2011年度 12作目
「勧進帳」
『歌舞伎十八番集 』から 「勧進帳」
日本古典文学大系 98
P、175~192
岩波書店
昭和40年 (P,502)
別段猥談が好きな訳ではないが、『歌舞伎十八番集 』「鞘當」「鳴神」の感想を生真面目に記録すると、気がついた時には思わぬほどお恥ずかしい内容になっていた。
今回は名誉挽回(爆)との企みもあり、天理市に行く電車往復で「勧進帳」を読む。
これなら安心(笑み)
「勧進帳」は内容ははっきりとわかっているが、実際に芝居を観ていると単語はあやふやだ。
今回『歌舞伎十八番集 』から 「勧進帳」を読み、能楽の『安宅』や歌舞伎『勧進帳』の単語を意識した。
今もって歌舞伎『勧進帳』で悔やまれるのが幸四郎丈の東大寺興行。
イラン帰国後日が浅いということもあり断念したが、東大寺で『勧進帳』といったこの上ない洒落た舞台を見逃したのは口惜しい。