タイトルとは裏腹ですが、このチャーハン、ラーメン餃子セットで1000円しないのはお値打ちです。麺がほぐれていないとか、かなり素朴ですが味はまあ悪くない。
一昨年秋にできたモールにあるフードコートですが、まだ1年ちょっとなのにテナントが数件閉まっています。
ちょと、オープンした時期がねえ。。
またタイトルとは裏腹なのですが、今日は少し繁忙期から抜けて、静かな在宅勤務でした。たまには良いでしょう。
ただ、国際情勢は緊迫しているわけで、朝からニュースに耳がそばだちます。
ウクライナったら音楽なのでして、キエフの大門とかスクリャービンとかホロヴィッツとか。って、これは今調べたら出てきたキーワードで、実はいままで意識したことはなかった。。
オデッサは名人をたくさん輩出していて、オイストラフとか、ギレリスとか。ウラジーミル・ド・パハマンはCDを持っています。スクリャービンは交響曲のCDを持っています。あの有名な第4番作品54、Le Poème de l'extase という、そういうものを音楽にしてしまったという、とんでもない曲です(しらべるとわかるとおもいます)。
モギレフスキーとか、レオ・シロタとか、日本に定住したウクライナ出身の音楽家も多いのですね。今ですとSNSでよくみかける、カテリーナさんとか;
都内のウクライナ人音楽家 民族楽器演奏で祖国の現状に関心を | NHKニュース https://t.co/NLbSmBazJP
— カテリーナ(Kateryna) (@kateryna_music) February 19, 2022
こうして調べながら書いているうちに、いつか行ってみたくなりました。エレバン(アルメニア)とかもいつか行きたいのですが、ちょっとエキゾチックですよね。。
というわけで、たいへん興味深いのですが、その国がいま大変なのです。
以前にここでも書きましたが、プーチン氏の思惑がどういうものなのか、わかりかねるところがありました。
戦略としては(きれいごとを言わなければ)ありかもしれない、と思っていた人たちも、ここまで踏み込んで来られると、やり過ぎではないか、と批判する声も聞かれます。
個人的にも、本当は20日でベラルーシ撤兵がロシアにとっても良かったのではないかと、現時点では思います。いずれ、どこかで落ち着いてくれると良いのですが。。
他方西側諸国、とりわけ米国は外交成果という面から見ると、今のところかなり失点を重ねている気がします。軍事力はもちろん、諜報力もせっかくの実力を生かせていない。そこは完全に見透かされたのだと思います。。
こうして歴史にリアルタイムで立ち会っていると、世の中はかなり漫画のような動きをするもんだな、とおもうことがあります。
去年も米大統領がインタビューで「プーチン氏は人殺しだと思う」と発言し、それを聞いたプーチン氏が「体に気を付けた方が良い・」と返した、という話や、先日のマクロン大統領との会談のとき、イタリア製のバカ長いテーブル越しに話をするシーンが流されたりとか。
ただ、これに限らず米国の外交はかなり迷走しています。対中国、対イランでも思うような成果は出ていないし、アフガニスタンは最悪。北朝鮮に目を向ける余裕もなさそうです。
America is back などとはとても言えない。。たしかに前政権は無軌道で酷いものでしたが、おそらくそのずっと前から見えないところで(見えるところも)抜き差しならぬ状態にはなっていたはずです。前政権だけの責任ではないでしょう。
もうはるか昔ですが、東欧とソ連が崩壊し、冷戦構造が崩れたことは、アメリカにとって必ずしも望ましいことばかりではなかったはずです。
ベルリンの壁が崩れたのが平成元年。湾岸戦争、オスロ合意を経て、世界がひとつにまとまっていくかに思いながら迎えた21世紀に入ってすぐにテロ・、そして戦争、戦争。
イラクもアフガンも、シリアも問題を残したままです。
この30年間は、ちょうど日本で言えばまるまる平成の時代にあたります。
令和に入って、さいしょはコロナ(と余りにも酷い選挙戦)に目くらましをかけられましたが、それらが落ち着いてきた今、目の前に見えているのは、あまりにお粗末な外交しかできなくなったアメリカです。
もうアメリカは戻らないことがこの1年でわかってしまった。
ちょうど経済面でも、デフレの続いた平成がおわり、令和は今のところインフレ傾向のようです。どう変わるかはともかく、もう平成の常識では語れない世の中が始まっているようです。