風邪に効く絶品レシピはやっぱコレ!
風邪を引いた時やスタミナをつけたい時に、
食べたい鰻料理【鰻巻き】のご紹介をいたします。
鰻巻き(うまき)とは、
鰻の蒲焼が入った出し巻き玉子のことですが、
プロの板前が作る、鰻巻きって、ちょっと興味がありませんか?
本格【鰻巻き】の作り方、巻き方を公開しますので、参考にしてください。
鰻の蒲焼とだし巻き卵の相性って
抜群に良くて、本当に美味しいです。
鰻はなぜ風邪に効くのか?
スタミナ料理や、
風邪に効く食材と言われたら
「鰻」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。
鰻には、主に
・ビタミンA
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ビタミンD
・ビタミンE
・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
・ミネラル(鉄・亜鉛・カルシウム)
などが含まれています。
鰻がスタミナ回復や、風邪に効くと言われるのは
・たくさんの良質な栄養が含まれること
・たんぱく質、脂質がバランス良く含まれていること
・代謝を整えたり病原菌の侵入を防いだり、
体の抵抗力を高めるビタミンA、
疲労回復のビタミンB1が、
鰻を約半分食べただけで摂取できてしまうこと
・必須ミネラルがたくさん含まれること
・体を温める食べ物であること
などからです。
鰻巻きの作り方・巻き方
(材料)
★今回は卵6個を使用します
★出汁を引くのが面倒でしたら、
本出しでも十分に美味しい鰻巻きができます。
出汁
・水 900cc
・出汁用の昆布 10gぐらい
・削り節 20g
具材
・卵M寸 6個
・鰻蒲焼き 2分の1
鰻は、100g255Kcal で、
一匹分で約570Kcalと言われています。
・大根おろし 適量
調味料
・昆布と鰹の出汁又は、本出し 180cc
・薄口醤油 15cc
・本みりん 5cc
出汁の引き方
具材が出来たら出汁を引きます。
水900ccに、昆布
(前日に昆布を水につけて、一晩おくのが望ましいです。)
鍋に入れ沸いてくると、昆布から気泡が出てくると思いますが、
昆布を取り出すタイミングは、沸騰する手前です。(70度~75度)
昆布を取り出したら、
鰹を投入し、
火を消しそのまま3分程度おきます。(火を止める目安は水かさが5ミリ減る程度です)
味見をして、出汁がしっかりと出ていたら、
ザルにクッキングペーパーを引いて、
こしたら出汁は出来上がりです。
鰻巻きの巻き方
卵6個を混ぜ合わせ、
その中に、粗熱をとった出汁180cc、本みりん5cc、
薄口醤油15cc、味の素少々を入れ、混ぜて、味をみます。
大丈夫そうなら玉子こし器で、
卵をこして巻き鍋で巻いていきます。
鰻巻きの巻き方
・巻き鍋を熱して油を軽く全体に引きます。
・卵を少し垂らして、
鍋の温度をみて、適温なら、卵を流し入れ、
くつくつとなってきたら、箸で泡を潰しながら、
鰻を上側に乗せて、卵が焦げないうちに、
手前へと巻いていきます。
これで芯が出来ます。
・芯が出来たら、油を軽く引き、
鍋を傾け奥側に卵の芯を滑らせたら、
また、油を引いて卵を流し入れ、
くつくつなってきたら、気泡を潰し、
巻いていきます。
・これを卵が無くなるまで繰り返します。
・焼けたら巻きすにとって、しばらく置いて、玉子を馴染ませます。
・切れるようになったら、カットして、
器に盛り付け、大根おろしを添えて、出来上がりです。
★さらっと文章に書いてますが、
実はこれメチャクチャ難しいです。
玉子がフワンフワン過ぎて、
慣れるまでは、玉子ぐちゃぐちゃになると思います。
早い人は1ヶ月で、出来るようになります。
ですので、最初は出汁の量を半分にして、
チャレンジしてみてください!!
スタミナ料理と、風邪に効くレシピのまとめ
鰻の蒲焼は、ちょっとお高いので、
しょっちゅう食べるわけにはいきませんが、
普段頑張っている自分へのご褒美、
そして、自分に活力を与えるという意味で、
風邪を引いたり、疲れて身体が弱ってる時ぐらい、
是非奮発して、鰻巻きを作ってみてくださいね。