乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

和本『玉あられ』本居宣長著 合計三ページで興味を持った部分八行(廿一代集過て後…新 續古今集までの歌ハ。…)

2018-12-20 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
 写真は中国
 桂林近くの黄姚古鎮(こうようこちん)にて




 和本『玉あられ』 ⚪︎玉あられ ⚪︎ 〜 ⚪︎玉あられ ⚪︎二(合計三ページ)で特に興味を持った部分





  …………………廿一代集過て後のをいへり。さるは           ⚪︎玉あられ ⚪︎ウ   

  中ごろより 新 續古今集までの歌ハ。玉葉風雅の二つの集      ⚪︎玉あられ ⚪︎オ

  をのぞきてハ。大かたはおなじさまにて。ことなるわろきくせも見

  えざなるを。其後になりてなむ。いたく いにしへとはかはりて。聞

  なれぬことゞもの。おほく出まうできつれば也。されどひさかた

  の雲のうへ。くらゐ高き人々のは。何事もあなかしこ。殊なる

  ゆゑあることなるべけれバ。いやしきわれらが。うかゞひしるべき

  きはにあらず。………………

  ……………………………………


                     本居宣長





 和本『玉あられ』  本居宣長著 (序1オから序2ウまで)
 和本『玉あられ』  本居宣長著 (序3オから序3ウまで)
 和本『玉あられ』  本居宣長著   本文のページの表記の仕方に興味を持ったので、記録することにします。
 和本『玉あられ』  本居宣長著 合計三ページをノートに書く。
 和本『玉あられ』  本居宣長著 合計三ページで興味を持った部分八行 (廿一代集過て後…新 續古今集までの歌ハ。…)



 活字本を持っておりませんので、間違いがありましたらお教えください。
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『玉あられ』  本居宣長著   本文のページの表記の仕方に興味を持ったので、記録することにします。

2018-12-19 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』

『玉あられ』の序は先日読み終え、文字は起こした。

 そして昨日から本文に入っている。

『玉あられ』の本文のページの表し方が私は初めて見たので、書きとどめておきたい。


 まず本文初めの一頁目(左)

 私が知っているのは

   一オ

 本文初めの二頁目(右)
  
   一ウ

 

『玉あられ』では、本文初めの一頁目(左)

   ⚪︎玉あられ       ⚪︎

 本文初めの二頁目(右)

    表記なし

『玉あられ』では、本文初めの三頁目(左)

   ⚪︎玉あられ       ⚪︎二

 本文初めの四頁目(右)

    表記なし





 面白いなと思い、記録することにした。

 

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『玉あられ』  本居宣長著 (序3オから序3ウまで)

2018-12-15 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
 写真は京都の鴨川
 しらさぎよ、かもみて なにおもう。








   『玉あられ』  本居宣長



 玉霰
 著者 本居宣長

 出版社 柏屋平助[ほか2名]
 出版年月日等 寛政4 [1792]
     1冊 ; 26cm
     印記: 中村之印
     装丁 : 和装
     和古書




『玉あられ』序3オから序3ウまでをノートに描き起こしながら読む。

 興味深いのは、序3ウの「草のふくままに」と言う箇所。

「風のふくままに」ではなく、「草のふくままに」なので、息吹が吹き込まれている。

「草」は「言の葉」、すなわち「言葉」「詞」「詩」を意味するように思う。



 解説書などの活字本を持ってないため、間違いであればお許しください。



 
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『玉あられ』  本居宣長著 (序1オから序2ウまで)

2018-12-15 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
 写真は春日大社の影向の松
 松は言の葉と深い関係にある。








   『玉あられ』  本居宣長



 玉霰
 著者 本居宣長

 出版社 柏屋平助[ほか2名]
 出版年月日等 寛政4 [1792]
     1冊 ; 26cm
     印記: 中村之印
     装丁 : 和装
     和古書


 本居宣長著の『玉あられ』をノートに起こしながら四枚(序2ウ)まで読む。

 まだまだ読みたかったが首が痛くなったのでとりあえずここで止め、眠ること二時間。

『玉あられ』ので序は詩や言葉の表からの手ほどきのはじめの一歩が書かれており、言葉も美しく、大変面白い。

 これなら最後まで読めそうだ。


 家族に問うと『玉あられ』の活字本は持ってないと言う。

 だが、とても美しく読み易い字なので、ありがたい。

 どんどんと読めるが、書き起こすと時間がかかり、今の私には負担が大きい。

 だが、意味が深くわかるので、その時その時で首の加減と相談しながら、できればノート記述を続行したい。


 松坂で、本居宣長間に行っておいて良かった。

 その後京博でも本居宣長の展示物を見たので、なおさら楽しい。


 できる事で、最大限楽しみたいと思う昨今である。
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江戸時代 和本『玉あられ』 を読み始める。

