「ナモ・ラトナ・トラヤーヤ
ナマ・アーリャー・ボリョキーチー
スヴァラーヤ・ボディッサトヴァーヤ
マハー・サットヴァーヤ・マハー・カールニカーヤ
タドヤター・オンタレ・トゥタレ・トゥレ
ヴァジュラ・モクサネ・スヴァーハー。」
「如幻三昧経」
「如幻三昧」の一部でも
読経したり 聞いたり 書写したり 他人に教える事で
法忍や功徳が得られるとされます。
以下 「如幻三昧経」の一部です。
+++++++++++++++++++
「於是(おぜ)
善住意天子(ぜんじゅういてんし)
問文殊師利(もんもんじゅしり)
所謂学道入道地者(しょいがくどうじゅどうちしゃ)
為何謂乎(いかいこ)
文殊師利告天子曰(もんじゅしりこくてんしわつ)
今仁者問入道地乎(こんじんしゃもんじゅどうちこ)
天子報曰(てんしほうわつ)
願欲聞知菩薩道地(がんよくもんちぼさつどうち)
文殊常説有十道地(もんじゅじょうせつうじゅうどうち)
無此誼耶(むひぎや)
文殊又報(もんじゅゆうほう)
向者問入道地乎(こうしゃもんじゅどうちこ)
天子答曰(てんしとうわつ)
菩薩不入十道地也(ぼさつふじゅじゅうどうちや)
文殊報曰(もんじゅほうわつ)
不聞世尊説(ふもんせそんせつ)
一切法猶如幻化(いっさいほうゆうにょげんか)
為信此不(いしんしふ)
答曰信耳(とうわつしんじ)
文殊報曰(もんじゅほうわつ)
幻師所化豈有道地具十住乎(げんししょかかいうどうちぐじゅうじゅうこ)
天子答曰不也(てんしとうわつふや)
設幻師化有所至到(せつげんしかうしょしとう)
有所入者(うしょじゅしゃ)
吾亦当住世尊頒宣(ごとうえきじゅうせいそんしょうせん)
一切諸法悉如幻化故無所入(いっさいしょほうしつにょげんかこむしょじゅ)
假使天子(かしてんし)
欲得講説入道地者(よくとくこうせつじゅどうちしゃ)
当説無入無所至到(とうせつむじゅむしょしとう)
所以者何(しょにしゃか)
一切諸法皆無所入(いっさいしょほうかいむしょじゅ)
法不至法(ほうふしほう)
痛不入色(つうふじゅしき)
想不入行(そうふじゅぎょう)
行不入想(ぎょうふじゅそう)
識不入色(しきふじゅしき)
色不入識(しきふじゅしき)
取要言之(しゅようごんし)
皆是四種四大所成(かいぜしじゅしだいしょじょう)
眼不入耳(げんふじゅに)
耳不入眼(にふじゅげん)
鼻口身意亦復如是(びくしんいやくぶにょぜ)
身不入意(しんふじゅい)
意不入身(いふじゅしん)
所以者何(しょにしゃか)
是諸法者所趣各異境界殊別(ぜしょほうしゃしょしゅかくいきょうかいしゅべつ)
愚がい無想無所識別瑕穢態礙(ぐがいむそうみしょしきべつかえたいぎ)
譬如草木瓦石(ひにょそうもくがせき)
しょう壁影響之数(しょうへきえいきょうしすう)
而無言辞(じむごんじ)
則一種相故無所入(そくいっしゅそうこむしょじゅ)
無来無去(むらいむきょ)
天子当知(てんしとうち)
若有菩薩解法如此(にゃくうぼさつげほうにょし)
則於諸法無入不入(そくおしょほうむじゅふじゅ)
無想不想(むそうふそう)
不見入道(ふけんじゅどう)
不捨道地(ふしゃどうち)
於無上正眞道而不退転(おむじょうしょうしんどうじふたいてん)
無所入者住無失法(むしょじゅしゃじゅうむしつほう)
所以者何(しょにしゃか)
陰種諸入皆為自然(いんしゅしょじゅかいいしぜん)
不失一切衆生眞正清浄(ふしついっさいしゅじょうしんしょうしょうじょう)
是為菩薩入於道地(ぜいぼさつじゅおどうち)
譬如幻師化作十重交絡棚閣(ひにょげんしけさくじゅうじゅうこうらくほうかく)
其時幻師化作化人遍処其上(ごじげんしけさくけにんへんしょごじょう)
於天子意所志云何(おてんしいしょしうんか)
豈為有人処在重閣若入者不(かいいうにんしょざいじゅうかくにゃくじゅしゃふ)
答曰無也(とうわつむや)
文殊師利報天子曰(もんじゅしりほうてんしわつ)
菩薩十地当作是観亦如幻化(ぼさつじっちとうさくぜかんやくにょげんか)
善住意天子問文殊師利曰(前じゅういてんしもんもんじゅしりわつ)
假使人来欲得出家為沙門者(かしにんらいよくとくしゅっけいしゃもんしゃ)
当何以化何除鬚髪何受具戒(とうかにけかじょしゅはつかじゅぐかい)
云何教授令自謹慎(うんかきょうじゅれいじきんしん)
文殊師利報善住意天子(もんじゅしりほうぜんじゅういてんし)
設使有人来詣我所為沙門者(せつしうにんらいけいがしょいしゃもんしゃ)
夫族姓子(ふぞくせいし)
若不発心欲得出家(にゃくふほつしんよくとくしゅっけ)
我乃令卿作沙門耳(がだいれいきょうさくしゃもんじ)
所以者何(しょにしゃか)
其有建志欲出家者(ごうけんしよくしゅっけしゃ)
心無所帰(しんむしょき)
其無所帰亦無有来(ごむしょきやくむうらい)
其無従来則無往者(ごむじゅうらいそくむおうしゃ)
住一切法無所断絶則住無本(じゅういっさいほうむしょだんぜつそくじゅうむほん)
其住無本遊於法界而不動転(ごじゅうむほんゆうおほうかいじふどうてん)
其於法界無所動者則不得心(ごおほうかいむしょどうしゃそくふとくしん)
其不得心不願出家(ごふとくしんふがんしゅっけ)
其不願出家則不発心為沙門也(ごふがんしゅっけそくふほつしんししゃもんや)
其不発心為沙門者則無所生(ごふほつしんいしゃもんしゃそくむしょしょう)
其無所生則尽衆苦(ごむしょしょうそくじんしゅうく)
其尽衆苦則究竟尽(ごじんしゅうくそくくきょうじん)
其究竟尽則無所尽(ごくきょうじんそくむしょじん)
無所尽者則不可尽(むしょじんしゃそくふかじん)
其不可尽此無所行(ごふかじんしむしょぎょう)。」
「一切の災禍を滅する」
誦す事で 一切の災禍を滅するとされる。
「タドヤター
ジャランバ
マカジャランバ
アドカジャランバ
ソラジャランバ
イクギャジャランバ
ヤシャビリジャランバ
ナギャビリジャランバ
アサルテイビリジャランバ
アユバビリジャランバ
マサヒリジャランバ
マンチュウキャビリジャランバ
キョモクラビリジャランバ
ホウキビリジャランバ
アマビリジャランバ
ソシモッキョジャランバ
バマラバマジャランバ
マラビジャキャダ・ボタラフソハハランバ
スシャリギュウバサク
ダルマヤジャクビリ・シッチソウケイランバ
ギャクホ・ラバキュウキュウ
バラキュウ・ヒンズキュウ
バラジャヒ・ソワカ。」