(写真は青蓮院)
『パッチギ!』
パッチギとは (ウィキより)
タイトルの「パッチギ」は朝鮮語(韓国語)で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意。
監督・脚本:井筒和幸
原案:松山猛
脚本:羽原大介
出演:塩谷瞬 高岡蒼佑 沢尻エリカ 楊原京子 真木よう子 オダギリジョー
2004年
119分
カラー
歌ってはいけない唄と、あの娘の、挟み撃ちにあいながら。若者たちの激しく怒涛の日々 松山猛による自伝的小説『少年Mのイムジン河』をモチーフに映画化 日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う傑作青春映画 キネマ旬報ベストテン1位ほか映画賞総なめ。2005年の日本映画年度代表作 井筒和幸監督による、胸ときめく切ない恋と涙溢れる熱い友情、そしてリアルファイトに満ち、無軌道な若者たちが不条理な社会の荒波に巻き込まれながらも、大人への一歩を踏み出す姿を捉えた青春群像劇。対立する二つのグループの男女がふとしたきっかけで知り合い、やがて恋に落ちてゆくが、そこには二人の思いを妨げる深い川が横たわっていた・・・。日本版ロミオとジュリエット、そしてダンスをケンカに置き換えた日本版ウェストサイドストーリーとも言える胸躍る感動作。作品中ではザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」と「あの素晴らしい愛をもう一度」が印象的に使用される。
『パッチギ!』を見た。
以前にも途中から見たことがあったが、今回も途中で知人から電話が何度も入ったり…で前回と同じような感じ。
その二回をたぐり寄せて考えると、この映画はかなり細かいところまで気遣われてつくられている。
場面場面の競っていた構図や台詞を保持繰り返して考えてみると、ずいぶん長く楽しめる。
わたくしの知っている鴨川がイムジン川戸イメージを重複させ、またあると木は境界、あると木は天の川と多角的にうまく活用されていた。
わたくしの知っているはずの京都だが、本映画では知らない生活やけんかや町並みだった。
風習や比較民俗まで表現。そういった角度から見ても面白い。
友人が亡くなり棺桶に入った彼を家の中に入れようとしても入れない。
一旦は棺桶を傾ける、
しかし間口が狭く、結局、面戸を壊す。
韓国では棺桶を家に入れる場合、世紀の玄関から入れず、塀を破っていれると、何かに書かれていた。
そういったことを形を変えてサラルと表現される井筒和幸(脚本監督)って、素晴らしい方だな!
けんかの部分は正直怖くて目を覆ってしまったが、思いテーマを見事に描き出した良い映画だと感じた。
この映画を見たら最後、あそこがどうだこうだといくらひっくり返してもつじつまがあって、あれこれかなり楽しめるね。
『パッチギ!』
パッチギとは (ウィキより)
タイトルの「パッチギ」は朝鮮語(韓国語)で「突き破る、乗り越える」ならびに「頭突き」の意。
監督・脚本:井筒和幸
原案:松山猛
脚本:羽原大介
出演:塩谷瞬 高岡蒼佑 沢尻エリカ 楊原京子 真木よう子 オダギリジョー
2004年
119分
カラー
歌ってはいけない唄と、あの娘の、挟み撃ちにあいながら。若者たちの激しく怒涛の日々 松山猛による自伝的小説『少年Mのイムジン河』をモチーフに映画化 日本と朝鮮の深い溝とそれを乗り越える前向きな力を問う傑作青春映画 キネマ旬報ベストテン1位ほか映画賞総なめ。2005年の日本映画年度代表作 井筒和幸監督による、胸ときめく切ない恋と涙溢れる熱い友情、そしてリアルファイトに満ち、無軌道な若者たちが不条理な社会の荒波に巻き込まれながらも、大人への一歩を踏み出す姿を捉えた青春群像劇。対立する二つのグループの男女がふとしたきっかけで知り合い、やがて恋に落ちてゆくが、そこには二人の思いを妨げる深い川が横たわっていた・・・。日本版ロミオとジュリエット、そしてダンスをケンカに置き換えた日本版ウェストサイドストーリーとも言える胸躍る感動作。作品中ではザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」と「あの素晴らしい愛をもう一度」が印象的に使用される。
『パッチギ!』を見た。
以前にも途中から見たことがあったが、今回も途中で知人から電話が何度も入ったり…で前回と同じような感じ。
その二回をたぐり寄せて考えると、この映画はかなり細かいところまで気遣われてつくられている。
場面場面の競っていた構図や台詞を保持繰り返して考えてみると、ずいぶん長く楽しめる。
わたくしの知っている鴨川がイムジン川戸イメージを重複させ、またあると木は境界、あると木は天の川と多角的にうまく活用されていた。
わたくしの知っているはずの京都だが、本映画では知らない生活やけんかや町並みだった。
風習や比較民俗まで表現。そういった角度から見ても面白い。
友人が亡くなり棺桶に入った彼を家の中に入れようとしても入れない。
一旦は棺桶を傾ける、
しかし間口が狭く、結局、面戸を壊す。
韓国では棺桶を家に入れる場合、世紀の玄関から入れず、塀を破っていれると、何かに書かれていた。
そういったことを形を変えてサラルと表現される井筒和幸(脚本監督)って、素晴らしい方だな!
けんかの部分は正直怖くて目を覆ってしまったが、思いテーマを見事に描き出した良い映画だと感じた。
この映画を見たら最後、あそこがどうだこうだといくらひっくり返してもつじつまがあって、あれこれかなり楽しめるね。