2018-12-15 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』



 江戸時代 和本『玉あられ』 を読み始める。





 夫の書斎を物色していたら、横たえられた冊数の多い『太平記』の間から『玉あられ』を見つける。

『太平記』を読むつもりであったが、時の美しさに魅せられて急遽変更。

『玉あられ』を読むことにした。

 これなら一冊で短いし、読み易いので、体を安静に保っている今の私にはぴったりである。

 やっと自分の時間をちり戻せそうだわと、にんまり鳥。

 小半時間読んでみたが、スイスイと進む。

 内容的には結構興味があり、ありがたい。


 天を信じるがゆえ、天は信天翁を救うたわいのう^^

 夜な夜な疑うことなかれ(これって歌舞伎『毛抜』の台詞…だよね)

 
 
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お宝を発見。  『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』  1巻:○四裏 ○五表まで

2018-06-15 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
                       写真は我が家





『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』

 源子誠[著]  


 [出版地不明] : [出版者不明],

 天保15[1844]序

 和装. 袋綴じ

  深川文庫,古家舘,東宮文庫,下毛野古家舘圖書印




 県の図書館で、お宝を発見。

 和綴の本で『古今和歌集遠』(6巻)があるが、源子誠著の『古今和歌集遠』の補正本というものが存在した。

 初めの2,3ページは日本語漢文

 本居宣長のなもしっかりと記されている。

 今回は1巻:○四裏 ○五表(一般的に言う、オ12 ウ11まで)楽しませていただいた。。だが、その実ノートも取らず上滑りである。

 このような本を図書館で実際に手にとって楽しむことができるのはありがたい。字をおって表面を泳いだに過ぎないが、楽しい時間を過ごさせていただいた。


 図書館の『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』は、色焼け、シミ、虫食い、水濡れは全くなく、とても清潔だ。

 あまりにも美しい本だったので、匂いを嗅いでみた。

 面も裏も背も綴じ方も丹念に楽しませていただいた。

 多分、私の顔は始終、にやけていたのではないかと少々心配。


『古今和歌集遠鏡補正, 2巻』の著者である源子誠について調べて見たが、今ひとつわからない。

 今度時間がたっぷりとあるときに、知人に尋ねてみよう。


 他にも和歌関係の和綴本の所蔵が多い。

 帰宅後、私ってこんなに幸せでいいのか知らんと、いらぬ心配をしては時間を潰す。






 みなさま

 拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとうございます。

 心より感謝いたします。


 

 
 

 
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『遠鏡 一』(東洋文庫)読了。 次は、和本『古今集遠鏡』(六冊)と、岩波古典文学・新古典文学全集とともに読む。

2018-06-07 | 本居宣長 『古今集遠鏡』『玉あられ』
   
      写真はペルセポリスの西に位置する、ペルセポリスの石材の石切場
      最近、TVで日本人未踏の地という番組を興味深く見た。
      イランでは日本人未踏の地や村に何度か訪れる機会があった。
      約一ヶ月間を六回行く機会に恵まれたイラン。
      今となっては、懐かしい思い出が多く、イランは日本の次に親しみ深き地かもしれない。

      写真の男性は、イラン人のドライバー









    『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)



『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)を読了。

「〜〜じゃ」など特徴のある口語体だが、江戸時代の知識人にとっては、普通の言葉遣いだったように思う。

 本居宣長は興味深いので、数年前に夫と子供の三人で松坂へ肉を食べに行った際、本居宣長館(?)を訪れた。

 本居宣長館(?)と言うように、公開された家の名称はウル覚えにもかかわらず、造りや資料は、今でも割合に覚えている。

 一度読んで見たいと思っていた『古今集遠鏡』だが、とりあえず、二冊のうちの一冊は丁寧に読んだ。



 貫之や業平の好きな私。古今和歌集は歌の中でも特に好きなので、もう一度読みたいと思い、読了後にコピーさせていただいた。

 東洋文庫なので手元に置いておく方が正解だとは思うのだが、七月は家族と昼夜大歌舞伎、八月は家族三人でバレエを楽しむ。

 なので、ここはひとまず節約と思い、今朝の四時からせっせとコピー機と格闘した。


 
 私の江戸時代和綴本の『古今集遠鏡』(六冊)

 カタカナも交えての『古今集遠鏡』はいたって読みやすい。

 本居宣長の考える古今和歌集を知りたいので、今日から、東洋文庫(コピー)と、岩波古典文学・新古典文学全集(赤、緑)の四冊を参考に、古今和歌集を楽しみたいと思う。

 

 貫之や業平との逢瀬とも言える読書は、心がときめく気がいたします。






 『古今集遠鏡 一』(とおかがみ)



 本居宣長 著

 今西 祐一郎 校注

 東洋文庫 770

 2008/01
 270ページ
 2,700円+税

 本居宣長が、その細心かつ精緻な読み取り力を望遠鏡にして、古今集のはるかな古雅を江戸期のいま・ここの言葉へと引き寄せる。
 古典口語訳の白眉。稿本との異同を注記する。



 拙ブログにお付き合いくださいまして、誠にありがとう存じます。

 心より感謝申し上げます。
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