2011年度 9
『歌舞伎十八番集 』から「鞘当」
『歌舞伎十八番集 』から「鞘當」
日本古典文学大系 98
P、141~164
岩波書店
昭和40年 (P,502)
本日二作目は岩波赤の『歌舞伎十八番集 』から「鞘當」
てこずって『竹田出雲 並木宗輔 浄瑠璃集』「芦屋道満大内鑑」を読んだあとだったので、「鞘當」は簡単で楽しい。
芝居も細部まで覚えているので、声色を目当ての役者で読む。
舞台は本を通して鮮やかに再現された。
これで救われた。
浄瑠璃言葉は時として演目により、わたしには難しすぎる。
そして歌舞伎に単純さに,安堵した。
「鞘當」を劇場で見ている気分を味わえる日本古典文学大系
わたしは本ながら、一階席のほぼ中央に席を陣取っていた。
左右に縦に分かれた花道。
この席ならこの演目は好都合。
不破と山三の歩きながらの決め台詞。
そうなんだ、ここも見たいんだ。
「鞘當」は不破と山三との花道での掛け合い決め台詞が非情にカッコいい。
そしてこの芝居、「鞘當」というくらいで 裏の意味合いもある。
きゃはは
だから芝居や本はやめられない。
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