子が連れてくれました 2 ジャズライブを楽しむ
子供がお盆に帰って来たので、ライブハウスに付いて来てくりゃれぇ〜!と祈願する ばか(違った、はは)
子は苦笑しながらも
「明日、行くぅ?」
と、そこは親孝行な一人前の子供。
あれこれ探してくれたが、中には大きな会場で、「小柳ゆき&大黒摩季」というのもあった。
子は
「これで良いか?」
と問うが、乱鳥、首を縦にはふらぬ。
しびれをきらした子供が、具体的に希望意を言うようにと言うので、次のような条件をつけてみた。
Jazz喫茶で夜ライブ
或いは
得々か十得かミューズみたいなところ
或いは
ライブがなくても、京都時代のブルーノート(今は奈良に移動)かしあんくれーるかふうんじゃらーむ
のような、文庫本一冊を読んで帰れそうな雰囲気のところ
要するにジャズでもクラッシックでも演歌以外なら良いが、中学高校大学の頃慣れ親しんだ音楽的空間の大阪版を希望した。
子は京都の大学へ通ったが、小学生の頃から上本町まで塾通いをしていたために、大阪はある程度は詳しい。
要望を満たし、すぐに見つけ出してくれたのが、次の店。
COMODO
Anri Ikeda
Vo: 池田杏理
Pf: 堀智彦/B: 荒玉哲郎/D: 東敏之
パワフルな歌声と光る個性でオーディエンスを魅了するキュートなヴォーカリストです。
店は大人の雰囲気で、しっとりと音楽を楽しめる。
お酒は美味しい、ゆったりとした空間。
おまけに行く途中には一部柳も生え、京都の大丸裏、文化会館近くを歩いているような懐かしい光景の場所もある。
落ち着いた居心地の良い通りを歩くと、落ち着いた店に入ることができた。
また、Anri Ikedaが素晴らしい。
曲は「枯葉」から始まり「スイングしなきゃ 云々」で終わる。
ボーカルの池田杏理さんは声を転がす操って裏割れていた。
いやぁ!うますぎる。ファンになりそうだ^^
楽器で堀智彦さんは歌い、荒玉哲郎さんは弾み、東敏之さんは跳ねておられた。
池田杏理さんの声とドラムの掛け合いに心は紅葉した。
初めて訪れたCOMODOはゆっくりとした時間を楽しむことができた。
この日お頼みしたのはドリンク各二杯とおつまみのみだったが店にはお食事も用意できるようなので、次は早めに行きお食事後にライブを楽しみたい。
かって学生の頃にニューオリンズに行こうとしたが、なんとなく一人旅を断念した私。
音楽も聴くのは好きなので九月初旬には六本木あたりでライブを楽しむ予定だが、さてさて 夫がどうなることやら(笑)
道頓堀は歌舞伎も良いが、こんな楽しみ方ならできることなら毎日でも!と喜びころこび、目から鱗。
池田杏理さんのような素晴らしい歌声でスイングしていたい
と、
心は学生の頃で止まってはいるが
鏡を見れば
非常に可愛いお年頃になった 浦島たろこ的乱鳥 は思うのでった。
それにしても親孝行な子である。
連れてくれた子に、
快く送り出してくれた夫に、
そして今回お世話になったCOMODO様に感謝^^