「正法華経」の わずか16文字でも誦したり 書写したり 他人に教える事で
無上正眞の道が得られるとされます。
以下 「正法華経」の一部です。
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「爾時世尊(にじせそん)
告舎利弗(こくしゃりほつ)
且止且止用問此誼(しゃししゃしようもんしぎ)
所以者何(しょにしゃか)
諸天世人聞斯説者(しょてんせいじんもんしせつしゃ)
悉当恐怖(しつとうきょうふ)
時舎利弗(じしゃりほつ)
復重啓曰(ふくじゅうけいわつ)
唯願大聖(ゆいがんたいせい)
如是誼者加哀説之(にょぜぎしゃかあいせつし)
所以者何(しょにしゃか)
於此衆会有(おししゅえう)
無央数億百千載(むおうすうおくひゃくせんさい)
ぎ行喘息えん蜚(ぎぎょうぜんそくえんひ)
蠕動群生之類(ぜんどうぐんせいしるい)
曾見過仏知殖衆徳(そうけんかぶつちしょくしゅとく)
聞仏所説悉当信(もんぶつしょせつしっとうしん)
楽受持奉行(らくじゅじぶぎょう)
時舎利弗以偈頌曰(じしゃりほつにげしょうわつ)
願人中王 (がんにんちゅうのう)
哀恣意説(あいしいせつ)
此出家者 (ししゅっけしゃ)
衆庶億千 (しゅしょおくせん)
恭肅安住 (きょうしゅくあんじゅう)
欽信慧誼(きんしんえぎ)
斯之等類 (ししとうるい)
必皆欣楽(ひつかいきんらく)
於時世尊(おじせそん)
歎舎利弗(たんしゃりほつ)
如是至三(にょぜしさん)
告曰勿重(こくわつぶつじゅう)
諸天世人悉懐慢恣(しょてんせいじんしつかいまんし)
比丘比丘尼墜大艱難(びくびくについだいかんなん)
世尊以偈告舎利弗(せそんにげこくしゃりほつ)
且止且止 (しゃししゃし)
用此為問 (ようしいもん)
斯慧微妙 (しえびみょう)
衆所不了(しゅしょふりょう)
假使吾説(かしごせつ)
易得之誼 (いとくしぎ)
愚癡闇塞 (ぐちあんそく)
至懐慢恣 (しかいまんし)
賢者舎利弗(けんじゃしゃりほつ)
復白仏言(ぶびゃくぶつごん)
唯願大聖以時哀説(ゆいがんたいせいにじあいせつ)
無央数衆生(むおうすうしゅじょう)
昔過世時曾受仏教(しゃくかせいじそうじゅぶっきょう)
以故今者思聞聖音(にここんしゃしもんしょうおん)
聞者則信多所安穏(もんしゃそくしんたしょあんのん)
冀不疑慢(きふぎまん)
時舎利弗以偈頌曰(じしゃりほつにげしょうわつ)
我仏長子(がぶつちょうし)
今故啓勧(こんこけいかん)
願両足尊(がんりょうそくそん)
哀為解説(あいいかいせつ)
今有衆生(こんうしゅじょう)
無数億千 (むすうおくせん)
悉当信楽(しっとうしんらく)
聖尊所詔(しょうそんしょしょう)
会致本徳(えちほんとく)
決諸疑網(けっしょぎもう)
往古長夜(おうこちょうや)
曾被訓誨(そうひくんかい)
是等叉手(ぜとうさしゅ)
恭肅側立(きょうしゅくそくりつ)
必当欽楽(ひつとうきんらく)
於斯法誼 (おしほうぎ)
我之等類 (がしとうるい)
千二百人 (せんにひゃくにん)
及余衆黨 (きゅうよしゅとう)
求尊仏道(ぐそんぶつどう)
假令見聞 (かれいけんもん)
安住言教(あんじゅうごんきょう)
尋当歓喜(じんとうかんき)
興発大意 (きょうほつたいい)。」