「大乗大集地蔵十輪経」の経文の一部でも
誦したり 聴いたり 書写したり
他人に教えたり 供養を捧げる事で
それによって 十種の守護と安楽と功徳が得られるとされます。
以下 「大乗大集地蔵十輪経」の一部です。
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「菩薩摩訶薩由此輪故(ぼさつまかさつゆうしりんこ)
能永息除三受過失(のうえいそくじょさんじゅかしつ)
能永寂滅一切分別(のうえいじゃくめつっさいふんべつ)
能永遠離一切法相(のうえいおんりいっさいほうそう)
復能安住能引一切(ぶのうあんじゅうのういんいっさい)
虚空眼頂諸三摩地(こくうげんちょうしょさんまじ)
諸陀羅尼善巧方便大甲冑輪(しょだらにぜんこうほうべんだいかっちゅうりん)
菩薩安住如是輪故(ぼさつあんじゅうにょぜりんこ)
一切過去所引未尽悪不善業(いっさいかこしょいんみじんあくふぜんごう)
無暇悪趣(むかあくしゅ)
諸有諸趣(しょうしょしゅ)
死生諸業(ししょうしょごう)
皆能除滅令尽無余(かいのうじょめつれいじんむよ)
不受果報(ふじゅかほう)
又善男子(ゆうぜんなんし)
譬如世界火災将起(ひにょせかいかさいしょうき)
五日出時(ごじつしゅつじ)
一切世間小池大池(いっさいせけんしょうちだいち)
小河大河(しょうがたいが)
小海大海水(しょうかいだいかいすい)
皆枯竭滅尽無余(かいこかつめつじんむよ)
如是菩薩成就能引遍満虚空(にょぜぼさつじょうじゅのういんへんまんこくう)
無量無返(むりょうむへん)
広大衆具辞無礙解(こうだいしゅうぐじむげげ)
一切仏法(いっさいぶっぽう)
諸三摩地(しょさんまじ)
諸陀羅尼堅固(しょだらにけんご)
大忍大甲冑輪(だいにんだいかっちゅうりん)
復能安住能引(ぶのうあんじゅうのういん)
一切虚空眼頂諸三摩地(いっさいこくうげんちょうしょさんまじ)
諸陀羅尼善巧方便大甲冑輪(しょだらにぜんこうほうべんだいかっちゅうりん)
一切過去所引未尽悪不善業(いっさいかこしょいんみじんあくふぜんごう)
無暇悪趣(むかあくしゅ)
諸有諸趣(しょうしょしゅ)
死生諸業(ししょうしょごう)
皆能除滅令尽無余(かいのうじょめつれいじんむよ)
不受果報(ふじゅかほう)
又善男子(ゆうぜんなんし)
譬如世界水災起時(ひにょせかいすいさいきじ)
於此三千大千世界(おしさんぜんだいせんせかい)
諸小世界(しょしょうせかい)
各四大洲(かくしだいしゅう)
八万小渚(はちまんししょ)
妙高山王及諸山等(みょうこうさんのうきゅうしょざんとう)
皆為灰水浸爛銷(かいいかいすいしんらんしょう)
尽令無有余(じんれいむうよ)
如是菩薩成就能引遍満虚空(にょぜぼさつじょうじゅのういんへんまんこくう)
無量無返(むりょうむへん)
広大衆具辞無礙解(こうだいしゅうぐじむげげ)
一切仏法(いっさいぶっぽう)
諸三摩地(しょさんまじ)
諸陀羅尼堅固大忍大甲冑輪(しょだらにけんごだいにんだいかっちゅうりん)
復能安住能引(ぶのうあんじゅうのういん)
一切虚空眼頂諸三摩地(いっさいこくうげんちょうしょさんまじ)
諸陀羅尼善巧方便大甲冑輪(しょだらにぜんこうほうべんだいかっちゅうりん)
