乱鳥の書きなぐり

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9; 『歌舞伎十八番集 』から「鞘当」日本古典文学大系 昭和40年

2011-01-27 | 名作歌舞伎全集/古典文学全集(浄瑠璃含)、歌舞伎関係本






 2011年度 9



        『歌舞伎十八番集 』から「鞘当」
                



『歌舞伎十八番集 』から「鞘當」

 日本古典文学大系 98

 P、141~164

 岩波書店

 昭和40年 (P,502)



 本日二作目は岩波赤の『歌舞伎十八番集 』から「鞘當」

 てこずって『竹田出雲 並木宗輔  浄瑠璃集』「芦屋道満大内鑑」を読んだあとだったので、「鞘當」は簡単で楽しい。

 芝居も細部まで覚えているので、声色を目当ての役者で読む。

 舞台は本を通して鮮やかに再現された。

 これで救われた。

 浄瑠璃言葉は時として演目により、わたしには難しすぎる。

 そして歌舞伎に単純さに,安堵した。



「鞘當」を劇場で見ている気分を味わえる日本古典文学大系

 わたしは本ながら、一階席のほぼ中央に席を陣取っていた。

 左右に縦に分かれた花道。

 この席ならこの演目は好都合。



 不破と山三の歩きながらの決め台詞。

 そうなんだ、ここも見たいんだ。

「鞘當」は不破と山三との花道での掛け合い決め台詞が非情にカッコいい。

 そしてこの芝居、「鞘當」というくらいで 裏の意味合いもある。

 きゃはは

 だから芝居や本はやめられない。







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