久しぶりにミニカーを買います。
今回のテーマ(そんなものあるのか、という気もしますが)は2ドアセダンです。
男前ですね。
今見てもすっきりした、いいデザインです。
510の2ドアセダンは、実車はあまり見かけなかった気はしますね。
これの一つ前の、410のほうは近所の方が乗っていました。色は青でした。あの頃近所で車に乗る人といったら、となりの家が仕事用のバンを持っているくらいだったかな。
昔見た、ハルバースタム「覇者のおごり」に基づくNHKのドキュメンタリーでは、日産アメリカの片山豊氏が、BMWに対抗できる車としてこの510をOHC(当時としては斬新)、4輪独立懸架(これも新しい)という仕様に仕立て、北米での販売を成功させた、というまとめ方をしていました。ボクシーなセダンでの成功ははのちの日産車に繰り返し影響を与え続けます。
カローラもブルと同じころのものですが、カローラは少し格下の1100CCで、ボディサイズも少し小さかったはず。
ミニカーで見るとほぼ同じに見えます。どっちかがおかしいのかな。
これもすっきりとして嫌みのない、いいデザインですよね。約50年ほど前、これは魅力的に映ったことでしょうねえ。
一度乗ってみたい気がしますが、カローラの古い中古ってあまりないんですよね。取っておくようなものではないと思われたのか。コロナ/プレミオとか、例えばローレルみたいな車だと、1オーナーで大事に乗られた車が残っていたりしますが。