一切過去所引未尽悪不善業(いっさいかこしょいんみじんあくふぜんごう)
無暇悪趣(むかあくしゅ)
諸有諸趣(しょうしょしゅ)
死生諸業(ししょうしょごう)
皆能除滅令尽無余(かいのうじょめつれいじんむよ)
不受果報(ふじゅかほう)
又善男子(ゆうぜんなんし)
譬如黒暗遍満虚空(ひにょこくあんへんまんこくう)
朗日出時皆能除滅(ろうじつしゅつじかいのうじょめつ)
如是菩薩成就能引遍満虚空(にょぜぼさつじょうじゅのういんへんまんこくう)
無量無返(むりょうむへん)
広大衆具辞無礙解(こうだいしゅうぐじむげげ)
一切仏法(いっさいぶっぽう)
諸三摩地(しょさんまじ)
諸陀羅尼堅固大忍大甲冑輪(しょだらにけんごだいにんだいかっちゅうりん)
復能安住能引一切虚空(部のうあんじゅうのういんいっさいこくう)
眼頂諸三摩地(げんちょうしょさんまじ)
諸陀羅尼善巧方便大甲冑輪(しょだらにぜんこうほうべんだいかっちゅうりん)
発起無辺虚空智日(ほっきむへんこくうちじつ)
能永除滅自身四倒無明黒暗(のうえいじょめつじしんしとうむみょうこくあん)
一切過去所引未尽悪不善業(いっさいかこしょいんみじんあくふぜんごう)
無暇悪趣(むかあくしゅ)
諸有諸趣(しょうしょしゅ)
死生諸業(ししょうしょごう)
皆能除滅令尽無余(かいのうじょめつれいじんむよ)
不受果報(ふじゅかほう)
又由此故(ゆうゆうしこ)
於諸仏法増進自在常無退転(おしょぶっぽうぞうしんじざいじょうむたいてん)
不復随順悪友力行(ふぶずいじゅんあくゆうりきぎょう)
常得不離見一切仏(じょうとくふりけんいっさいぶつ)
及諸菩薩(きゅうしょぼさつ)
声聞弟子(しょうもんでし)
不離聞法(ふりもんほう)
不離親近供養衆僧(ふりしんきんくようしゅそう)
於諸功徳心常無厭(おしょくどくしんじょうむえん)
乃至菩提恒無間断(だいしぼだいこうむげんだん)
又常不離念仏思惟(ゆうじょうふりねんぶつしい)
乃至夢中亦無暫廃(だいしむちゅうやくむざんはい)
又善男子(ゆうぜんなんし)
云何菩薩摩訶薩能引遍満虚空(うんかぼさつまかさつのういんへんかんこくう)
無量無返(むりょうむへん)
広大衆具辞無礙解(こうだいしゅうぐじむげげ)
一切仏法(いっさいぶっぽう)
諸三摩地(しょさんまじ)
諸陀羅尼堅固大忍大甲冑輪(しょだらにけんごだいにんだいかっちゅうりん)
謂(い)
諸菩薩入初静慮乃至第四静慮(しょぼさつにゅうしょせいりょだいしだいしせいりょ)
入無返虚空処乃至非想非非想処(にゅうむへんこくうしょだいしひそうひひそうしょ)
入滅受想定(にゅうめつじゅそうじょう)
住此定中(じゅうしようちゅう)
一切三受三行(いっさいさんじゅさんぎょう)
断滅心無行動(だんめつしんむこうどう)
諸受想思触作意等(しょじゅそうしそくさいとう)
悉皆断滅(しつかいだんめつ)
安住此定(あんじゅうしじょう)
或一日夜(こくいちじつや)
或復乃至七七日夜(こくぶだいししちしちにちや)
受定味食(じゅじょうみじき)
従此定起(じゅうしじょうき)
其心寂静(ごしんじゃくせい)
無所取著(むしょしゅじゃく)
宴然而住(えんねんにじゅう)
復入勝義究竟空定(ぶにゅうしょうぎくきょうくうじょう)
住此定中其心平等(じゅうしじょうちゅうごしんびょうどう)
