「守護国界主陀羅尼経」の4文字でも
読経したり 聞いたり 書写したり 他人に教える事で
如来の授記と 無量の福徳と
寿徳増長と 独覚菩提が得られるとされます。
以下 「守護国界主陀羅尼経」の一部です。
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「復次（ぶじ）
善男子（ぜんなんし）
菩提本性清浄光明（ぼだいほんしょうしょうじょうこうみょう）
何以故（かにこ）
心之実性本清浄故（しんしじつしょうほんしょうじょうこ）
云何清浄（うんかしょうじょう）
性無合故（しょうむごうこ）
猶如虚空性清浄故（ゆうにょこくうしょうしょうじょうこ）
亦如虚空無有相故（えきにょこくうむうそうこ）
亦如虚空性平等故（えきにょこくうしょうびょうどうこ）
是故菩提名為最極清浄光明（ぜこぼだいみょういさいごくしょうじょうこうみょう）
此浄光明童蒙凡夫不能覚知(しじょうこうみょうどうもうぼんぷふのうかくち）
客塵煩悩之所覆故（きゃくじんぼんのうししょふくこ）
欲令衆生如実覚悟（よくれいしゅじょうにょじつかくご）
是故如来於諸衆生大悲随転（ぜこにょらいおしょしゅじょうひずいてん）
復次（ぶじ）
善男子（ぜんなんし）
菩提無取捨（ぼだいむしゅしゃ）
何以故（かにこ）
捨生死岸横截瀑流（しゃしょうじがんおうせつばくりゅう）
至於彼岸名為取捨（しおひがんみょういしゅしゃ）
如来深入第一義諦（にょらいじんじゅだいいちぎてい）
不見此岸不見彼岸（ふけんしがんふけんひがん）
以一切法無彼此故（にいっさいほうむひしこ）
是故菩提無有取捨（ぜこぼだいむうしゅしゃ）
凡夫不知無取無捨（ぼんぷふちむしゅむしゃ）
欲令其知（よくれいごち）
是故如来於諸衆生大悲随転（ぜこにょらいおしょしゅじょうひずいてん）
復次（ぶじ）
善男子（ぜんなんし）
菩提無相亦無観察（ぼだいむそうえきむかんさつ）
云何無相（うんかむそう）
所謂眼識不可得故（しょいがんしきふかとくこ）
云何名為無有観察（うんかみょういむうかんさつ）
眼識於色無分別故（がんしきおしきむふんべつこ）
如是耳識不可得故名為無相（にょぜじしきふかとくこみょういむそう）
耳識於声不分別故名無観察（じしきおしょうふんべつこみょうむかんさつ）
鼻識不可得故名為無相（びじしきふかとくこみょういむそう）
鼻識於香不分別故名無観察（びしきおこうふんべつこみょうむかんさつ）
舌識不可得故名為無相（ぜつじしきふかとくこみょういむそう）
舌識於味不分別故名無観察（ぜつしきおみふんべつこみょうむかんさつ）
身識不可得故名為無相（しんじしきふかとくこみょういむそう）
身識於触不分別故名無観察（しんしきおしょくふんべつこみょうむかんさつ）
意識不可得故名為無相（いじしきふかとくこみょういむそう）
意識於法不分別故名無観察（いしきおほうふんべつこみょうむかんさつ）
如是無相無有観察是聖者境（にょぜむそうむうかんさつぜしょうしゃきょう）
出過三界故（しゅかさんかいこ）
非凡小之所能知
為欲令其如実知覚
是故如来於諸衆生大悲随転（ぜこにょらいおしょしゅじょうひずいてん）
復次（ぶじ）
善男子（ぜんなんし）
菩提非過去非現在非未来故（ぼだいひかこひげんざいひみらいこ）
三際平等断絶三輪（さんさいびょうどうだんぜつさんりん）
云何名為断絶三輪（うんかみょういだんぜつさんりん）
於彼過去心不起故（おひかこしんふきこ）
於彼未来識不行故（おひみらいしきふぎょうこ）
於此現在意不作故（おしげんざいいふさくこ）
此心意識無有住処（ししんいしきむうじゅうしょ）
云何名為三際平等（うんかみょういさんさいびょうどう）
過去之事不可思量（かこしじふかしりょう）
未来之識不可宣示（みらいししきふかせんじ）
現在之意不可説故（げんざいしいふかせつこ）
如是甚深三際平等三輪清浄（にょぜじんじんさんさいびょうどうさんりんしょうじょう）
衆生不知（しゅじょうふち）
為欲令其如実覚悟（いよくれいごにょじつかくご）
是故如来於諸衆生大悲随転（ぜこにょらいおしょしゅじょうひずいてん）
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