乱鳥の書きなぐり

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6月30日の 法隆寺 5  錺(かざり)をつくる会社

2010-07-03 | 美術・文様・展示物



            6月30日の 法隆寺 5  錺(かざり)をつくる会社








 法隆寺一丁目で錺技研という会社を見た。

 錺技研株式会社さんは 6月11日に記録した『ここは法隆寺町。200m歩くと、法隆寺です。6月9日の斑鳩法隆寺町 12景』のすぐ側です。



 錺技研株式会社さんは法隆寺のほん近くで、元はこつこつとれたにまつわる錺をつくられていたのだと、勝手に想像しています。

 ウインドゥの中を除いてみるとそれは寺に使うらしい鋲(びょう)出会ったりかぎのは仕込む金具であったり。

 カラスの中にはこういった者が置かれていましたが、他にどんな者があるのかなと心はずませていました。

 Netで錺作品がいっぱい載っていました。



 ここでは錺製品のごく一部だけ紹介したいと思います。 ▼


京都社寺錺漆株式会社のページ

丸善錺社(まるぜんかざりしゃ)のページ

錺金具 1 のページ

錺金具 2 仕上げのページ



 また次のページは職人さんのようすも写真に収められております。▼

玉越錺金具製作所のページ

 
 大辞林によると、

     『かざり‐しょく【飾り職/×錺り職】』

      金属製のかんざし・帯留め・指輪など金具の細工をする職業。また、その職人。飾り師。飾り屋。

と、ありました。

      山車、祢里、屋台、神社仏閣、仏壇などの錺金具を製作している職業や職人   

も、含まれます。



 写真の錺技研株式会社さんによるとここの会社では次のような者を作っておられるようです。


       錺鋲を製造販売している会社です。
       錺鋲とは、頭の大きい釘の様なイメージで
       主に家具や木工製品の装飾に使われています。
       よく見る物では、和太鼓の皮を止めている丸い金具があります。
       他に上敷やカーペットを止めている上敷鋲
       サンダルのベルトを止めているサンダル鋲等があります。
       現在では、様々な用途のファスナーとして使われています。
       頭の形は、丸、菊、亀甲、皿、平型等色々あります。
       材質は、鉄、銅、真鍮、ステンレスなどあります。
       用途に応じて別注品のご要望にもお応えします。




 上の中で最後ある【用途に応じて別注品のご要望にもお応えします。】の部分に惹かれます。

 一体どのような者を創られているのでしょうか?

 法隆寺などの部分的修理・修復、復元パーツなどを承っておられるのでしょうか?

 機械化の一途をたどる今こそ、錺金具の製作、修理・修復、復元に必要な職人の業を残して頂きたいと感じるのです。

        



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