無所取著猶若虚空(むしょしゅじゃくゆうにゃくこくう)
身諸毛孔皆出霜液(しんしょもうこうかいしゅつそうやく)
状如昴星(ようにょこうせい)
滅除一切欝烝結縛(めつじょいっさいうつようけつばく)
従此定起得正憶念(じゅうしじょうきとくしょうおくねん)
最勝喜楽充遍其身(さいしょうきらくじゅうへんごしん)
如大自在天子入現一切楽定(にょだいじざいてんしにゅうげんいっさいらくじょう)
身諸毛孔皆遍受楽(しんしょもうこうかいへんじゅらく)。」
「九天玄女の加持を受ける」
九天玄女に供養を捧げて
器に半分の湯を注ぎ
更に半分の水を加えて 「陰陽水」を作り
誦してから飲む。
「先天気霊(せんてんきれい)
日月合精(じつげつごうせい)
陰陽同気(いんようどうき)
降臨吾身(こうりんごしん)
飲之者全(いんししゃぜん)
五臓合調(ごぞうごうちょう)
精気神英(せいきしんえい)
吾奉(ごぶ)
九天玄女(きゅうてんげんじょ)
敕令行化(ちょくれいこうか)。」
「大方広如来蔵経」
「大方広如来蔵経」の経文の一部でも
誦したり 聴いたり 書写したり
他人に教えたり 供養を捧げる事で
それによって 途方も無い
宇宙的単位の福や功徳が得られるとされます。
以下 「大方広如来蔵経」の一部です。
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「爾時(にじ)
金剛慧菩薩等(こんごうえぼさつとう)
一切菩薩摩訶薩言(いっさいぼさつまかさつごん)
善哉(ぜんざい)
世尊(せそん)
願楽欲聞(がらくよくもん)。」
仏言(ぶつごん)
諸善男子(しょぜんなんし)
如此如来変化蓮花(にょしにょらいへんげれんげ)
忽然之間成悪色相(こつぜんしかんじょうあくしきそう)
臭穢可悪令不愛楽(しゅうわいかあくれいふあいらく)
如是花中而現仏形(にょぜけちゅうにげんぶつぎょう)
結跏趺坐放百千光明(けっかふざほうひゃくせんこうみょう)
相好端厳人所楽見(そうこうたんごんにんしょらくけん)
如是知已(にょぜちい)
有多天龍薬叉(うたてんりゅうやくしゃ)
健達縛(けんだっぱ)
阿蘇羅(あしゅら)
か路茶(かろだ)
緊那羅(きんなら)
摩呼羅伽(まごらが)
人等(にんぴにんとう)
礼拝供養(らいはいくよう)
如是如是(にょぜにょぜ)
善男子(ぜんなんし)
如来(にょらい)
応(おう)
正等覚(しょうとうかく)
以仏自己智慧光明(にぶつじこちえこうみょう)
眼見一切有情欲(げんけんいっさいうじょうよく)
瞋癡貪(じんちどん)
無明煩悩(むみょうぼんのう)
彼善男子善女人(ひぜんなんしぜんにょにん)
為於煩悩之所凌没(いおぼんのうししょりょうぼつ)
於胎蔵中有倶胝百千諸仏(おたいぞうちゅううぐていひゃくせんしょぶつ)
悉皆如我(しつかいにょが)
如来智眼(にょらいちげん)
観察彼等有仏法体(かんさつひとううっぽうたい)
結跏趺坐寂不動揺(けっかふざじゃくふどうよう)
於一切煩悩染汚之中(おいっさいぼんのうせんおしちゅう)
如来法蔵本無揺動(にょらいほうぞうほんむようどう)
諸有趣見所不能染(しょうしゅけんしょふのうせん)
是故我今作如是言(ぜこがこんさにょぜごん)
彼等一切如来(ひとういっさいにょらい)
