うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

続 藤田氏の「激怒」ブログ

2014年10月02日 | ビジネス

別の話題も用意してあったが、もうちょっとだけ引きずります・。 いつの間にか10月に入り、季節はすっかり秋になったが、昼に外に出たらツクツクボウシが鳴いていた。先月末頃なら夏の終わりを告げる声として、寂しくも感じたろうけど、今聞くと、ちょっと・。

 

藤田氏のブログは、その後もネット上での反響は結構大きく、まとめ記事も作られた。

確かに僕を含めた多くの人は、ブログの内容を見て素直に反応したのだが、今日になって考えてみると、ひょっとしたら藤田氏に「釣られた」のかな、という気持ちに、だんだんなってきた。

先ほどのまとめ記事では、PR会社の本田哲也氏のFB上での発言を紹介している。経営者のメッセージを、外部メディアを利用して社内に伝えることで、インパクトを高めようとしたのでは、という見解だ。

 誰をどう動かしたかったのか?という目的次第で、今回の成否は判断すべき。

続いてフォロワーの方とのコメントに対する回答として

 手段への批判なのか、目的意識への批判(あるいは賛同)なのかを明確にしたコメントが求められますね。そこが整理されてないのは、日本特有の傾向だと思います


藤田氏ほどの人が、内外の反響を考えず一時の怒りに駆られて、あのような文章を書くとは考えにくい。おそらくある程度こうなることを想定して、その効果を狙ったと考えるべきだろう。

もっと言えば、この程度の「悪役」を買っても、自分の統率力や経営者としての管理能力への影響は大きくない、と判断されたのだと思う。むしろ、人材流出や、社内引き締めの効果、メリットの方が大きいと。

だとすれば、その経営手法はたいしたものだな。ただ、僕としては、この藤田氏のメッセージを受けて彼に真っ向から挑戦できるような社員、ライバル会社、人材会社がでてくれると、面白いと思う。

要するに彼の目的意識には賛成できない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする