乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『THE PROMISE/君への誓い』2016年 スペイン・アメリカ 133分 監督:テリー・ジョージ  5/5★

2019-02-19 | 映画
 山の辺の道を歩きたいなぁ^^
 うん! 今年は、きっと、歩こう。






   『THE PROMISE/君への誓い』2016年 スペイン・アメリカ 133分 監督:テリー・ジョージ  5/5★




 久々にテレビ(映画 『THE PROMISE/君への誓い』)を見た。

 大変重厚で感動。二時間余の映画はあっという間に終わってしまった。


 イランにもアルメニア人地区があり、アルメニアの教会がある。

 私は一度そこを訪れたことがあるが、なんとなく明るい雰囲気の地区だった。

 まさか隣国で映画の様な歴史があったとは、全く知らずにいた私。

 この映画に出会えたことは、幸運であった。


 見て損のない映画だと思います。興味のある方はぜひ楽しんでください。




 
 以下、データーは全てwowow公式HPより ▼

 第1次世界大戦時に起きたオスマン帝国(現トルコ)によるアルメニア人虐殺事件を題材に、過酷な運命に翻弄される男女の姿を壮大なスケールで描いた力作ヒューマンドラマ。

 かつて「ホテル・ルワンダ」で20世紀末のアフリカにおける民族対立と大量虐殺を鮮烈に描いたT・ジョージ監督が、本作では第1次世界大戦時に起きたオスマン帝国(現トルコ)による150万人ものアルメニア人虐殺の悲劇を、真正面から見据えて映画化。「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のO・アイザックを筆頭に、「ザ・ウォーク」のC・ルボン、「聖杯たちの騎士」のC・ベールら、実力派のキャストが熱のこもった力演を披露し、観る者の心を深く揺さぶる重厚な人間ドラマに仕上がった。


 第1次世界大戦時に起きたオスマン帝国(現トルコ)によるアルメニア人虐殺事件を題材に、過酷な運命に翻弄される男女の姿を壮大なスケールで描いた力作ヒューマンドラマ。
 オスマン帝国の小さな村で生まれ育ったアルメニア人の青年ミカエルは、1914年、裕福な家庭の娘マラルと婚約し、彼女の持参金を学資にしてコンスタンチンノープルにある帝国医学大学へと入学。その地でミカエルは同郷のアルメニア人女性アナと出会い、彼女に恋心を抱くが、既に彼女にはアメリカ人記者のクリスという恋人がいた。第1次世界大戦の勃発とともにアルメニア人への弾圧が強まり、彼らは過酷な運命を歩むはめとなる。


 原題/The Promise
 制作年/2016
 制作国/スペイン/アメリカ
 内容時間(字幕版)/133分

役名 役者名
ミカエル オスカー・アイザック
アナ シャルロット・ルボン
クリス・マイヤーズ クリスチャン・ベール
神父 ダニエル・ヒメネス・カチョ
マラル アンジェラ・サラフィアン
スタッフ
監督
テリー・ジョージ
製作
エリック・エスライリアン
製作
マイク・メダヴォイ
製作
ウィリアム・ホーバーグ
脚本
テリー・ジョージ
脚本
ロビン・スウィコード
撮影
ハビエル・アギーレサロベ
音楽
ガブリエル・ヤレド

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法隆寺  南大門と東大門の間の東西の道の土壁を見ながら、夢殿へと向かう。夢殿は2月3日夜に追儺会を楽しませていただいたところ。(写真複数枚)

2019-02-19 | お出かけ


  法隆寺  南大門と東大門の間の東西の道の土壁を見ながら、夢殿へと向かう。夢殿は2月3日夜に追儺会を楽しませていただいたところ。




              



 

 

 

 



       西院伽藍を出ますと、


南大門と東大門の間には、東西の道があり、夢殿に行くことができます。



 途中、右手(南)には聖徳会館や本堂や羅漢堂があり、その壁は修復されて割合に新しいのかもしれませんが、なんだか心が惹かれます。

 

 

 

