乱鳥の書きなぐり

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大和文華館『特別企画展 書の美術』 大和絵が描かれた「一字蓮台法華経」など

2012-02-22 | 美術・文様・展示物



   大和文華館 『特別企画展 書の美術』










   


 大和文華館 『特別企画展 書の美術』を楽しむ。

『伊勢物語』『源氏物語』「貫之」……
 和歌はたどたどしくではあるが読めるものも結構あったが、『源氏物語』仮名文字は降参^^美しかった
『伊勢物語』「井筒」の前では おばあさまと小学生
 おばあさまが、
「‘井筒’、知っているでしょう?」
「うん、知ってる☆」
 まだ十歳にも満たない男の子が、興味を持って声に出して読んでいた。
 ほほえましいかわいらしい男の子
   
 一字蓮台に細やかに書かれた法華経に今回は関心を持つ。
「国宝 一字蓮台法華経〈普賢菩薩勧発品〉」には 法会のようすを描いた大和絵
 貴族の祈りと美意識が生み出した仏教美術は素晴らしかった
 
「墨蹟七言 清拙正澄筆」だったかは 確か 
  四文字
  十文字
  七文字
  七文字
   ………

 天皇・公家の書、武家の書
 義経他 あまりにも有名人武家の書ともなると、眼が丸くなる。

 ところで、『特別企画展 書の美術』を見ている途中、次のことばが眼に入る、
「ふんこ」「わつらい」…?
 今思うと何のことだかわからない
 丹念に見たつもりだったが、そこが抜けていた。

 


【古筆切―流麗な仮名の世界―】
  伊勢集断簡〈石山切〉         平安時代後期
和漢朗詠集断簡〈伊予切〉       平安時代後期

【装飾経典― 一字一仏の思想―】
  国宝 一字蓮台法華経〈普賢菩薩勧発品〉 平安時代後期
  重文 一字蓮台法華経〈嘱累品第二十二〉 平安時代後期 京都国立博物館蔵(守屋コレクション)
  重文 紺紙金字一字宝塔法華経〈巻第二〉〈巻第六〉
                     平安時代後期  本満寺蔵 
  妙法蓮華経断簡〈太秦切〉〈戸隠切〉  平安時代後期 黒川古文化研究所蔵

【僧侶の書】
  造東大寺勧進栄西書状         鎌倉時代 双柏文庫
  重文 墨蹟法語 虎関師錬筆        南北朝時代
  墨蹟七言 清拙正澄筆          南北朝時代

【天皇・公家の書】
 (双柏文庫) 西園寺実兼書状       鎌倉時代
花園天皇宸翰断簡           鎌倉時代
三条西実隆書状            室町時代

【武家の書】
  (双柏文庫) 源義経書状        鎌倉時代
足利尊氏自筆御神号          南北朝時代
豊臣秀吉髻書状            桃山時代
明智光秀書状             桃山時代
石田三成書状             桃山時代



  インターネットミュージアム より ▼

 華麗な装飾経典、人柄を偲ばせる高僧の遺墨、流麗な公家の書など、墨蹟には時代や地域によって異なる美意識が現れています。館蔵の書蹟の名品、中世史研究者であった故中村直勝博士蒐集の古文書(双柏文庫)を中心に、書の流れをたどります。

 特別企画展 書の美術
 2012年1月6日(金)~2012年2月19日(日)


 

 

 





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