『亀も空を飛ぶ』
9★/10
公開 2005年9月17日
上映時間 97分
製作国 イラク・イラン・フランス
言語 クルド語
監督・脚本: バフマン・ゴバディ
製作:ババック・アミニ、ハミッド・ゴバディ、ハミッド・ガヴァミ、バフマン・ゴバディ
撮影:シャーリヤル・アサディ
音楽:ホセイン・アリザデー
ソワン・イブラヒム: サテライト
アワズ・ラティフ: アグリン
ヒラシュ・ファシル・ラーマン: ヘンゴウ
六回訪れたイランとたった一回だが行ったトルコでは、多くのクルド人たちと出会った。
イランやトルコやイラクにおけるクルド人の立場を踏まえながら『亀も空を飛ぶ』を見ていると、涙が止まらない。
これで全てが終わったとばかりに,皆野心は空を飛ぶ…華々しくやってくるアメリカ兵
亀も空を飛ぶ
だが、難民アグリンはイラク兵にレイプされてできた子供を殺し、自らも身を投げる。
予知能力を持ったヘンゴウ(難民アグリンの兄)は小才の効く少年サテライトに言葉を残す(友人に伝えさす)
「27?日後に何かが起る。この地を離れろ…」
亀は落ちた
イランには『空から落ちた亀』(元はインドから)という民話がある。
アメリカを自由に表現していた。
劇中テレビにはBon Jovi(ボン・ジョヴィ)まで出てきた。
もし「27?日後に何かが起る。この地を離れろ…」の言葉が無ければ、イランでは放映できにくかったのではないだろうか…
製作国は、イラク・イラン・フランス
この映画はもう一度見ることにしよう。
注意:ウィキ以外,参考にしていません。間違いはお許し下さい。
ウィキより ▼
『亀も空を飛ぶ』(かめもそらをとぶ、Kûsiyan jî dikarin bifirin)はバフマン・ゴバディ監督・脚本による2004年のイラク・イラン・フランス映画。フセイン政権崩壊後にイラクで制作された初めての映画である。アメリカ合衆国による侵攻直前のクルド系の地域の戦争に傷つきながら生きる子供たちを神話的に描き、2005年ベルリン国際映画祭Glass Bear賞や、ロッテルダム国際映画祭観客賞受賞など国際的に高い評価を受けた。出演しているのは実際の戦災孤児たちである。日本では2005年に岩波ホールで公開された。
ウィキより ▼
舞台はフセイン政権崩壊直前のイラクのクルド人居留地。大人たちが戦争に混乱し、威厳を失っていく一方で、小才の効く少年サテライトは衛星アンテナの設置や地雷除去のまとめ役として、戦争に痛めつけられた子供たちのリーダーになっていた。そんな彼の前に幼児を連れた少女アグリンと、彼女の兄で腕を失ったヘンゴウがあらわれる。サテライトは彼らと親しくなろうとするが、アグリンの心は落ち着かず、超越的な予知能力を持ったヘンゴウは不吉な予感に悩まされていた。やがてアグリンはイラク兵にレイプされてできた子供を殺してしまい、自分も自殺してしまう。そしてアメリカ軍がイラクへと侵攻し「戦争」は終わる。
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