如我無異(にょがむい)
善男子(ぜんなんし)
如是如来以仏智眼(にょぜにょらいにぶつちげん)
見一切有情如来蔵(けんいっさいうじょうにょらいぞう)
善男子(ぜんなんし)
譬如以天妙眼(ひにょにてんみょうげん)
見於如是悪色悪香(けんおにょぜあくしきあくこう)
諸蓮花葉纏裏逼迫(しょれんげようてんりひっぱく)
是以天眼見彼花中(ぜにてんげんけんひけちゅう)
仏眞実体結跏趺坐(ぶつしんじったいけっかふざ)
既知是已(きちぜい)
欲見如来(よくけんにょらい)
応須除去臭穢悪業(おうすじょきょしゅうわいあくごう)
為令顕於仏形相故(いれいけんおぶつぎょうそうこ)
如是如是(にょぜにょぜ)
善男子(ぜんなんし)
如来以仏眼(にょらいにぶつげん)
観察一切有情如来蔵(かんさついっさいうじょうにょらいぞう)
令彼有情欲(れいひうじょうよく)
瞋癡貪(じんちどん)
無明(むみょう)
煩悩蔵(ぼんのうぞう)
悉除遣故而為説法(しつじょけんこにいせっぽう)
由聞法故則正修行(ゆうもんほうこそくしょうしゅぎょう)
即得清浄如来実体(そくとくしょうじょうにょらいじったい)
善男子(ぜんなんし)
如来出世若不出世(にょらいしゅっせいにゃくふしゅっせい)
法性法界一切有情(ほうしょうほうかいいっさいうじょう)
如来蔵常恒不変(にょらいぞうじょうこうふへん)
復次
善男子(ぜんなんし)
若諸有情可厭煩悩蔵纏(にゃくしょうじょうかえんぼんのうぞうてん)
為彼除害煩悩蔵故(いひじょがいぼんのうぞうこ)
浄如来智故(じょうにょらいちこ)
如来(にょらい)
応(おう)
正等覚(しょうとうかく)
為於菩薩而説法要(いおぼさつにせっぽうよう)
作如是事令彼勝解(さにょぜじれいひしょうげ)
既勝解已(きしょうげい)
於法堅持(おほうけんじ)
則於一切煩悩(そくおいっさいぼんのう)
随煩悩而得解脱(ずいぼんのうにとくげだつ)
当於是時(とうおぜじ)
如来(にょらい)
応(おう)
正等覚(しょうとうかく)
於其世間而得其数(おごせけんにとくごすう)
是能作於如来仏事(ぜのうさおにょらいぶつじ)
爾時(にじ)
世尊(せそん)
説伽他曰(せつがたわつ)
如彼蓮花可厭悪(にょひれんげかえんあく)
並其胎葉及鬚蘂(へいごたいようきゅうしゅずい)
譬如天眼而観見(ひにょてんげんにかんけん)
是如来蔵無所染(ぜにょらいぞうむしょせん)
若能除去萎花葉(にゃくのうじょきょいけよう)
於中即見如来身(おちゅうそくけんにょらいしん)
復不被諸煩悩染(ぶふひしょぼんのうせん)
則於世間成正覚(そくおせけんじょうしょうかく)
今我悉見諸有情(れいがしつけんしょうじょう)
内有如来微妙体(ないうにょらいびみょうたい)
除彼千倶胝煩悩(じょひせんぐていぼんのう)
令厭悪如萎蓮花(れいえんあくにょいれんげ)
我為彼等而除遣(がいひとうにじょけん)
我智者常説妙法(がちしゃじょうせつみょうほう)
仏常思彼諸有情(ぶつじょうしひしょうじょう)
悉皆願成如来体(しつかいがんじょうにょらいたい)
我以仏眼而観見(がにぶつげんにかんけん)
一切有情住仏位(いっさいうじょうじゅうぶつい)
是故我常説妙法(ぜこがじょうせつみょうほう)
令得三身具仏智(れいとくさんしんぐぶっち)。」