岡崎神社
京都の美術館の近く。
岡崎付近に 子授けの神として名高い、岡崎神社がある。
車が多い大通にひっそりと佇む神社。
石の鳥居をくぐると、静かで落ち着いた、こじんまりと落ち着いたこの神社。
訪れる人も少ないのか、たまたまなのか・・・
私が足を踏み入れたときも、人は誰一人いなかった。
岡崎神社は、垣武天皇の平安京に際し、王城鎮護のために、京の都の四隅に(東)に立てられた一つとされている。
東に立てられたことから東天王社とも呼ばれる。
神社の中には、作られた兎が多い。
これは当時、岡崎村一帯に野兎が多くかったことから、兎が氏神様のお使いとしていると考えられているとのこと。
また、兎は多産なことから、子授けにご利益があるとして、境内の手水舎や狛犬の台座に兎の彫刻が見られる。
そういえば、島根県の出雲大社にも、兎が飾られてました・・・
兎は厄除神としても信仰されているとのこと。
本殿正面 兎の像の手水舎がみとめられる。
手水舎は現在でも、雨乞の神・進学の神として崇敬を集めている。
白砂でこんもりと、形よく 山が作られている。
まるで武士の刀を切る砂のような形。
これにはどういう意味、いわれがあるのだろうか・・・
それほど広くもない 白砂の庭には、小さな石(小岩)などもおかれ、きれいに飾られている。
奉納された写真の画は、何を物語っているのだろうか・・・
素盞鳴命(すさのおのみこと)が八岐大蛇(ヤマタノオロチ)をきりつけているなのだろうか・・・
勇ましく蛇を切り刻む姿が認められるが、私には意味が分からない・・・
どなたかご存知の方があればお教えいただきたいと心より願う。
気になる絵だ・・・
岡崎神社には心ときめく能楽堂がある。
小さいが落ち着く。
上の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治しているような絵。
そういうと、能楽『張良(ちょうりょう=素盞鳴命(すさのおのみこと)が大蛇を退治する)』というのもあったな。
ちなみに 岡崎神社の祭神は 素盞鳴命(すさのおのみこと)、櫛稲田媛命(くしなだひめのみこと)と御子(三女五男)八神。
境内は拝観自由。無料。
岡崎という地域と密着した岡崎神社。興味深い。
美術館のついでに一度は訪れても損はない。
車の激しい雑踏から逃れるには、もってこいの空間かもしれない。
写真は、『エルミタージュ美術館展』↓(2007年3月)
http://blog.goo.ne.jp/usuaomidori/e/7f59457fe81f68a04cbb568c3a932aa7
に行く途中、岡崎神社に立ち寄り、写したもの。
素盞鳴命が、八岐大蛇を退治する話は、全国のどこそこに、分布いたしておりますな。
すぐにわかりました!!
男前です!!!
このトラバの「お守り」ありがとうございます。
もしかして、娘にはこんな素敵なボーイフレンドもおまけつきかも?
この神社、秋の日の夕暮れに行くのもいいかな。なんて、想像中。
素盞鳴命が、八岐大蛇を退治する話は古事記などにも載っていたような・・・
随分昔のことで、自信はありません。
これからも色々とお教えくださいね。
正解!!!
そういわれると、この絵の主(素盞鳴命?)も、男前ですね。
男前続きですが、10月にはイ・ビョンホンさんのビデオを観る予定です。
また、教えて下さいね。