3年前の今日は昼ににわか雪が降る寒い日だったと記憶しています。
あの時点ではおそらく事態は短期間に終息し、ゼレンスキー政権は崩壊、ロシア寄りの政権が樹立されるのでは、という見方をする人が多かったようです。
それでもまだ西欧諸国はロシアに外交的な解決にむけて道筋をつける努力をしていたと思いますが、その後の展開はご存じの通りです。
当時の自分を思い返すと、少しナイーブだった気がしないでもない。
今年米政権が交代し、事態は進行するのでしょうか。
古代ローマの前半期は元老院による寡頭制でした。カエサルがこれを帝政へと転換すべく動いたのは、版図の広がったローマではもはや寡頭制では迅速な意思決定ができない、と考えたからだ、と言われています。
その意味で、欧州も一枚岩ではないこと、そして米と溝ができていることが気になります。
ここは毒を持って毒を制す、みたいなことが必要なのかも。。