乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『ペスト』 18 (あるカフェーが、「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まる。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

『ペスト』 18 あるカフェーが、「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まるカミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 あるカフェーが、

「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」

といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まる。  P.93

 

 

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

『ペスト』 17 (「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事))カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 18 (あるカフェーが、「純粋な酒は黴菌(ばいきん)を殺す。」といい、アルコールは、伝染病を予防すると広まる。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

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『ペスト』 17 (「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事))カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 

『ペスト』 17 「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事)カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 リウーは思い切って知事に電話をかけた。

「今の処置では、不十分です。」

「私の手元には、数字が来ていますがね。」

と知事は言った。

「実際、憂慮すべき数字です」(知事)

「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」

総政府の命令を仰ぐことにしましょう。

「無論、三十どころじゃないだろうね、市内の患者は」

「怖がっている連中もいますし、、、、、

 、、、、、、 

 、、、、、、

「埋葬の方は警戒しているのかな?」

「してないです。、、、、、。徹底的な処置を取らなきゃ、、、、、。疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。

「それで、、、」

自分にはその権限がないって、、、、、、。」  P.76

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

『ペスト』 17 (「実際、憂慮すべき数字です」(知事)  「憂慮どころではありません。もう、明白ですよ。」(医師)  「総政府の命令を仰ぐことにしましょう。」(知事))カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

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『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 

『ペスト』 16 「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで、、、」  「自分にはその権限がないって、、、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

「幾床あるんだね、分館の収容力は?」

「八十床です。」

「無論、三十どころじゃないだろうね、市内の患者は

「怖がっている連中もいますし、、、、、

 、、、、、、 

 、、、、、、

「埋葬の方は警戒しているのかな?」

「してないです。、、、、、。徹底的な処置を取らなきゃ、、、、、。疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。

「それで、、、」

自分にはその権限がないって、、、、、、。」  P.74-75

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 16 (「疫病に対して、それこそ完全な防壁を築くか、さもなきゃ全然何にもしないのも同じだって言ったんです。」「それで」  「自分にはその権限がないって、、、」)カミュ著

 

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『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 

『ペスト』 15 大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 腺腫の石灰が、やや効結果をもたらしたに過ぎなかった。

 しかし、大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。

「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」

と、ある患者の細君は彼に言ったのであった。P.74

 

 本日のニュース

 東京杉並区の保健所のこと。

 40代男性コロナ陽性者と途中から連絡が取れなくなり、東京都や警察には連絡もせず、対策を打ち切っていた。

 男性は、自宅で亡くなっていたという。

 

 すぐに入院で実験台にされるのも怖いが、現在の日本のコロナに対する考え方や、東京杉並区の保健所のような悪意無き、無意識の非対策も空恐ろしいし、あってはならないことである。

 

 国は、オリンピックやパラリンプックの次は、総裁選、衆議院総選挙の意欲ある対応におわれ、疫病は二の次、三の次の様に感じるという方々も少なからずいる。

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 15 (大多数の者にとっては、直ちに入院であり、そして入院ということが貧しい人々にとって何を意味するかを、彼は知っていた。「嫌ですわ、実験の材料にされたりするのは」)カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

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『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

 

『ペスト』 14 世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 コタールとリウー(医師)の会話

「世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。」(コタール)

「一体どう云うことですか、今必要なのは。」(リウー)

 、、、、、

 、、、、、

「地震ですよ、それこそ、ものすごい地震、、、、、」(コタール)P.62-63

 

 コタールの問題のすり替え(ペスト以上の騒ぎ(災難)で、ひとびとの目をそらすやり方)は、恐ろしい!

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 14 (世間じゃ流行病の噂をしてますが、住人も死者が出ると、もう世界の終わりって騒ぎだ。そんなことじゃないんだ、今必要なのは。ものすごい、地震、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

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『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

長浜子供歌舞伎

 

 

『ペスト』 13 熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 会議の翌日、熱病はさらにちょっとした進展を示した。この熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度で満足したのである。

 翌々日になると、それでもとにかく、県庁が市民の目立たぬ隅々に迅速に張り出したビラを、リウーは読むことができた。

 このビラからは、当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難であった。   P.62-63

 

 

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

『ペスト』 13 (熱病のことは新聞にまで出たが、二、三言及される程度/ 当局が自体を正視していると云う証拠を引き出しことは困難)カミュ著  宮崎嶺雄訳

 

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『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

2021-08-31 | 読書全般(古典など以外の一般書)

 

『ペスト』 12 何事も暗い方に考える必要はないし、第一、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるということも証明されたわけではない。/ 市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうかカミュ著  宮崎嶺雄訳

 

 

 リシャールは何事も暗い方に考える必要はないし、第一、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるということも証明されたわけではない。 

   P.60-61 

 小説『ペスト』での「伝染」を  

 現在の問題

「コロナワクチン」接種後の死亡者1000人を超えるが、ワクチンとの因果関係がわからないから理解できないと云う市民側に対しての情報が少ない事実は、 上の、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるということも証明されたわけではない。と云う内容となんら変わりはない。

 

 、、、、、、、、、、 

 、、、、、、、、、、

 

「問題は」と、リウは主張した。

問題は、法律によって規制される処置が重要かどうかということじゃない。それが、市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうかということです。あとは行政上の問題ですし、しかも、現在の制度では、この問題を処置するためにちゃんと知事というものが置かれているのです。

