うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

ふきかえ

2022年02月05日 | 日記・エッセイ・コラム
ここでは何回か触れているけど、昨年新世紀エヴァンゲリオン(最初のテレビシリーズ)のDVDを買ったが、これが逆輸入フランス版だった。
多分正規日本版は相当高いと思うが、フランス版は数千円で買えたので。。

ただ、DVDにはリージョンコードがあり、うちのレコーダーに入れても再生できない。パソコンに再生ソフトを入れれば観られるが、机に向かってPCで動画を見るのはどうも苦手。このため、数回観たまま放置していた。

最近になって、手持ちの(もともと親の)ポータブルDVDで観られることが分かった(試しに入れてみたら再生した)。このポータブル機でとにかく全編視聴した。


できればふつうのテレビで再生できないかと思い、実家にあった。別のポータブル機を一式持ってきた。これは自分のもので、バッグやイヤホン、テレビチューナーやケーブルなど、色々な付属品がパックされていた。

そこにテレビにつなげるケーブルがないか、探したが、見つからなかった。
これ、古い(16年前のもの)東芝製だけど、今でも動くし作りはしっかりしている。親が買った別の機種は、海外のブランドのものだが動作や信頼性など、いまいち。

この東芝製も再生できた。考えてみると、ポータブル機というのは文字通りどこでも持っていくので、リージョン規制を受けないのだろう。


たぶん昔はケーブルを持っていたと思うが、転居のときに捨ててしまったらしい。
仕方がないので、ビックカメラ行って買った。950円ぐらい。

これで大画面(っても、うちのは古い32インチ)で観られるようになった。
うちのは古いからアナログの入力回線があるが、いまのテレビにはないんじゃないかな。

画質はDVDのそれであり、YouTubeなどの圧縮画像ではないからきれいだ。

というわけでぽちぽち見返している。



ところで、最初に触れたようにこれはフランス版だ。パッケージもフランス語だし、ふつうに再生するとフランス語吹き替えの音が出てくる(ちなみにテーマ音楽は日本語)。
ディスクを入れたら、最初に設定画面を呼び出して音声をじゃぽねにする必要がある。

のだが、せっかくのフランス版なのだし、いちど聞いてみるのもいいかな。
と、思って、音声、字幕フランス語で聞いてみた。

聞いてみた、って、僕はフランス語はさっぱりわからない。

でも、こうやって字幕つけてみてると、しらないうちに話せるように・はならないかな。。
「実験中止、第6チャンネルを解除」



使徒はl'Angeのようです。ici(ここ)もよく出てくるので、自然に覚えます。

「・・ごめん」
なのですが、吹き替えはなぜか「Pardon」と言っていた。

大昔、パリでバス待ってたら、並んでいた東洋系の女性が急に列を離れて"Pardon, Excuse-moi!”と人込みをかき分けながら走って行きました。なぜか30数年たった今も、そのシーンは妙によく覚えている。。

シンジはアスカに怒られてこう言ったのですが、そのアスカの口癖は;

T'es bête 

ですね。
べんきょうになったからといって、フランス人の前でみだりにいっちゃだめですよ。。

さて、フランス語吹き替え版で、ぜひ聞いてみたいシーンがありました。
それは、アスカのところにドイツの養母から電話がかかってくるシーン(第22話)です。
アスカは日本人とドイツ人のクオーターで、子供の頃ドイツで育ったという設定なのです。それで、ママと話すときはドイツ語になる。シンジはふだん日本語で会話しているアスカが、急に変わった人に思えるな、という感想を漏らす。

このドイツ語の会話の内容は本筋とは関係ないので、和訳等が表示されることはありません。会話の途中で上記シンジの独白がかぶさってきます。

のですが・。
正直ドイツ語の発音について、あれこれ言う資格もない僕ですが、その僕でもなんとなく、この発音ちょっとドイツっぽくないかもな・、という感じがしていました(日本人の声優さんが頑張ってドイツ語しゃべってくれたわけですけど)。

"Ach so!" (ああ、そうなの)ってドイツ人、よくいいますよね。
「あふ そぉ」みたいにきこえたりしますが、声優さん、「あっ・ぞ」みたいな発音をしている。。
この辺のことは、ネットで調べると詳しい人がだいぶ書いています。。

それで、この、ドイツ語部分はフランス語吹き替えではどうなっているのか。

を、知りたいと。

と、思って聞いてみたけど、う~ん、よくわからんかった。
日本の声優さんよりはドイツ語っぽいかな。。

話は飛びますが、この電話のシーン、シンジ君が最初に電話を取って、それがアスカのお母さんからだとわかり、アスカに電話を渡すのです「ドイツから国際電話・・アスカのお母さんから」と。
アスカのお母さんは日本語、できる人なのかな。。

と、いうわけで、楽しみながらフランス語の達人に・なれるわけないってば(自慢じゃないが語学の才能はないし)。




コメント
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