしょこんちゅうかくうさんぽう)
不応顕三(ふおうけんさん)。」
「守護と安楽が得られ 一切の悉地の成就が得られる陀羅尼」
「オン・アサムクヒャー・カドガヴァティ・マッラ
ニルゴセ・スーレ・スーラバレ・ヴァジュラアサニ
ヴァジュラダレ・スタンバネ
ドリダサーレ・ヴィジャエ・ヴィガーテ
ダサバラ・チャトゥルヴァイサーラドヤ・プラープテ
アラネ・ダルマユクテ・デサ・ヴィグステ
スヴァスチャントゥアーヒ・パーム・サルヴァ・サットヴァーナーム
チャ・タターガタ・バレナ・イースヴァリャーディパチェナ・スヴァーハー。」
「一切の障難が除かれる」
(拂難観自在菩薩)
拂難観自在菩薩の図像を祭壇に掲げて 供物などを捧げ
右手は 肘を曲げて 手のひらを外側に向け
左手は 肘を曲げて 手の平を握り 手を時計回りに回しつつ誦す。
「オン・バサラ・ダルマ・ジュカラバロミヤセイノウ
サルバ・マラサヤビモクフリーテイ・ソワカ。」
そのようにして
一切の障難が除かれるとされる。