   P.61

 

『ペスト』カミュ作  (全体像)

『ペスト』 1  カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 2 (この町でそれ以上に特異なことは、死んでいくのに難渋を味わうことである。) カミュ著  宮崎嶺雄訳 昭和54年18版

『ペスト』 3 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 4 (一匹の死んだネズミ/ 人が機械的な動作で、しきりに首を擦っていた。)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 5 (夕刊の呼売りは鼠の襲来が停止したと報じていた。←→ しかし、、、  歴史は繰り返される、、、で済む問題か)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 6 (門番のリンパ腺はさらに大きくなり、さわってみると固く木のようになっていた。医師は女房に言った。「ずっと付いててあげなさい。」)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 7 「今んところ、あんたこそ、他人の平和をかき乱しとる、、」「余計なことに関わっていとる暇なんぞありゃせん、、例の熱病のうわさが始まってからってものは、、、、。」カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 8 (鼠の事件ではあれだけ饒舌だった新聞も、もうなんにも言わなくなっていた。鼠は街頭で死に、人は室内で死ぬからである。/ 医者とて、目を背けたくなる事実。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 9 (「彼らはみずから自由であると信じていたし、しかも天災というものがある限り、何ひとも決して自由ではあり得ないのである。 現在と同様だ)カミュ著  宮崎嶺雄訳 

『ペスト』 10 (「どうやら、いよいよ、この病名通りに呼ぶ決心をしなきゃならんようだ。我々も足踏みしていた。、、、、」  後手後手、、、ですね、、、)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 11 (「「知事はこう言われたよ。『まあ、早いとこ済ませましょうや。ただし、目立たないようにね。』」  公は、ここでも腰が重く、後手に回っている。)カミュ著  宮崎嶺雄訳

『ペスト』 12 (何事も暗い方に考える必要はないし、患者の身内の人々がまだ無事である以上、伝染であるという事も証明されたわけではない。/市民の半数が死滅されることをことを防ぐために必要かどうか)

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Hafezはハーフェズでも ハーフィズィでも良いがハフェズではないと知る。

2021-08-31 | ことのは

 

 

 

庭にいること5時間半。ゴールドクレストの剪定で遊び、「あらま、糸杉のような、あなた、、、」「薔薇のような頬の女性、、、」と、心はイラン

 上に書いたイランの詩人ハフェズはサーディやメブラーナ(トルコも)と共に東洋文庫などで楽しんだことがある。

 

 ハフェズは、シーラーズで廟にも行ったことがあり、このブログでも記録したのだが、検索しても出てこない。

 試しにハーフェズでも調べてきたが、読書記録も廟に行った様子も出てこないのが口惜しい、、、

 

 ハフェズの廟はホテル近くの通りを隔てて間も無くの公園の中にあった。

 イラン人の観光客も多く、祈っておられた。

 そのうち、廟の周りの六角形だったか八角形だったかの囲い、あるいは廟に、ハフェズの詩が書かれていら(らしい、、、私はペルシャ語は全く知らない)

 そうこうしているうちにイラン人女性が歌うように詩を読み上げて下さった。

 するとまた別のグループの女性も声高らかに、美しい声色で別の詩を歌って下さった。

 異国の私に、意味はわからないが、美しい詩を読み上げて下さったのだ。

 イラン人の方々は、親切な人が多い!

 

 そんな思い出があるハフェズ。

 家族に言わせると、ハーフェズが正しく、ハフェズは間違いだと言う。

『今頃になって、なんぞ、言うか!もっと早よう言え!』

と、内心夫を叱る。

 

 確かにウィキペディアを見れば、ハーフェズと書かれている。

 私の温めてきたハフェズは行き場を失う、、、、

 

 ハーフェズ(18世紀)の正式には、ハージャ・シャムスッディーン・ムハンマド・イブン・バハーウッディーン・ハーフィズィ・シーラーズィー と行った長い名でしたを噛みそうだ。

 上にもあるように、Hafezハーフェズでも ハーフィズィでも良いらしい。

 

 人は間違うことが多くある。

 ことに鳥は、日常茶飯事である。

 まぁ、訂正でき正しきを知ったのだから良しとするが、やはり内心

「もっと早く、教えてよ!」

と、悶々とした気持ちは残る。 

 

94; 『ペルシャ旅行記 托鉢僧に身をやつしてー』 A・ヴァンベーリ 著  東洋文庫

85; 『薔薇園(グリスターン)―イラン中世の教養物語 』サーディー 蒲生礼一訳 東洋文庫 12

『神秘と詩の思想家メヴラーナ―  トルコ・イスラームの心と愛』 西田今日子訳 丸善プランネット株

ハーフィズ読書記録

ハーフィズ廟記録

 

 ハフィズ、ハーフィズ、ハーフィズィ、ハーフィズでブログ内検索したが、読書記録もハーフィズ廟での記録も消えていた、、、、、

 そういえばこのブログを立ち上げた当初の写真も全て消えている、、、、、

 他のgooブロガーさんも書かれていたように、タイミングによってはブログが消えていることがあることも、ここに来てあたらめて知った、、、、、

 

 しかし、こんなに楽しい時間をいただいているgooブログさんには、感謝の念しかない。ありがとうございます。

 

 そして、ご来場いただいております多くの皆様に、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

 

 

コメント
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