 壁といえば、高校の頃なんども読んだ安部公房先生の小説を思い浮かべます。

 ただし、法隆寺の今回写真を撮った壁  は、その作品のイメージではありません。

 
 壁の向こうには、夢殿が見えます。

 
 夢殿です。

 ここは2月3日の夜に夢殿に参り、追儺会(ついなえ)を楽しんだところです。

 

 

 

 

 上の4枚の写真はその時(追儺会)のものです。

 雨が降り、ピントがぼけ、写真を写すことはできませんでした。

 

 夢殿も夕刻の明るい時間に参りますと、随分と違ったイメージです。


 壁をつたい、日本の文化に思いを馳せ、いざ夢殿へ。

 

   探し物は なんですか

   見つけにくい ものですか

   夢に中へ 夢の中へ

   行ってみたいと ひとひ旅    

              (陽水借)

 

 

 

 

 




 
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法隆寺の柱はギリシャのパルテノン神殿のentasisと類似した形状。これはイランの建物でも木の建築柱で認められます。(11景)

2019-02-19 | お出かけ



  法隆寺の柱はギリシャのパルテノン神殿のentasisと類似した形状。これはイランの建物でも木の建築柱で認められます。(11景)



 
 法隆寺の柱はギリシャのパルテノン神殿のentasis(エンタシス)と類似した形状を保っています。

 写真は法隆寺の大講堂と中門つなぐ回廊にある柱ですが、妻室の近くの柱の形(ただし短め)にも認められます。

 
 パルテノン神殿のentasis(エンタシス)は紀元前400年代頃に作られ、その約一千年後に法隆寺の回廊なども建てられたようです。

 中には法隆寺の柱はパルテノン神殿を真似て作ったと言われる方々も多くいらっしゃいますが、私は確信していません。

 大学時代にギリシャにも行きましたが、ヨーロッパはあくまでも石の文化であり、日本は木の文化。形状は真似たのかもしれませんねとしか私にはわかりません。

 他にも何かギリシャから法隆寺に伝わったようなものがあれば、教えていただければ幸いです。

 
 法隆寺から程なく近い藤ノ木古墳方は、馬具の飾りなども多く出土しました。

 その文様装飾は、アフガニスタンの文様に似ていると、藤ノ木古墳の博物館(?)のスライドで見たことがあります。

 西からの影響も多いのだと感じました。

 
 イランの多くの古い建物などをみましたが、その中で、法隆寺と同じ形状の柱をみたことがあります。

 上にあげたイランの建物は木で造らており、柱も見事に美しい形で、法隆寺を思い浮かべていました。

 ただ、年代と場所と名前を忘れてしまいましたので、機会があれば家族に聞いておこうと思います。


 

 法隆寺の回廊の屋根を見上げると、美しいカーブが認められます。

 ここは大講堂をでてすぐ右の場所です。(大講堂 向かって左)

 

 ここは大講堂を出て右(大講堂 向かって左)をさらに進んだところで見上げました。

 やはり屋根のカーブが美しいです。

 法隆寺の中でも残念なことに大講堂は雷で焼けたらしく、再建されています。

 その時に、確か、中国の様式を用いたと何かで読んだことがあります。

 柱にせよ、回廊の屋根のカーブにせよ、美しい形状だと何度言っても感じます。

 
 

 先ほどから何度も書いている、大講堂です。

 法隆寺は学問の寺と言われていますが、大講堂はまさに学問をするばだったとボランティアガイドのカタカタお聞きしました。

 ここで学呂(?)たちが勉学や研究に勤しんだのかと思うと、仏像のオーラを感じながら、メラメラとやる気が起こってまいります。

 
 に向かってすぐ右には、大講堂の入口があります。

 

 大講堂向かって右にはまだ蕾を固く閉ざした紅梅の梅が植えられています。

 もう少しすれば、梅も楽しめそうです。


 

 中門中側から南大門の方向を見ています。

 中門の外側には、法隆寺の仁王像の阿吽像が力強く西院伽藍を守っています。

 私の好きな仁王像二体の一つです。


 

 ここは回廊近くの扉の一つです。

 少し新しそうですが、施錠の形は面白いので、記録しておこうと思います。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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