百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
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舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

食材とその由来や食にまつわるお話

2019-11-24 | 昆布

白菜(はくさい)・オレンジ白菜

 

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白菜は95%が水分、ミネラルのビタミンC、マグネシウム、カルシウムを含み、食物繊維たっぷりの冬の代表野菜。

たっぷりいただきましょう、フライパンを中火にかけてごま油大さじ1をなじませ、豚バラ肉100gを炒めてとり出す。

生姜みじん切り大さじ1、ネギ薄切り5cm分、豆板醤と甜麺醤各小さじ1を入れ香りがでるまで炒めたら、白菜2枚分をざく切りにし、芯の部分から炒める。

脂がまわったら豚肉を戻して酒。

醤油、きび砂糖少々で味を整える。柔らかく煮込むと胃腸薬の効能も期待できます、熱を加えると芯の部分はとろりとして甘さも増します。

写真は小洒落たオレンジ白菜、栄養価もちょっぴり高くサラダなど生食にも向いています。

下茹でして重ね、クルクルと海苔巻きのように丸めて輪切りにしてからお鍋や煮物に入れると鍋中が華やかになりるので、これからの季節に活躍します。

 

 

親蟹(おやがに)・香箱蟹(こうばこがに)・母蟹(ははがに)・勢子蟹(せこがに)

 

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旬の親蟹、濃厚な内子やみそ、外子ががたっぷりです。

地方によって呼び名が変わり、香箱蟹、セコ蟹、セイコ蟹とも呼ばれます。

今年の解禁日は11月6日で、年末までの2ヶ月間だけ水揚げされます。

地元のお母さんは、ポンポンとお味噌汁に入れる、贅沢ですね。

絶品の炊き込みごはんの作り方を教わりました。

鍋に蟹が浸るくらいの水、酒、醤油、みりん、生姜を入れて出汁をとり、蟹から中身を取り出す。

粗熱が取れたら、洗ったお米に蟹出汁を注ぎ普通に炊く。炊き上がりに内子、みそ、ほぐし身を加え混ぜる、脳天直撃の美味しさです。

蟹のタウリンはコレステロールを抑制し、殻に含まれるキチン・キトサンは免疫力を高める効能があります。

食べ過ぎると体を冷やす傾向が蟹にはあるようです、生姜や酢といただくなどしましょう。

 

 

滑子(なめこ)・きのこ・お味噌汁・発酵食

 

写真

 

深山に入り天然のなめこ摘みを毎年楽しみにしています。

なめこは菌床栽培とブナ・トチなどの広葉樹の倒れ木などで育てられる原木栽培があります。

天然物はゼラチンがまとわりついているような、ぬめり感が多く魅力的、一つ一つがプックリとしています。

胃壁を保護するので二日酔いの朝などのお味噌汁にも最適。

きのこにはBグルカンが豊富、腸内環境をよくし、免疫力を強化する作用を高めます。

旨味が強いのでなめこだけで出汁が充分でますし、力強いなめこはしばらく煮てもしぼみません。

朝1杯のお味噌汁は1日の「毒消し」と言われるほど体に良いもの、目覚めに温かいものをいただくと血液循環が高まって1日を気持ちよくスタートできます、特になめこのお味噌汁は元気になる気がします。

BY  http://yumikoizawa138.jp/category/koyomi/

コメント
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