再発見というと家の中に転がっているのを見つけたみたいだが、そうではなくてオークションで手ごろな出品を見つけて落札した。
先日こんなことを書いていて(どっちにしようか - うさぎくん)、このときは主にポイントを使ってGR 2を買うか、それならGRD4を中古で探すのもいいかもしれないという話だったが、その後も頭の中で検討が進み、結局10年前に一度買ったことのあるGX200をもう一度入手しようという話に、なぜかなっていった。。
記録を見ると、GX200はちょうど10年前の今頃入手している。
以下2枚の写真はその時の、つまり10年前に買ったGX200の写真にゃりん。
7月26日だそうです。前の日の夜に買い、翌日出かけて撮ったほとんど最初の頃の画像。非常にシャープな感じで、かつこってりした癖のある色合い。
試し撮りをして気がついたのは、なんでもないところで急にフレアが出ること。この日は梅雨明け直後で(ちなみにこの年はいったん梅雨明けして晴れの日が続いたが、8月に入るとまたぐずつき始めた。なんとなく今年と似ている感じがしないでもない)、良く晴れていたが、色飽和したようなこってりした画像が多かった。
もうひとつ、野外ではEVF(のほう)が見えにくいというのもちょっと驚きだった。
結構気に入ってはいたが、AFが弱く、高感度がだめなこと(ISO80でもノイズが浮くといわれていた)から普段使いは難しかった。チャンスを外すことが多いので次第に持て余すようになり、ほぼ1年後に売却してMFTを始めることになった(Olympus E-PL1)。
ただ、撮影したいくつかの画像は結構気に入ってはいたのだけど。
今回入札したのはLC-1(可動キャップ)、VF-1(EVF)つき、程度良好の個体。
ねだんは中古(中野のお店や地図さんにはまず出てこない。アマゾンにはそこそこ出てくる)の相場(良品)よりはだいぶお安い。ずっと応札がなくて、値下げになったところを狙ったが、誰かさんが釣り上げてしまったのでまあまあ。
GX200は2008年の発売。そのころペンタックスはまだHOYA傘下だった。
Qシリーズは最後までEVFはつきませんでしたね(01用の外付けOVFってのはありましたが。ちなみに持ってないです)。
コンセプトは近いような気もしますが、リコーのほうが硬派というか、Qは遊んでいるというか、そういう違いはあります。
10年前のデジカメですから、写りがどうこう言っても仕方ないですが、意外と普通に撮れます。
リコーはマクロが強くて、一般向けのRシリーズもよかったですが、ケージ越しに撮るとAFが合わなくていまいち。
やはりシャキッとしません。
前回タム9で模型撮るのは難しいと書きましたが(被写界深度が浅いのがかえって災いする。一眼レフは大きいので撮影範囲が限られる)。それを補完する撮影ができそうです。
1/1.7のセンサーでも絞りによる効果はあり、こうしてF7.6まで絞ると車体全体がぼけずに撮ることができるようです。機関車のエンドビーム(前輪のちょと上)の埃が写りこんでますが、払っても取れないなと思ってたら接着剤かなにかだったようです。
色々いじってみれば、いい写真が撮れるかもしれません。
時々思うのですが、子供~若いころはいろんなものが見えすぎて、心穏やかになれなかったのが、さいきんは見えなくなったので、なんでもOKになって、その分ハッピーになれてるのかもしれません。
こうしてみると、フェアレディが埃だらけ。。
いちおうSDカード(この時代は16Gまで)と予備電池も買いました。
どのくらい使うかはまだわからないな。。