『アジアンタムブルー』
監督:藤田明二
原作:大崎善生
脚本:神山由美子
出演:阿部寛 松下奈緒 小島聖 佐々木蔵之介 村田雄浩 小日向文世 高島礼子
2006年
110分
カラー
大崎善生の人気小説「アジアンタムブルー」が、阿部寛、松下奈緒の共演で映画化 余命1ヶ月を宣告された恋人の為に自分に何が出来るのかと煩悶するラブストーリー
Fresy ペディアより ▼
タイトルの「アジアンタムブルー」とは、作中の説明では、観葉植物のアジアンタムが水不足で葉がちりちりになってしまい、その状態がみるみるうちに葉全体に広がってしまう現象のこと。「パイロットフィッシュ」の中では「アジアンタムの憂鬱」という言葉が登場する。
ウィキペディアより ▼
藤田 明二監督
藤田 明二(ふじた めいじ、1948年 - )は、テレビ朝日制作2部所属のテレビドラマ演出家、映画監督。
東京都出身。1971年に玉川大学文学部芸術学科を卒業後、テレパックに入社し、制作部に配属される。1985年に共同テレビ制作部に移籍。数年間演出を手掛けた後、2004年末頃にテレビ朝日へ移籍、特に社会派ドラマや恋愛ドラマの演出を手掛ける。2006年に『アジアンタムブルー』で初映画監督を務める。プロデューサーでは中山和記、俳優では特に田村正和、陣内孝則、米倉涼子と組む仕事が多い。
テレビで映画『アジアンタムブルー』を見る。
筋書きはごく単純。昔からあるパターンに乗っ取ったお話。
だが…藤田 明二監督の感性が素晴らしい
特に
色
半端無く美しい
藤田 明二監督にかかれば色彩にも光にも文法が感じ取れる。
淡いやさしい色(写真のフレームの壁色 A)
↓
黄土、茶系(実生活の色)
↓
赤系+アクセントのブルー(何かが起った場合の色)
↓
淡いやさしい色(女性の病に際し、二人を A壁にはめ込んだような色彩
↓
黄土、茶系(ニースでの実生活)
↓
赤系+アクセントのブルー(病そして…)
↓
フォトショップでいえば、液状フィルム…みたいな…感じ…(二人を思い出に、そして画集に…)
場面の使い方、例えばオレンジ
形も色も心の揺れ動きも強烈だ
X
↓
Y
↓
X
↓
絞る垂れる…
写り込みも素晴らしい☆
光も音と風を感じる☆
藤田 明二監督と編集の方々に拍手
素晴らしいところが多くあり、日がたっても余韻が残る…
藤田 明二監督と編集に携わられた方々に、芸術的な作品を任せられることを願います
と、知人が申しておりました(*^-^*)